↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
158/301

【揺花草子。】[#5244] 〇描いて。

Bさん「昨日は梅雨時期の蒸し暑さについて

    不快に思うかどうかはその人の感じ方次第だから

    計算式には『忍耐強さ』と言う値も加味すべきだと言う話をしたね。」

Aさん「したけども、それでは指標としては役に立たないだろうよ。」

Cさん「阿部さんは忍耐強さたったの5ね。ゴミね。」

Aさん「何ィッツですか。」

Bさん「ぼくの忍耐強さは53万です。」

Aさん「何ーザ様!!???

    そんな忍耐強さがあったらどんな事だって不快に感じないだろ!!!」

Cさん「でも対阿部さんに限って言えば忍耐強さは0.001まで落ちてしまうわ。」

Aさん「ぼくの事どんだけ苦々しく思ってるんですあなたたち。」

Bさん「例えば湿度と気温により算出される不快指数が60かそこらの

    実に過ごしやすい日であったとしても、

    目の前に阿部さんがいてニヤニヤしながら

    こちらを舐めるようにじろじろ見て来るとしたら

    これは不快と言わざるを得ないじゃない。」

Aさん「それは不快指数関係ないね!!?」

Bさん「まあそのあたりは冗談としても、

    不快指数80を越えたら『殆どの人が不快に感じる』と言う目安。

    逆に言うと『不快に感じない人々』も存在し得ると言う事だよね。 」

Aさん「んん・・・まあ、そうなるね?」

Cさん「どう言う人たちかしらね?」

Aさん「えー・・・それこそ心頭滅却決め込んだ解脱者とかじゃないですか?」

Bさん「なるほど。

    悟りの境地に至り俗世の些事から解き放たれた諦観者であれば

    『殆どの人々以外の人々』に合致するには十分と言えそうだよね。」

Aさん「だろうさ。」

Cさん「他に、感情を持たないロボットなんかは

    不快に感じないかも知れないわよね。」

Aさん「感情が持たないならそうでしょうよ?

    もっと違うセンサーでそのへん測定するでしょ。

    『不快指数80を超えています。ご注意ください。

     (まあ私は別に不快ではありませんが)』

    みたいなやつでしょ。」

Bさん「でも高性能自律義体 D-I-・・・なら感じ取れるかも知れないね。」

Aさん「ディアナたんは人の感じ方とは違うとは言え

    痛みも感じるわけだしねえ。」

Cさん「他に不快指数が80を超えても殊更に不快に感じない人には

    どう言った人々がいるかしら。」

Aさん「えー・・・どうですかね・・・。

    もうその気候に慣れちゃってる人とかですかね。

    年がら年中不快指数が80を超えるような地域に住んでれば

    最早それが不快だとは思わないのでは?」

Bさん「なるほどそれは確かにその通りだ。

    一年を通して気温と湿度の高い赤道直下の熱帯雨林の地域にも

    人は定住しているわけで、とは言え彼らが

    常に不快を抱えて日々を営んでるわけではないわけだしね。」

Aさん「そう思うよ。」

Cさん「その辺は暑熱順化とも言われるわ。

    最近のお天気ニュースでも身体が本格的な夏の暑さに慣れる現象

    みたいに説明されるけれども、常にこの環境にある人は

    この暑熱順化により身体が環境に最適化されていると言うわけよ。」

Aさん「なるほど。」

Bさん「他に不快指数に影響を受けない系存在は思いつくかな?」

Aさん「不快指数に影響を受けない系存在・・・。

    いやー・・・そうね・・・あとあるかなぁ・・・。」

Cさん「思いつかない?」

Aさん「思いつきませんね・・・。」


Bさん「たとえば肉体を捨て精神だけの存在へとシフトした

    高次概念とかが考えられそうじゃない?」

Aさん「急にオカルトじみた話!!!!!」


 6月6日はUFOがあっち行ってこっち行って落っこちる日ですし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。