【揺花草子。】[#5244] 〇描いて。
Bさん「昨日は梅雨時期の蒸し暑さについて
不快に思うかどうかはその人の感じ方次第だから
計算式には『忍耐強さ』と言う値も加味すべきだと言う話をしたね。」
Aさん「したけども、それでは指標としては役に立たないだろうよ。」
Cさん「阿部さんは忍耐強さたったの5ね。ゴミね。」
Aさん「何ィッツですか。」
Bさん「ぼくの忍耐強さは53万です。」
Aさん「何ーザ様!!???
そんな忍耐強さがあったらどんな事だって不快に感じないだろ!!!」
Cさん「でも対阿部さんに限って言えば忍耐強さは0.001まで落ちてしまうわ。」
Aさん「ぼくの事どんだけ苦々しく思ってるんですあなたたち。」
Bさん「例えば湿度と気温により算出される不快指数が60かそこらの
実に過ごしやすい日であったとしても、
目の前に阿部さんがいてニヤニヤしながら
こちらを舐めるようにじろじろ見て来るとしたら
これは不快と言わざるを得ないじゃない。」
Aさん「それは不快指数関係ないね!!?」
Bさん「まあそのあたりは冗談としても、
不快指数80を越えたら『殆どの人が不快に感じる』と言う目安。
逆に言うと『不快に感じない人々』も存在し得ると言う事だよね。 」
Aさん「んん・・・まあ、そうなるね?」
Cさん「どう言う人たちかしらね?」
Aさん「えー・・・それこそ心頭滅却決め込んだ解脱者とかじゃないですか?」
Bさん「なるほど。
悟りの境地に至り俗世の些事から解き放たれた諦観者であれば
『殆どの人々以外の人々』に合致するには十分と言えそうだよね。」
Aさん「だろうさ。」
Cさん「他に、感情を持たないロボットなんかは
不快に感じないかも知れないわよね。」
Aさん「感情が持たないならそうでしょうよ?
もっと違うセンサーでそのへん測定するでしょ。
『不快指数80を超えています。ご注意ください。
(まあ私は別に不快ではありませんが)』
みたいなやつでしょ。」
Bさん「でも高性能自律義体 D-I-・・・なら感じ取れるかも知れないね。」
Aさん「ディアナたんは人の感じ方とは違うとは言え
痛みも感じるわけだしねえ。」
Cさん「他に不快指数が80を超えても殊更に不快に感じない人には
どう言った人々がいるかしら。」
Aさん「えー・・・どうですかね・・・。
もうその気候に慣れちゃってる人とかですかね。
年がら年中不快指数が80を超えるような地域に住んでれば
最早それが不快だとは思わないのでは?」
Bさん「なるほどそれは確かにその通りだ。
一年を通して気温と湿度の高い赤道直下の熱帯雨林の地域にも
人は定住しているわけで、とは言え彼らが
常に不快を抱えて日々を営んでるわけではないわけだしね。」
Aさん「そう思うよ。」
Cさん「その辺は暑熱順化とも言われるわ。
最近のお天気ニュースでも身体が本格的な夏の暑さに慣れる現象
みたいに説明されるけれども、常にこの環境にある人は
この暑熱順化により身体が環境に最適化されていると言うわけよ。」
Aさん「なるほど。」
Bさん「他に不快指数に影響を受けない系存在は思いつくかな?」
Aさん「不快指数に影響を受けない系存在・・・。
いやー・・・そうね・・・あとあるかなぁ・・・。」
Cさん「思いつかない?」
Aさん「思いつきませんね・・・。」
Bさん「たとえば肉体を捨て精神だけの存在へとシフトした
高次概念とかが考えられそうじゃない?」
Aさん「急にオカルトじみた話!!!!!」
6月6日はUFOがあっち行ってこっち行って落っこちる日ですし。




