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白い宵闇の路地  作者: まこた


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79/80

春過なる湊

アンカーにつなげる 怒りも光もマネジメント

価値のある物が空を飛んでいて

その書式を生きている

ファイリングされたデータは「どこか」にある

目に見えない、ファイルの香りが漂わない以上

それは 「ここではないどこか」にあると思われた…


「「すべてはここにある」なんて よく言うね」

「たしかにあたしたちの頭蓋骨は今ここにあるし…ね」

ホソミがボールチェーンにぶらさがったアイテムを弄ぶ。



「魔法陣なんて見たことないし」

「いや、グルグルでもPCゲームでもアニメでもなんでもあるだろ…」

「んー。グルグル、とか?」

「君は何歳なんだ…」

二人の若い男性のとりとめのない会話…


大事なことは二度くりかえすTWICE

ならば文法の重複はお馬鹿ではなく若者文化なのか…


風呂場に浮かぶ黄色いアヒル

カリブ海、あるいはオセアニアの透明なスカイブルーのオーシャンウォーターを知らない。

そこには極彩色のFishがいるだろうか…

「WARはいやだけど wormはいたしかたないし 魚に至っては、とっても大事…☩」

ホソミが頓珍漢でかわいらしいことをくちずさむ。



つめこんだ大きなリュック。住所の無い「だれか」が河原に泊まって日本とかいう国を一周する、とか しないとか…

芸能人だって全員わすれていく…

いつか聞いていたメロディも淘汰される

金がないから捨て曲の無いCDが欲しい若者はいまもいるのか

サブスクの時代にその発想は無いか…

まわりより幼いのに周りより廃れた思想を持っている、

男性同士、なにか都合がいい…のだろうか

でも女性も抱いてしまうイズヤ…

「美の出所なんて、ないわ そりゃ DNAとか染色体とかそんなもんに依存してるんでしょ」

「年上で金持ちがかっこよく目に映るとかもあるしね…」

「そんな相対性で指し示したらあまり…」

「絶対的な数値で示すのが難しいじゃん。言葉で表現するにしても。どこか曖昧。

全部まるごと記憶できなくて…小分けにして記憶しているから…」

「いろいろ気になって普通に働くのは、下手そうね…」

誰の話というわけでもなく一般論にとどめる二人。


帆、迂回して 崩壊の音色を余韻として刻み納める…。

挿絵(By みてみん)


君と手をつなぐHOOK

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