春過なる湊
アンカーにつなげる 怒りも光もマネジメント
価値のある物が空を飛んでいて
その書式を生きている
ファイリングされたデータは「どこか」にある
目に見えない、ファイルの香りが漂わない以上
それは 「ここではないどこか」にあると思われた…
「「すべてはここにある」なんて よく言うね」
「たしかにあたしたちの頭蓋骨は今ここにあるし…ね」
ホソミがボールチェーンにぶらさがったアイテムを弄ぶ。
「魔法陣なんて見たことないし」
「いや、グルグルでもPCゲームでもアニメでもなんでもあるだろ…」
「んー。グルグル、とか?」
「君は何歳なんだ…」
二人の若い男性のとりとめのない会話…
大事なことは二度くりかえすTWICE
ならば文法の重複はお馬鹿ではなく若者文化なのか…
風呂場に浮かぶ黄色いアヒル
カリブ海、あるいはオセアニアの透明なスカイブルーのオーシャンウォーターを知らない。
そこには極彩色のFishがいるだろうか…
「WARはいやだけど wormはいたしかたないし 魚に至っては、とっても大事…☩」
ホソミが頓珍漢でかわいらしいことをくちずさむ。
つめこんだ大きなリュック。住所の無い「だれか」が河原に泊まって日本とかいう国を一周する、とか しないとか…
芸能人だって全員わすれていく…
いつか聞いていたメロディも淘汰される
金がないから捨て曲の無いCDが欲しい若者はいまもいるのか
サブスクの時代にその発想は無いか…
まわりより幼いのに周りより廃れた思想を持っている、
男性同士、なにか都合がいい…のだろうか
でも女性も抱いてしまうイズヤ…
「美の出所なんて、ないわ そりゃ DNAとか染色体とかそんなもんに依存してるんでしょ」
「年上で金持ちがかっこよく目に映るとかもあるしね…」
「そんな相対性で指し示したらあまり…」
「絶対的な数値で示すのが難しいじゃん。言葉で表現するにしても。どこか曖昧。
全部まるごと記憶できなくて…小分けにして記憶しているから…」
「いろいろ気になって普通に働くのは、下手そうね…」
誰の話というわけでもなく一般論にとどめる二人。
帆、迂回して 崩壊の音色を余韻として刻み納める…。
君と手をつなぐHOOK




