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白い宵闇の路地  作者: まこた


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71/72

ふわり…☩

苦しい時の空

ダラダラと寂しい汚れを生きてみる。

暮らしの中に彩を、設けたい。サプライズの欠けたシチュエーション。

ずっと続く 美しい日々はそっとこの体を蝕む。

それが ちょっとだけ 幸せ…かも。

イズヤは空を見上げたら てきとうに薄い紫色と薄いオレンジ色が混ざったユウゾラに出逢う。懐かしい響きが聞こえる。よく売れたJPOPの女性シンガーの伸びやかなやさしげできさくな歌声がこころをつつみこむ。イズヤは今の同級生たちが聴いている曲とは少し違い、少し前の曲をよく聞いていた。

原型は基本的には前に存在する。それがずっと前すぎると研究する趣味人の領域で。楽器をしないイズヤはそれを特にしようとはしない。

組み合わせの中で期待をしてしまう

このトレードオフがうまくいけばいいなって。

信じる琴は救いの戯れの音色 そんなわけないか…

生きよう

短すぎる文字列は

ホソミと言うたまたま知り合った年下の命が自分に与えた 実にしょうもない化学反応。


もう目をつむっても なにも見えない

その幸福

悪夢は目を見開いたところで それをずるずるひきずって歩けるご婦人たちを知っているから まあ なにがあっても大丈夫でしょう

「ああ、きれいな 焱」

「花火はそらに浮かんでる芸術だな」

「ううん。君がきれい」

ホソミが言う。

「ぼくは…顔もきれいじゃない。君を愛する意味と資格は 有さない」

「それでいいよ…馬鹿が好きなんだ あたし…」

挿絵(By みてみん)





時空をわたっていても ぽつんと一握の 砂

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