佇む視界、視野。
よこから わりこんだ光の螺旋。
弾丸の猶予
天をあおぐ光は君をついやす…
「つるぎなんてもたなくていいのに…」
にっこりとホソミが
わらう … 文字列に酔う 温かい朝 …
イズヤの眼は優しく細まる
フレームシフト
だれかのおもいを かわりに受け取る謎のメッセージ
ああ…どうでもいい
光が溢れる朝に 悲しいはずがすがすがしい
息は 空気中に溶けるみたいだった
「もうすぐ 人が旅に出る」
「だれかはな あるいは」
「じゃ それがぼくでも いいかなー?」
いたずらっぽくいう…ホソミ
「んにゃ、それはちょっと…」
すこし顎を上げて、眉を少しひそめたイズヤ…Δ
「ああ… おもしろいな。世界は。栄養素一つ無駄はない」
「んん、 なんか とんちんかんなことを言っているような」
「はは…そういうこともあるって」
少し不服そうな顔をするホソミ。
「それ いつもですよ…」
むっとしてるのか むしろきげんがいいのか
かわいいホソミが視界に入り
イズヤは今と言う時間の価値を感じる。
「いきようっと… ♬」
「あら きげんがよろしいことで」
イズヤは飄々としていた 。
「ん だいぶちがうとおもうなー」
「え なにが」
「きみが まわりにおもわれてるきみと ほんまのきみが…」
「それ どっちだよ…」
地面を見ながら歩く二人。
坂道なのかそれとも兵站なのか。
いらないようにみえるしずかな横断歩道
でも物資が届かなければ人はゼロ
つまり ここは道路と言う規格のみちだった。
ロジスティクスの幻
へいたんなみちはない 「いや へいたんなみちしか ないってか…」
「それ ポエム?」
あきれたようにわらうホソミ。
「かもね…」
にっこりするイズヤ。
心地よいリズムは理論をとろかす。
その炎がもし 酸素ならば…。
ぼくの思考は君のもの(所有物)…☩
「あたしはきがながくない、 ようで長いかな…」
やさしい笑顔。 年下の男の精いっぱいの美…
ただ 朝の陽ざしがブルーグレーにとけた。
なつかしい糸。




