こたえる前の寸劇
深い シギ色の 空…
「いい男…いいメイル…いいメイル… EMAIL…」
「なにを不吉なライムを刻んどる…」
ある日のイリヤはある日のイズヤにツッコミを入れてみる
じっとりとした空気の中 8月のアジサイは ラウドな響きを携えている。
ある日の公園は その名前の通り 税金を投入している。
さまざまな 県民の思いがこもっていた。
なにと リンクしていて 郊外まで すみずみの声まで聴いている 支出か…
「ハイパーリンクは ハイパーなリンクなんすよ…」イズヤが言葉を携える。
「誇張だろう…」イリヤはそらんじた。
「あるいは これは 胡蝶の夢か」と続けていく。
「you may papiyon」
「おいおい すかさず 口説くなよ…」わらうイリヤ。
「あなたは パピコをよんよん食べているってことです」
「なんだ、そりゃあ」
「パソコンが無くてもアイパッドはあるかもですね…」
「うんにゃ そうだよ」
「いや どっちだよ」
「だって あたしアイパッドにキーボードつなげてるもん」
「そうっすよね…」
「あなたは見たまんまオタクだから…」
「きょうび 輪にかけて失礼だな…」
眉をかわいらしくひそめるイリヤ。
「きょうびってそんな言葉だっけ… きょうび珍しい、とは言いますが…」
「じゃ これは」 と言って舌をべーーっと出すイリヤ
「なんすか そりゃ」
『舌ぴ』
「あいてないじゃないすか」
「心にあいている という 【てい】で お願いする」
「はあ… 的を得ないですね」
「冲方丁を 沖田総司は丁寧な人、と意訳するワシだからな…」
「はあ… ワシ女子ですね…」
「的を得たいなら… グロックでもはじめればいい」
「なんすか それ」
「言葉を入れたら絵が出るやつ」
「へえ そりゃ おもろそうっすね…」
中空を眺めたイズヤ。
「ああ、なんでもあるなあ…」
じゃあ 無いもの、とは。望むもの。
「さあ 無いものねだりを微笑んでくれる女の子じゃないかな」
イリヤは照れてない。
イズヤは言葉を受けてからじっくりイリヤに対して顔を向ける
「それって 口説いてます?」
「さあ」
かなしいバリエーション…Δ




