炎は真っ白な液体
大きな青空
その女性は 文芸部の教室で一人で本を読んでいた
瞳はオッドアイで赤と黒。
知らずに入ってきたイズヤは少し驚く
「どなた …ですか」
「アイム幽霊部員。」
「ああ、なるほど。はじめまして。居候です」
「顕在的な幽霊部員だね」
「幽霊部っていう所属に無理にしようとしてませんか」
「それにしてもあついですね」
「まだ九月もあついとおもう…」女性は言う。
「カバン かわいいですね」
自分でも変なことを言ってる自覚はあるイズヤ。
「ふむ たしかに。言われてみれば…」
おっくうそうにみずからのカバンを確かめる女性。
女性のネイルが気になるイズヤ。
「でも…ほんとうにオッドアイの人なんているんですね」
イズヤがつぶやく
「なぜ カラコンじゃない とおもったの?」
「え…そういえば なんでだろう」
たしかに女性の言い分には一理ある。赤と黒のオッドアイなど自然なわけがないはず…
カラコンだと判断するのが普通か
「ん ぼくはあなたに嘘が無いとおもった のかな…」
「嘘でもそんなこといわないで 気分が悪いわ…」小さく苦笑する女性
「でも 本当にいるかもしれないね 胡蝶の夢 あなたは
何かを見ているけれど それは夢であり 近くを伴う」
「わたしの右目は夕日を反射していて 左目は光の届かない遮られた空間の灯を0と顕したものかもしれない…」
「0で…あらわす…」
たしかに000000は黒色だが。 0で表すとはあまり言わない…。
「ぼくは犬ではありません」
「在りませんべえ、って言ったらおもしろいのに」
「………」
「犬は賢いんです。届かない物には動かない。距離が残るならその梯子をかけれる人物があらわれるまで待つんです。」
「犬に人間の食べるもの、あげちゃだめだよ」
女性は言う
「いいにおいがするんでしょうね。人間が意図的に調理したものは。味覚がちがっても
グルタミン酸とかうま味には反応するとか…」
「さあ…あたしは犬じゃないからな…」
「花束、いりますか…」ポケットに手を入れてフリスクを食べているイズヤ。
「クロレッツならほしいかな」
「………」
「花は食べれるかしら」
「食用の花は、あるかも。昆虫食があるくらいだし」
「あれは動物性たんぱく質でCO2ださないとか 飼育効率が極めていいからでしょ」
「それにしたって びっくりですが…」
ちくたくちくたく…
クロックの音色
夜になっても音色はグロテスクには変更されないはずだ…
しかし GLOW 育ってしまうか…
「あたし 帰るわ。あの子、イリヤちゃんもいないし…」
「そうですか あなたがきたこと 言っておきますよ」
「…どっちでも…」
静に返答した女性は扉を開けて、外側へ流れていく。視界からは消えて、彼女の視覚情報は閉じたが開いたままの扉がそこにはあった。
※
「ねえねえ ひざまくらしてよ」
「いやですう 何様ですか…」
「…べつに…なにさまでもない」「すこしふしぎな 王子様かな」
「ぱくりじゃないですか…」
SFを 読みたがえるというネタである。小説にあった。
すべてがFになるは Subetega Fninaruだが たぶん偶然だろう…
腐敗、だろうか
フォーミュラだろうか
フェイクだろうか
フォックスだろうか
フューチャーだろうか
フィール
なのか フィールドワークなのか
フォーシーズン、 ファッション、F××Kなのか…
FATE FIRE
ファラウェル
かぎりない Fの連想…
「だめかもしれない…」弱音を吐くイズヤ
「あ いいです それで」下を向いているホソミ。
「なんで…?」
「好きだから」
小さな融解




