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今朝の海はすこぶる機嫌が悪く僕に行って欲しくなさそうにしていたのがとても可愛かったと不意に思ってしまい口元がニヤケそうになった。
「今日は此処までにする。各自休息を取るも自主練をするも各自の自由とする」
「礼」 「「「ありがとうございました!」」」
今日の講習の時間は終わったがここからは生徒各々の自由時間となるが殆どの生徒は自主練を選んで此処に残るだろう。
そんな中、僕の元へ1人の生徒が近づいて来た。
昨日の今日という事もあり近付い来たのは龍宮院 晴龍君だった。
「刻星さん今よろしいですか?」その顔には申し訳なさが滲んでいた。
「どうしたんだい?そんな顔して」
至っていつもと同じ顔、同じ声、同じ⋯振る舞いを心がけた。
「昨日の件について謝罪をさせていただきたいのです。
昨日は大変失礼な事をしてしまい申し訳ありませんでした。」
急に龍宮院君が僕に頭を下げて謝ったので周りの生徒と教職員や講師達が驚いている。
僕はそっと彼の肩に手を置き頭を上げさせた。
そして僕の返答は「許すさないよ。君の謝罪なんて必要ないさ」と謝罪を受け入れなかった。
「り、理由を聞いても?」困惑しているその顔は確かに本物だった。
だが僕は嘘くさいと思ってしまい、僕自身が許す気になれなかったのだ。
「君を許したくない、それだけさ」
なんだか周りから怒気とも思える圧をもろに当てられていると、「ウィヒヒヒ、アーハハハハハハ!!!」
と大きな笑い声が聞こえてきた。
「さすが刻星!いっやぁ〜良いもん見れた」
そこに現れたのは海だった。




