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「刻ちゃんから聞きましたが刀を使いたいということでいいですか?」

今回見てくれる事になった福宮さんから俺が使いたい武器について聞かれた。


「はい」と福宮さんに返事をし間違いないことを伝えた。


「わかりました。ですが、今後指南するかは別の話です。

今日は一般的な刀の持ち方・素振りの仕方・後基礎体力を高める筋トレなどを教えます。

恐らく二週間後ぐらいにまた来れるのでその時にどれだけ鍛えたかで今後の指南を判断します。」

福宮さんの話し方は当たり前だが、どこかよそよそしい話し方だった。


「ありがとうございます。よろしくお願いします」

話し方の事は頭の隅にやり教えを乞う事にした。


「今回使うのは木刀です。

木刀のつか、持ち手にあたる部分です。

右手は柄の一番上を持ってください。左手は右手の下辺りを持ってください」

福宮さんに言われた様に柄を持った。


その後は素振りの仕方教えてもらい、筋トレ「ランニング5㎞・スクワット・

腕立て伏せ・背筋を鍛えるうつ伏せから腰を反らす筋トレ・腹筋を鍛える仰向けから上半身を起き上がらせる筋トレ等」を教えてもらった。


大方教わった時、俺と福宮さんのスマホが鳴り誰からかの着信のようだ。

2人共一度互いの顔を合わせアイコンタクトしあいスマホを取り出した。

スマホの画面に16:00と表示されていた。


「? どうした、刻星。今冒険ギルドからの任意招集だろ?」


昼食を済ませた後冒険ギルドからパーティーメンバー全員がSランク冒険者の流星に任意招集が掛かったため俺と福宮さん以外は冒険ギルドに向かった。


任意招集な為俺への指南を優先してくれた。

余談だが、

冒険ギルドに向かう刻星達を見送る際に刻星は行きたくないと駄々をこねていたので帰ってきたら好きな物を食わせると言い無理やり刻星を追い出した。


「海、海、僕帰れない。最長2週間帰れなくなったんだ!」

と悲しいのか怒っているのかわからない声で告げられた[Sランク冒険者につきものの緊急招集]だとすぐに気づいた。


「頑張れ。⋯⋯帰ってきたら美味しいくってお前の好きなもの食わせてやるから」と自宅を追い出すもとい出かける時と同じことを告げた。


「血」

「うん?」


「久しぶりに海の血を飲めるなら僕頑張るよ」

「はぁ~、わぁーたよ飲ましてやる。だから五体満足ではよ戻ってこい!」

「ありがとう海、大好きだ!!」

唐突な言葉に俺は面食らってしまいうまく言葉言えずにいると

「行ってきます」と刻星の声を最後に通話は切れた。


「行ってらっしゃいぐらい言わせろよ」と文句を言うが口元がニヤケテしまう俺だった。



福宮さんも緊急招集が掛かったとのことで早々に冒険ギルドに向かった。


その後俺は2時間程刀の持ち方・素振り・筋トレをした。


〖強く 早く 洗礼された動作 強靭で 強固で 無尽蔵の様な体力

 健康な肉体を保つ再生能力〗

これらを考え【思い】鍛錬に勤しんだ。



その日の夜、俺は全身を

業火に焼かれた様な高熱にうなされたと思ったら極寒の中にいる様な凍えるなんていう表現など軽く思う冷気に体を刺されながら[肉体が出すはずのない痛み]に襲われた。


朝起きると、全身に美しくも強靭で強固な筋肉がつきシックスパックが割れていた。

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