第2章:料理が変える戦場 後編
シーン4:前線からの急報
昼過ぎ、城の空気が変わった。
朝の訓練が終わって、食堂の片付けをしているときだった。鍋を洗っていた私の耳に、廊下を走る音が届いた。一人じゃない。複数人が、急いでいる。
軍靴の音だ。
ミオが手を止めた。
「……なんか、慌ただしくないですか」
「そうですね」
「リリア様、なんか分かります?」
「分かりません。でも——」
廊下の向こうで、誰かの声がした。
「北の砦から伝令です! 旦那様はどちらに!」
私とミオは、同時に顔を見合わせた。
パフが袖の中でぴくっと動いた。
「ぐ……っ」
「静かにしてて」
鍋を置いて、厨房の扉を少し開けた。廊下を若い兵士が二人、駆けていく。顔色が悪い。泥が跳ねた軍靴のまま走っている。礼儀より急ぎを優先している。
それだけで、事態の深刻さが伝わった。
「片付けは後でいい。道具を全部、清潔な状態にしておいて」
「え、今から何かしますか?」
「分かりません。でも、いつでも動けるように」
ミオが頷いた。
私は厨房を出た。
アルヴェルトの執務室の前まで来たとき、扉の中から声が漏れていた。
複数の男の声。地図を広げる音。何かが机を叩く音。
「——損害は」
「騎士十三名が戦闘不能。うち二名が重傷。魔法部隊が壊滅状態で、砦の第二区画まで押し込まれています」
「補給は」
「三日前から止まっています。食料が——」
扉の向こうで、声が一瞬途切れた。
「食料が、残り二日分です」
静寂。
私は扉の前で、動きを止めた。
食料が二日分。戦闘不能十三名。砦が押し込まれている。
地図が頭に浮かぶ。グランディアの北側に、小国との境界線がある。山岳地帯だ。補給路が限られる。
「——リリア」
扉が開いた。
アルヴェルトが立っていた。
私が廊下にいることに、驚いた様子はなかった。むしろ、予想していたような顔だった。
「聞いていたか」
「全部ではありません。食料と、負傷者の話だけ」
「中に入れ」
執務室の中には、三人の男がいた。
髭を蓄えた大柄な男が副官のレイガル。細身で鋭い目の男が参謀のオルダン。それから、泥だらけの軍服を着た若い兵士が伝令だ。
三人が私を見た。
レイガルの目が「なぜここに女が」と言っていた。
オルダンの目は「面倒なことになった」と言っていた。
伝令の目は「誰だこの人」だった。
「料理人を連れていく」
アルヴェルトが言った。
三人の顔が、ほぼ同時に動いた。
「……旦那様」レイガルが口を開いた。「前線に、一般人を?」
「一般人ではない」
「では何ですか」
「俺の婚約者だ」
「なおのこと——」
「今朝の訓練を見たか」
レイガルが黙った。
「クレイグが三連勝した。昨日まで三連敗だったクレイグが。その他の者も、平均的な動きを明らかに超えていた。原因は朝食だ」
「……料理で、そんなことが」
「データが出ている。お前も食べただろう」
レイガルは黙った。
今朝、彼も食堂にいた。スープを食べていた。それを、私は見ていた。
「前線の者たちを回復させる。それが目的だ。反論があるなら聞く」
「危険です」
「分かっている」
「分かっていて連れていくんですか」
「お前は反論を求められている。感情論は要らない」
レイガルが口を閉じた。
オルダンが地図を指した。
「北砦への移動は馬車で半日。現在の戦線は第二区画まで後退。第一区画の奪還が最優先課題です。しかし兵の疲弊が著しく、補給が来ない状態では——」
「分かった」
アルヴェルトが私を見た。
「連れていく。お前に選択権はない——」
「あります」
室内が静かになった。
「私には選択権があります。さっきそう決めました」
アルヴェルトの目が、わずかに細くなった。
「……聞こう」
「行きます。ただし、条件があります」
「また条件か」
「私が料理をすることで、誰かが傷つく可能性がある場合——使用をやめる権限を私に与えてください」
「それは拒否する」
「なぜですか」
「戦場では、俺が判断する。それが指揮だ」
「私の料理についての判断は、私がします」
「——っ」
レイガルが何か言いかけた。
「分かった」
アルヴェルトが言った。
全員が静止した。
「その条件を承諾する」
「旦那様!」
「レイガル、俺の判断を疑うか」
「……いいえ」
「なら黙っていろ」
アルヴェルトが私を見た。
「出発は二時間後だ。用意しろ」
「分かりました」
「ミオは連れてくるな」
「……それは——」
「前線だ。連れていけない」
私は少し考えた。
ミオを置いていく。一人で百二十名分より少ない人数とはいえ、前線での料理だ。設備もない。材料も限られる。
「分かりました。でもミオに説明させてください」
「手短に」
「はい」
扉に向かった。
「リリア」
振り返った。
アルヴェルトが、珍しく一瞬迷った顔をした。
「……無理はするな」
「昨日も同じことを言いましたね」
「言い続ける」
私は頷いた。
廊下に出て、大きく息を吸った。
「ぐるるっ」
「うん、行くよパフ」
怖くない、と言えば嘘になる。
でも、包丁は持っていける。
それがあれば、どこでも厨房だ。
シーン5:ミオへの説明、そして出発
厨房に戻ると、ミオは鍋を磨いていた。
私の顔を見て、すぐに気づいた。こういうところが、この子の鋭さだ。表情一つで何かを読む。
「……行くんですか」
「北の砦に。前線です」
ミオの手が止まった。
磨き布を持ったまま、私をじっと見た。
「リリア様が、ですか」
「はい」
「危ないじゃないですか」
「分かっています」
「分かっていて行くんですか」
「負傷者がいます。食料が足りない。私にできることがある」
ミオは下唇を少し噛んだ。
言いたいことがある顔だ。でも飲み込もうとしている。
「……私も行きます」
「ダメです」
「なんでですか」
「アルヴェルト様の判断です。前線に、あなたを連れていけない」
「でも一人じゃ——」
「一人でできます」
「嘘です」
私は少し驚いた。
ミオが私を真正面から見ている。いつもの素直な目じゃない。何かを決意した目だ。
「三日間、一緒に作りました。リリア様が一人でどれだけ大変か、分かります。絶対に一人じゃ無理です」
「無理とは思っていません」
「思ってなくても、無理です」
「……ミオ」
「前線に料理の道具を全部持っていってください。私は残ります。でも、絶対に帰ってきてください」
最後の言葉が、静かだった。
命令じゃない。お願いだった。
私はミオの目を見た。
十六歳の子が、こんな顔をする。
「……帰ります」
「約束ですよ」
「約束します」
ミオが頷いた。
それから、急いで厨房を回り始めた。
「持っていくものを選びます。現地にある材料が分からないから、汎用性の高いスパイスと保存食材を——」
「ミオ」
「なんですか」
「ありがとう」
ミオが止まった。
振り返った顔が、今にも泣きそうだった。
でも泣かなかった。
「帰ってきたら、また一緒に作りましょう」
「はい」
「その時のレシピ、もう考えてます」
「すごいです」
「えへへ」
笑った顔が、また十六歳に戻った。
私は道具を選び始めた。
包丁三本、砥石、小鍋、スパイスケース。
パフが砥石の箱の上に乗っかっていた。
「あんたも来るの」
「ぐるる」
「……危ないよ」
「っぐ」
断固として動かない。
「……まあ、いいか」
二時間後、城の正門前に馬車が三台並んでいた。
アルヴェルトが馬に乗っている。黒い軍服に、腰に剣。移動中とは思えないほど背筋が伸びている。レイガルが隣で最終確認をしている。
私は荷物を持って、馬車に乗り込んだ。
荷台に道具を積んで、座席に座る。窓から城を見た。
厨房の窓に、ミオが立っている。
手を振った。
ミオが大きく手を振り返した。
エプロンを両手でつかんで、何か口を動かしている。
読めなかったけれど、分かった。
「行ってらっしゃいです、たぶん」
馬車が動き出した。
城の輪郭が、少しずつ小さくなっていく。
パフが膝の上に来て、丸まった。
「ぐる」
「そうね、行こうか」
北へ。
戦場へ。
私の包丁と、小さなハリネズミと一緒に。
シーン6:戦場到着、そして最初の衝撃
北砦まで、馬車で半日かかった。
最初の二時間は平野だった。緑の丘と、秋の収穫が終わった畑が続く。のどかな景色だった。でも三時間目から、景色が変わった。
木が減った。代わりに、岩が増えた。
道が狭くなった。馬車が揺れるようになった。
そして四時間目。
匂いが変わった。
鉄の匂い。
煙の匂い。
そして、何か焦げたものの匂い。
「……ぐるる」
パフが鼻をひくひくさせていた。
私も感じていた。空気の質が、根本的に違う。さっきまでの澄んだ山の空気が、重くなっている。粒子が粗い感じ。
馬車が止まった。
外から声がした。
「到着しました。第一検問です」
窓を開けると、兵士が二人、馬車の外に立っていた。疲弊した顔だった。目の下に隈があって、肌が土埃で汚れている。
「アルヴェルト・グランディア公爵閣下とご一行、北砦へのご入城を確認しました」
「ご苦労」
アルヴェルトの声が、馬車の外から聞こえた。
兵士の顔が、何かに反応した。
公爵自らが来た。その事実が、彼らの背筋に電流を走らせたのが分かった。
「——っ、はっ!」
「案内しろ」
「はい!」
馬車が再び動き出した。
砦に入った瞬間、私は言葉を失った。
広場に、人が横たわっている。
二十人。いや、三十人以上。
担架の上、毛布の上、地面の上に直接。手当てを受けている者、手当てを待っている者、もう動かない者。
動かない者が、何人かいる。
「……」
言葉が出なかった。
理性では分かっていた。前線だということ。怪我人がいることは聞いていた。でも実際に目で見るのは、全然違う。
鉄の匂いの正体が、今分かった。
血だ。
「リリア」
アルヴェルトの声だった。
馬から降りた彼が、私の隣に来た。
「見るな」
「……見ます」
「何故だ」
「ここで作るんです。作る場所を、ちゃんと見ます」
アルヴェルトが私を見た。
私は広場を見た。
横たわっている兵士一人一人を、視界に入れた。顔を見た。年齢を見た。傷の場所を、なるべく確認した。
若い子がいる。私より年下に見える子が、肩に布を巻いて壁にもたれている。目が虚ろだ。
腹が減っている。
それが、直感で分かった。
疲れているのに、食べられていない。体が動きたいのに、燃料がない。エンジンがあるのに、燃料がない車みたいな状態だ。
「厨房はありますか」
「仮設のものが一つ」
「見せてください」
「——案内しろ」
レイガルが兵士に指示した。
私は歩き出した。
広場を横切る間、一人の兵士が私を見た。
二十歳くらいの男だった。右腕に包帯が巻かれていた。
目が合った。
彼は何も言わなかった。ただ、見ていた。
私も何も言わなかった。でも、心の中で言った。
待ってて。今から作るから。
仮設厨房は、砦の壁際に作られた粗末な小屋だった。
かまどが一つ。長テーブルが一つ。鍋が二つ。食材は——
棚を開けた。
干し肉。豆。岩塩。それだけだった。
「……これだけですか」
「食料事情はお伝えした通りです」
レイガルが言った。声に棘がある。私への不満が、まだあるのが分かった。
「野菜は何もないですか」
「ありません」
「山で採れるものは」
「——何かご存知で?」
「山の植物は詳しくないけれど、岩場近くに育つものがあります。キノコ類、または根を持つ草本類。薬草師に確認を取れますか」
レイガルが私を見た。
「……旦那様」
「やれ」
「……はい」
レイガルが出ていった。
私はかまどに火を入れた。
干し肉を水に浸す。豆を洗う。硬くて小さな豆だった。煮るのに時間がかかる。でも今夜中に全員に食べさせるには——
「何人いますか」
「現在、砦内に百七名」
「うち、重傷者は」
「十五名」
「重傷者には別の料理を作ります。一般兵士用と分けてください」
「……何故ですか」
「状態によって、体が受け入れられるものが違います。重傷者に強いものを食べさせると、体への負担が大きくなる可能性があります」
アルヴェルトが後ろから言った。
「従え」
「……はい」
私は手を動かし始めた。
豆を火にかける。干し肉をほぐす。
そして——薬草師が持ってきた山の植物を見た。
三種類。見覚えのないものもある。
一つは、岩場に生える低い草だった。葉が厚く、独特の青みがある。匂いを嗅いだ。
「……これ、食べられます」
「よく分かりましたね」
薬草師が驚いた顔をした。
「山シャクヤクの近縁種です。正確には薬草ですが、微量なら食用になります。苦みがありますが——」
「大丈夫です。苦みは、豆と干し肉のコクと合わせれば消えます」
「……本当ですか」
「試してみます」
包丁を取った。
指先に、電流。
でも今日は違う感覚があった。
いつもより、鋭い。まるで、体が状況を読んで、全力で応答しようとしているみたいな。
「——ぐるるっ」
パフが道具袋の上で体を起こした。
何か感じているのか、目が丸くなっている。
「大丈夫」
「ぐ……っ」
「大丈夫だから」
包丁を動かした。
シーン7:奇跡の一皿、そして代償
二時間後、スープが完成した。
豆と干し肉と山の草を合わせた、素朴なスープだった。
見た目は地味だ。色は茶色に近い。でも香りは——複雑だった。肉の旨味と豆の土っぽさと、山の草の青みが混ざって、なんとも言えない深さがある。
「配りましょう」
アルヴェルトに言った。
「一般兵士から。重傷者には、こちらの薄いものを」
薄く仕立てた別鍋を指した。こちらは草を少なくして、出汁を中心にした。消化に優しい配分にしてある。
「……分かった」
配膳が始まった。
広場に残っていた兵士たちが、椀を受け取った。
最初の一口が入った時の、あの静けさ。
ここでも同じだった。
音が消える、あの瞬間。
「……っ」
誰かが息を呑んだ。
「体が……熱い」
「腹の奥から、火がついたみたいだ」
「足に、力が戻ってくる感じがする」
声が増えていく。
壁にもたれていた若い兵士が、椀を両手で持って、ゆっくり飲んでいた。
目の虚ろさが、変わっていく。
焦点が合ってくる。
さっきまで落ちていた肩が、少しずつ上がっていく。
「……すごい」
誰かが言った。
「ただの豆スープじゃない、これ」
「全身が起きてくる感じがする」
「足が軽い。なんで足が軽いんだ」
広場の温度が変わった。
倒れていた者が、起き上がろうとしている。
手当て中の者が、自分で包帯を締め直している。
誰かが笑った。
戦場で聞く笑い声は、この場所に似合わないくらい、普通の笑い声だった。
私はその光景を見ていた。
良かった、と思う気持ちと——
何かが、引っかかる気持ちが、同時にあった。
強すぎる。
今日の料理は、いつもより強い。指先の感覚が強かったのと、比例している気がする。材料は貧しかった。でも完成したものの「力」は、城での料理より強い。
なぜだ。
「リリア」
アルヴェルトが来た。
「状況を確認している。戦闘可能な者が、一時間前より三十二名増えた」
「……三十二名」
「今夜の第二区画奪還作戦に、使える人数が揃った」
私は彼を見た。
「作戦を実行するんですか」
「準備が整った。お前の料理のおかげだ」
「待ってください」
「何を」
「料理の効果がどのくらい持続するか、まだ検証できていません。作戦の途中で効果が切れる可能性があります」
「……どのくらい持つと思う」
「三時間から四時間。ただし、今回は——」
私は口を閉じた。
「今回は?」
「いつもより強い効果が出ています。その分、反動も強い可能性があります」
「反動」
「疲弊です。強く引き出した分だけ、後で落ちる。その落ちる幅が、通常より大きいかもしれない」
アルヴェルトが、私を見た。
「何故、今回は強い」
「分かりません。材料は貧しかった。でも何かが、違った」
私は自分の手を見た。
指先が、微かに震えていた。
料理中は気づかなかった。今、初めて気づいた。
「……お前は平気か」
「平気です」
「震えているが」
「寒いだけです」
アルヴェルトが私の手を見た。
一秒間。
「嘘をつくな」
声は平坦だった。でも言葉の中に、何かが入っていた。
怒りでも命令でもない、何かが。
「……疲れただけです。大丈夫です」
「座れ」
「作戦の話が——」
「お前が座るまで、作戦の話はしない」
私は近くの木箱に腰を下ろした。
アルヴェルトがしゃがんで、私と目の高さを合わせた。
「手を見せろ」
「……なんですか」
「見せろ」
私は右手を差し出した。
彼の手が、私の手を包んだ。
温かかった。
冷たい人だと思っていた。氷みたいな目をして、感情を排した言い方をして。でも手は温かかった。
「震えは止まったか」
「……止まりました」
「気のせいかもしれないが」
「何が」
「お前の料理を食べた後、俺の体が温かくなる。今日も同じだ」
「食後は誰でも——」
「違う。一種類だけじゃない。お前の作るものを食べると、毎回、同じ場所が温かくなる」
「同じ場所?」
「胸の、ここだ」
彼が自分の胸の、少し左の場所に手を当てた。
心臓の、少し右。
「……そうですか」
「異常か」
「分かりません」
「答えになっていない」
「まだデータが足りません」
アルヴェルトは私を見た。
その目が、いつもより少しだけ違う気がした。分析じゃない。もっと直接的な何かを持った目。
「作戦は夜半に開始する。それまで休め」
「でも——」
「命令だ。この場だけは、命令する」
私は少し考えた。
「……分かりました」
「従うのか」
「体が言うことを聞きそうにないので、仕方なく」
「正直だ」
「嘘をついても意味がないので」
アルヴェルトが立ち上がった。
「料理のお前は、戦場の指揮官みたいな目をする」
「そうですか」
「それ以外の時は、違う顔をする」
「どんな顔ですか」
彼は答えなかった。
踵を返して、歩いていった。
「……ぐるる」
パフが袖から出てきて、私の膝の上に乗った。丸まった。
「なんでこんなに重いの、あんた」
「っぐ」
「……帰ったら、ミオにご飯作ってもらおう」
冗談のつもりで言った。
でも笑えなかった。
手の震えは止まった。でも、体の奥に小さな違和感がある。
疲れだ。
たぶん、ただの疲れだ。
でも今日の料理は、いつもと何かが違った。
材料は貧しかった。環境は最悪だった。それなのに、完成したものの力は強かった。
まるで、私の何かを使って、足りない分を補ったみたいに。
「……まさかね」
呟く。
パフが鼻を鳴らした。
まさか、じゃないかもしれない。
でも今は、考えるのをやめる。
夜半まで、少しだけ眠れる。
明日も、作らないといけない。
それだけが、今の私の確かなことだった。




