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挿し絵
オウロラ。
三十二歳。
本名ユズキ・ユキノリウム。
母が死んだときに本名は捨てている。
貴公子のような風貌を持ち、コソ泥にはとても似つかわしくない。ルカーサの目にもすぐに留まった。
非常に穏やかな精神世界を持つ。
悪役にも耐える見た目だが、清い内的世界がそれをさせない。
母が死んでから空虚な毎日を送っていたところ、ヨルコの噂を聞き、一目見てみたくてグランベルの地を踏んだ。人間性の確かな罪人達を統率し、新しく来る悪党達に睨みを利かせていた。オウロラがいなければ城下町の被害はもっと甚大だっただろう。
内乱終結後、臣下たちの支持を得てそのまま隊長格を任されることになる。上に立つ者にとって相応しい有無を言わせない独特な佇まいが彼にはあった。
玉座の間でヨルコと相打ちになる。




