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挿し絵

挿絵(By みてみん)


ヨルコ・リフォルウィッチ。


二十九歳。


片田舎の町医者だったヨルコは命を救った患者に救われたことを恨まれるという出来事があり、それ以来医者をやめ、町を出て放浪していたところでロイに出会う。

自身も不治の病を患っており、もう少しで死ぬというところでロイの魔導器に救われる。それからロイの誘いを受け、皇帝の元へと連れていかれることになる。

ロイは命の恩人でもあり、心の恩人でもある。ロイの一言で医者というものを信じられなくなっていたヨルコの心は救われることになる。以来、ロイを慕い国のために尽くすことになる。

羅閃の発案者である。グランベル帝国の宰相と軍団長、及び一番隊隊長を兼務していた。




挿絵(By みてみん)


ディラン・フォルダ。


二十四歳。


グランベル帝国軍の二番隊隊長。「神技」のディラン。

鉱山の採掘現場で、オイルで濡れた床に誤ってカンテラの火が落ちかけたとき、離れたところから手に持っていた冊子を一振りし、落下する火を消したという逸話がある。また、羅閃で斬撃が放てるのもディランだけである。



挿絵(By みてみん)


レオン・ブラギ。


二十四歳。


「黒豹」の異名を持つ。グランベル軍、三番隊隊長。ディランとは士官学校時代からの盟友である。五つ年の離れた妹がいる。

部下の代わりに威果凛(いかりん)を食し、魔族の力に苛まれるようになる。狂気に身を任せれば負担はなくなるが、何をするかわからない。狂気に抗うと周囲にbタキオンを放ち、悪夢に襲われる。

グランベル城下にて、自害し倒れる。



神魔戦争。


かつて神界において神々と魔族との間で起きた戦争。

数百年前、神界バルビュリア大陸に五穀豊穣の神、ユグノウとユーリという二人の兄妹神がいた。

ある日、人間たちにとっては未踏の地バルビュリアに一隻の船が漂着する。船の中には数人の人間が乗っていた。神界を知られたからにはここから帰すわけにもいかない。神界で住処を与えることになった。ところが、漂流した人間たちは神界にはないウイルスや細菌などを大量に持ち、それが神々や天使に瞬く間に伝染してしまった。神々が次々と倒れる。しかし神々たちにとっては原因はわからなかった。ユグノウとユーリは家に閉じこもり難を逃れたが、妹のユーリが彼らを助けに行こうとする。それを止めるユグノウと激しい言い争いになり、ついには神殺しの両槍の片方【シルヴィア】を持ち出して妹を刺し殺してしまう。激しい後悔と悲しみに打ちひしがれ、ユグノウは気がつくと一人、人間たちの住む地へと流れついていた。それからしばらく彷徨い、気を失っていたところをとある村の娘に助けられる。娘は名をリセイラといった。リセイラに介抱され、回復したころには心の痛みも薄れていた。村ではユグノウは温かく迎え入れられた。それから何年か村で暮らした後、ユグノウは村のまだ若い村長であるゴールドに全てを打ち明けた。私は神であると。私の血を飲めば人間は魔貴族となり、数百年の命を手に入れられるだろう。ゴールドは応えた。どこまでもあなたと共にゆきましょう。リセイラを始めとする村の者数人もユグノウの言葉に応えた。それからユグノウの血によってつくられた魔貴族たちの数は百十八体。彼らは暗下(あんか)百十八と呼ばれ、後に神界に侵攻することになる。傲慢な神々を倒し、自分と付いてくることを選んだ魔族たちの新しい世界を求めてバルビュリアへと攻め入った。暗下百十八の魔貴族たちは一番がリセイラ、二番がゴールド、そしてロイは九番目である。神魔戦争は結局神々側の勝利に終わった。神々も多くが倒れたが、ユグノウは死に、魔貴族たちは散り散りになった。

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