1話 何故っ私がヘビメタ☆マジローを命名する時に“☆”の部分を付けたのか、話をしよう(しません)
短めですが、どうぞご覧下さい。
後、何か…総PV数30000超えました。
「「馬車ぁ~~~~にぃ~~~♪揺られてぇ~~~♪おぉぉぉれらぁっ!化け物ぉ~~~ぶぅぅっ飛ばすっ!デェ~~ンジャラス!高鳴るぅソウルゥ~♪と共にぃ!ゲ〇をぉ~破棄散らすゥ!おぉぉぉ腹が、揺れるぅ~~~がぁ!慣れぇ~~るまでっ、頑張るぞぉ!エイエイオーーーー!!!!!」」
「ウルセェェェェェ!!!」
若草生い茂る広大で緑豊かな草原。
土でキッチリと整備されている揺れが少なく安心する馬車専用の道。
俺達は只今探索兼発掘クエストの目的地へ行くため、冒険者ギルドが支給した馬車に乗っている。
馬車の旅は初めて経験したが中々面白いモノだ。馬車の荷台の中でガタゴトと揺られながら気紛れに移り行く景色を眺める…
何か、冒険者してるって感じになる。
なのに、なのに…だっ!
「ノリが悪いYO♪何でいぃ?ムシャクシャしてぇ~馬車の揺れで酔ったかぁい?MEGURU~♪」
「誰がMEGURUだっ!ホスト風に呼ぶなっ!この馬鹿っ!!」
「そのぉ~ヤンチャなマウスゥ!はROCK!!…しなきゃだな$」
「何がROCKだっ!ダサイぞぉ~!ついでに…何で“$”が付く!普通ノッてる時は“♪”だろっ?どんなテンションになったらそんなの付くんだよっ!」
「イヤァ~~~何だか$が$$して$$$$$をさぁ~~~$$$$$$$から$$$をねぇ~更にぃ~~$$$$$$$$―」
「せめて…日本語で説明してくれ…」
ヤバイ…鬱になるわ!
こんな心が和む感じの場面だってのに、コイツらは騒ぐし頭がお空の彼方に飛んでくし…辛いんですよ。
「$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$をユーロがユーロしてユーロからユーロにユーロをしたんだ。だからユーロユーロユーロへユーロユーロユーロを、そしたらユーロユーロユーロ―」
「…ゴメン。廻…優に便乗してたけど、アレにはもう…付いていけない」
「あぁ、そうだな…」
まぁ…“読心眼”を使ってたから分かったけどさ…
(久々の使用だったっけ?)
女達の相手を寝ずにぶっ通しでしまくって、それから解放されて気分がサイコーにハイッ!て奴だぜぇ~状態に移行しているのだろう。
でも…ウザイです。正直…
でもって、その数分後。
「ゴメンね。五月蝿かったでしょ…気持ち悪かったでしょ…何か、意味不明な変人みたいだったでしょ…あぁ、死にたくなってきたよ。廻ぅ~~~」
正気に戻り頭を抱えて恥ずかし悶えるその姿を見て、笑ってしまった。
「フッ…死にそうなのはこっちの方だ。俺を笑い殺す気か?コノヤロー!」
「旦那方。そろそろ目的地でっせ…」
「あっ…もうか」
気付かぬ内に、目的地に近付いている事を馬車を引くオヤジさんに言われて、それから改めて気を引き締める。
「じゃあ、再確認するぞ。まずは…目的の洞窟〈メタリック☆マジローズ洞窟〉だが、まず名前の方にツッコミを入れたい所だか、そこは抑えておく。洞窟内は俺一人で探索する。それは、狭く身動きの取りづらい洞窟内での戦闘はお前達が経験していない事を考慮し、更に洞窟の外からの魔法攻撃は確かにモンスターどもに駆除には合理的だし楽チンだろうが…それでは…」
それでは…余りにも!つまらないっ!!
「もしっ、洞窟の地盤が緩かったらお前らの魔法の威力で崩れ去り、洞窟内にあるかも知れないお宝ちゃん達が埋まってしまうではないかっ!」
「「………へっ?」」
「もしっ、そうなったとしても…俺は昼夜問わず掘り続けるさ。それでも、もしも…洞窟内に息絶えたヘビメタ☆マジローしか見つからず元々宝などなかったらと考えたら虚しくなる。それを考慮した上で俺が蹂躙する」
「じゃあ…僕達は?」
「洞窟の入り口で待機だ!」
「えぇ~~ツマンナイ~~~!」
そう言うと思ったぜ!
なので…こう言う時の為に俺は常に準備と言うものはしているのさ。抜かりはない。
「お前らの為に、特性のアップルパイを作っておいた。俺が探索中は暇だろうから、食べといてくれ!」
「「イエッサーーー!!!!」」
チョロイチョロイ♪
コイツらが好きそうな物を調達するのには、苦労を掛けたがそのかいあって俺は自由に洞窟を探索出来る。
「出来るだけ洞窟の入り口から離れるなよっ!それで…ヘビメタ☆マジローの対処法だが…ジャジャーーーン!」
俺が取り出したのはモーニングスター。
かなり重量感がある、結構高価な物だ。
だが…
「あのさ…廻。コレ、血がべったり付いてるんだけど?」
「あぁ、買った後試しにゴブリンどもの頭で威力の程をチェックしてたんだ。それがコイツ、スゲーんだよっ!ゴブリンどもの頭を一発で卵みたいに砕くしっ!それに―」
「いや、もう聞きたくない…」
ホントに、ただのお試しだったのだが…ちょ~~~~~っとだけ。ちょっとだけ、余りにも快感だったのでついつい殺し過ぎて…血が洗っても落ち切らない状態になってしまった。
「コレだったら、ヘビメタ☆マジローの装甲ごとき…一発でせんべいみたいに割れるぜっ!」
俺は、2人が何とも言えない冷めた雰囲気になってしまったなぁ~ってのを察して馬車から降りた。
☆
「それじゃ~行ってくらぁ~~~」
「なるべく早く帰って来てねぇ~」
「ちゃんと待ってるから~」
俺はなるべく動き易い服装で、それでいて装備と所持品は最低限に絞った。
ランタンに魔力を注ぎ光を灯す。1種の魔道具で、1度魔力を与え灯した光は僅かな魔力でも最適一時間は持ち続ける代物。
準備を終えた俺は洞窟の入り口へと足を運ぶ。
そうだ。その時にでも、俺はアイツらに忠告の一つでもしとけば良かったんだ。
まさか…俺が洞窟探索している最中に、アイツらがまた面倒事を持ってくるとは…
予想はしていたさ。
なのにだ!俺の間抜け愚図!
それも…かなりヤバイスケールで、とか。
想像付かないっての!
次回。
廻の洞窟探索ぅ~~~!
蹂躙の嵐!!
優と地香が招くトラブルとは?
嵐が止まない3人の道中!?
トラブルは…懲りごりっす。




