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超チートで超お人好しな幼馴染二人のせいで異世界でも面倒事に巻き込まれる?!  作者: 巌参
3章 地香砕く!地香潰す!地香滾る!地香荒ぶる!地香激おこプンプン丸の助!優フラグ回収!優またトラブル連れてくる!俺………もう鬱になるってぇ!!!
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2話 探検にロマンを感じるのはいい。だが、現実って…辛いお。(優と地香の世話程じゃないが…)

はい2話です。


物語が動き出す鍵となるフラグ投下アンドフラグ回収される2話です。


美女とか美幼女とか、そんなのが優に寄せられる2話です。


廻が鬱になりかける2話です。


どうぞ!

「探検か…ザ・冒険者って感じで、夢焦がれてたけど…組むパーティー位は選びたかったなぁ」


俺はそんな過ぎた事と言うか、現実逃避紛いの事を1人で悲しくブツブツ言いながら魔道具のランタンと血みどろのモーニングスターを持ちながら暗く狭い洞窟の道を進む。


悲しい奴だな。俺って…


そんな自嘲をしていると…

早速獲物が俺の前に姿を現しやがった。


(数は、まだ一匹だな)


ヘビメタ☆マジロー

このモンスターが、どういう風貌なのかと言うと…


見た目は、普通のアルマジロより2~3倍の大きさで装甲から皮膚まで硬い金属で覆われている。かなりの防御力を誇っているな。それに…何故だか、ヘビメタ☆マジロー達の顔部分や装甲部分に☆とハート形やドクロマークなど、ちょいと特殊な模様をしているモノが多い。


細かい事は置いといて、始めにノコノコとやって来た奴をモーニングスターで叩きのめす。


「オラッ!ドラッ!無駄ァ!!!アリリリリリィィィィィィィ!!!」


「キシャアァァァァァ!!!」


俺には【神眼】の能力の1つ“深層眼ディメン・アイ”と言い、主に洞察力や普段は視覚化されない空気中の菌類までも目で認知出来る程の視覚的強化を促させて、敵の装甲の脆い部分を認識しそこを重点的に叩きのめした。


アンド…俺が教わった暗殺術で、敵の急所を瞬時に把握し効率的に…尚且つ正確に最大の威力を付く技法を教わってある。その名は“逆上ぎゃくじょう呼応こおう”名付けたのは師匠。微妙なラインのネーミングセンスを持っている残念な人だ。


それらを運用し独自の戦闘法《深層心理ディメンジョン鼓動サウンド》と称した。


「それらを用いた攻撃を十五発も耐えるたぁ、噂に違わぬ硬さじゃねぇか。燃えるじゃん」


無残な姿になったヘビメタ☆マジローを見下ろし、砕け散った装甲の破片を回収し終えてから、更に奥へ奥へと先へ急いだ。


「さて、次は時を止めた状態なら…」


間髪入れずに、ゾロゾロと群れを成してやってくるヘビメタ☆マジローを見つめ俺は修行の果てパワーアップを果たした【クロノス先導リーダー】ならぬ【時刻クロノス占星リミッツァー】を使用する。


「《時間タイム凍結フリーズⅡ》!」


言う必要はないが、こう言うのは雰囲気が大事な為ついつい言ってしまう。そしてその刹那、俺以外の時の流れは凍結ていしされた。


この進化した《時間の凍結Ⅱ》は前までの射程距離の範囲は拡大し更に時を止めていられる時間も最大10秒と前回の《時間の凍結》より3倍以上も長く止められるようになった。


「優や地香に、遅れを取るのは俺のプライドが許さないから修行しまってる内にパワーアップしたけど、結構使い勝手が良くなったな」


そう言いながら、時が止まったままのヘビメタ☆マジローにモーニングスターを間髪入れず叩き込む。


「そして時は、動き出す」


「―っ!?グギャァァ―!?」


時が動き出したと同時に、ヘビメタ☆マジローの装甲が一瞬にして砕け散り瞬時に絶命した。


「よしっ!検証は終わりだ。後は…」


俺の眼前にはヘビメタ☆マジローと言う名の大群たからのやま。これら全てをぶち殺して、手に入るヘビメタ☆マジローの装甲の数は計り知れない。


「さて、殺戮パーリィータイム!」


俺は嬉々とし、ヘビメタ☆マジローの大群に夢と金を求めて走り出す。



            ☆



「ふぅ~~~久しぶりにハッスルしたなぁ」


俺は、ヘビメタ☆マジローの残骸で積み上げられた山の上に座り一休みしている。


数十~数百といるヘビメタ☆マジローの相手は、中々に骨の折れる作業ではあったが、慣れさえすれば後は事務的な作業の様な感じでスムーズに潰せた。だが、モーニングスターはそのせいでボロボロ…多分もう使えないだろう。


お陰でヘビメタ☆マジローの装甲の素材が10袋分も詰まっている。多分、あらかた洞窟内に生息しているヘビメタ☆マジロー達を狩ったと思う。




「後は、奥を見るだけだな」


噂によると、ヘビメタ☆マジローの危険度はDと微妙な低さで人なんて滅多に襲わず、それ故に姿を直接見た人は多くないレアモンスター扱いなのだ。


だがヘビメタ☆マジローには、とある習性があると噂されている。それは金属類の収集癖。


キンピカに輝く金属類…主にアクセサリーや装飾品などを偶然目撃したら、群れを成して目を血走らせながら襲い強奪するのだとか。


被害も実際に何件かある。


その強奪して宝石類を、自分達の巣に持ち帰り奥の保管室的な所に保管するのだとか。


何故そんな事をするのか、その目的とは…などと言う疑問点が残る中ら強奪被害が実際にこの洞窟付近の街中で多少起きている事は事前に調べて置いてある。


だから、絶対に…この奥には大なり小なり宝石の山があるに違いない。


「やべっ…ヨダレが止まんない」


ヘビメタ☆マジローの多数討伐と同時に、高額で取り引きされるヘビメタ☆マジローの素材。それだけでも今回の収穫は大当たりの筈だが、そこにっ!ヘビメタ☆マジローが苦労して強奪してきたであろう宝石の山が眠っているとなると…大当たりも大当たりだ。


一夜で大金持ちルート確定じゃないか!


「手に入ったら、早速豪邸でも買って周りの土地なんかも買い占めよう。そうそう…権力はそれなりに欲しいし、ネリアとかラーシャら辺のコネも使いたいから優はまだ手元に置いておこう。地香は…保留」


あぁ、夢が膨らんじゃって大変だぁ。


おっ?そろそろ奥に着くだろうか。

さてさて、俺を後悔させない位の財宝がある事を願っておこうかな。



            ☆



さて、結論を言おう。


まず1つ。結果として、洞窟の奥には…一応()と呼べる物が少なからず保管されていた。


そして2つ。その宝は錆び付いたり埃を被ったりしてはいたが、まだ輝きを放っている。


最後に3つ。宝の量は、想像してたよりは少しばかり少なかった。2~3袋分だが、予想の範囲内の量な為文句は一応ないから仕方ないと思ってる。


「まぁ…金貨数十枚は余裕で越せるだろ。まぁもっとも…()()()()()…だが」


裏ルートでバンバン売っていければ、上手く行きさえすれば時間は掛かるだろうが、金貨数百枚は下らないだろうな。


「さてさて、荷物が重くなったけど…馬鹿どもに持たせよう。てか、アイツら…俺が目を離してる隙に面倒事を持ってきてたらどうしよう…」


それが、フラグだと分かっていても俺は踏むんだ。これは…制作上だれかさん補正いんぼうとでも言えばいいのだろうか?


「ホント…傍迷惑だよ」


愚痴を吐き散らしながら、血生臭い匂いが充満する薄暗い洞窟の中をランタンに光を灯し重い重い荷物を1人で引き摺りながら長い長い道を歩いていく。


「流石に、お…重い」



            ☆



「やっと、出口?いや…入口が見えてきた」


荷物のせいで小一時間は歩きっぱなし、だがようやく光が見え始めて来た。


足腰が久々にジンジンする。

けど、問題ない。鍛えられてるから。


やっと、洞窟から出られた。

太陽の光が眩しくていいね。体に染みる。




だが、俺が洞窟を出て見た光景に…絶句した。




「お…オイ。コイツはぁ~どういうこったぁ?」


「めっ!廻!?」


「あの~こ、コレには深いワケが…」


俺が見て絶句した…イヤ、1周回って呆れたと言うか言葉に形容し難い光景とは…




地面がとんでもない位に抉りに抉れた殺風景な景色。それに、埃まみれの優と地香。


更に謎過ぎるのが、優の後ろに隠れている褐色肌のお姉さん。衣服はボロボロ、俺の顔を見ればひどく怯えた表情をする。今にも泣きそうだ。


それに、よく見ると耳が長かった。褐色肌から察するにダークエルフって種族なのだろう。



更に付け加えるなら、かなりの美人。




これらの点を踏まえて、俺は…


また鬱になる。


(察した…アイツら。フラグ回収しやがった…)

フラグ回収お疲れさん!


さてさて、次回は…


廻が頑張って洞窟探索している最中に起きた事を教えてしんぜよう!


次回「フラグは、どう足掻いても立てた時点で回収される定め!」


来週もサービスサービス!

(しません!!)

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