2話 責任とれよ!
初戦闘シーン?です。
どうぞお楽しみに!
…はぁーもーイヤー…って叫んで現実逃避しても事態は変わらないので、すぐに!
「地香、責任とれよ!」
と言って地香の背中を叩いた。
「えーーー!?」
まぁそうなるかも知れんが、考えもみろ!元はといえば、地香が今持っているやつを、殺っちゃたのが原因な訳だ。あいつらの事を地香に説明したら。
「なるほどなるほど!やっぱこれ私のせいみたいね、よーし、いつでもこーい!」
納得はしてくれたが、何挑発してんの?この野球バカは!?
数はボスも含めておよそ50匹ぐらい…って意外に多い!ホーンラビットは地香でも倒せる程弱くても、数が多過ぎる。しかもボスホーンラビットは車並の体格、普通のウサギより少しデカめのホーンラビットとは、桁違いに強いだろう。
(...まずいな)
責任は地香にあるのだが、この数相手はいくら地香でも…
とんでもないチートでも持ってないかぎりコイツら倒すなんて、、、止めようとしたその時!
「大丈夫!私に任せといて!」
そんな俺の気を知らない地香は、不敵に笑っていた。
「ギャアゴーー!」
とそんな雄叫びを上げたのは、あのボスホーンラビットだった、その直後俺の目にはボスホーンラビットのデッカイ角の部位から光が出てきて、そこから人の頭程はありそうな岩が俺達目掛けて飛んで来た。あれってまさか魔法…なのか。
その岩の目標は地香だった。もう眼前だった。
「きゃっ!」
「地香ぁー!」
もう手遅れか、と思ったのだが…
「えっあ、あれ」
地香には何故か、傷一つとして付いていない。俺が目撃したのは岩が地香に衝突しようとした時、地香を覆う何かが衝突を阻み、その何かに岩が触れた瞬間、岩は粉々に崩れ消え去った。訳が分からなかったが直ぐに地香のステータスボードを覗いた。念のための確認だったが、
「っんな!?」
そこには…
ヤエザカ・チカ
種族:人間 性別:女
固有能力【大地の原素魔術師】【超膨大魔力量】
【地属性系統魔法・超完全耐性】【多重詠唱】
【無詠唱】【詠唱妨害無効化】【?????】
称号【異世界人】【地の龍×××××の眷属】
詳細
【大地の原素魔術師】:全地属性系統の魔法を扱う事が出来る。
【超膨大魔力量】:人智を越えた魔力量を保持する。
【地属性系統魔法・超完全耐性】:敵が自分に放つ全地属性系統魔法の攻撃、効果を一切受ける事はない超完全耐性を持つ。
【地の龍×××××の眷属】:地の龍×××××の魂に認められ、その力の一部を授かりし者の称号。
…何か、もう!反則じゃね、これ!中二臭が俺より濃いぞ!
地香のにも【?????】があったり、固有能力7個所持とか、俺の倍!他に気になるやつはあるが、さっきの攻撃防げたのは、【地属性系統魔法・超完全耐性】のお陰か。すると地香は右手を50匹相当のホーンラビットの群れに向けて、こう唱えた。
「えーと?魔法を唱えるだけなのかな?よしっこれにしよーっと!」
「えーとっ【グラウンド・タワー】!!」
その瞬間、地香の右手から茶色の魔方陣が現れた後、ホーンラビットの群れがいた場所が、揺れて地面が蠢きそして、地面から鋭い岩の塔の様なものが飛び出して、上にいたホーンラビットは、全て串刺しになった。血が飛び散り、内臓やらが飛び出て、グロかったが、まだ生きていた、ボスホーンラビットが飛び出て地香に向かって牙わ向こうとしたが。
「【グラビティ・プレス×100】!!」
そう唱えた瞬間。ボスホーンラビットがいた場所に瞬時にクレーターが出来上がった。バキッ、メキッ、グシャッ、と何かが潰れる嫌な音が鳴り、暫く唸っていたがすぐに大人しくなった。魔法は解除され、周りを見てみるとホーンラビットの群れは実に呆気なく全滅していた。
「あれれー?力入れすぎちゃったかなぁー?」
(入れすぎちゃった所か!?これ!)
そんな地香はあっけらかんとしていた。そして、俺に向かってこう言った。
「言ったでしょ!私に任せといて!って♪」
マジでやりやがって…そんなこんなで、異世界に来て初めて遭遇した、最初の戦闘は地香の圧勝で幕を閉じた。
さて、次は優を見つける番だが…トラブルって、続いてやって来るんだよなぁー。本人連れて…
戦闘と言うかリンチだったね!
次回予告 優、異世界でやらかします。
これからも頑張ります。




