プロローグ3 うん、デートの申し出あっちでやれよリア充が!
リア充ドモメェ!
怒りが…イィカァリィ!怒り怒り怒り怒り怒り怒り怒り怒り怒り怒り怒り怒り!!!
ふぅ、ちょっとすっとしたぜぇ。
ヤバイよ!いやな予感がすっぞ!
「それは、一体…」
「いや、私達は王都に出向いて最近の活動とかを報告しに行かなきゃいけないんですよ!」
「そ、そうだったの?なら、丁度良かったじゃん!」
「えぇ、ユウサマの為にも私達も協力するわ人手は多いに越した事はないでしょ」
異論はなし!けど、裏がある感じなんだけど。
「んで、本心は?」
「んえっ?!分かっちゃいましたかぁ~先生。うん、そーです!本当の目的はぁ~あの~」
何故か優の方を見てモジモジしている。はい、僕分かっちゃいました。
「ユウサマ!私とデートしてくれませんか!」
「ファッ!?えっ!えええぇーーー!?!?」
ほぇ~~~~~~
ねぇ、2人とも。うん、ねぇデートの申し出あっちでやれよリア充が!この☆☆☆が!ふざけんな!ぶっ〇☆%♪ぞ!もうアイツらの脳天を#&%¢¢だ。それとも‰♯ΚΓゑにしよう。
あぁもう(暫く自主規制敷くぞ!)
ついでに2人の心境も覗かせてもらいましたよ。
まずは、親衛隊長さん。
「あの、無理にとは言いませんが…受け手くれたら…その、嬉しいなぁって♥️」
(お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い…………一生のお願い!勇気出してデートをお誘いしたのよ!受けてくれなきゃ、くれなきゃ、死んでやる!ユウサマを殺して私も死ぬの!)
怖い事を言っておられますね。ヤンデレの悪化が見られる。どうしよう、どう対象しようかな?
次は優の方な。
「いや、あの………うん、分かったよ!」
「ほ、本当ですか!ユウサマ♥️」
「うん、そうだよ!」
(何故今なのかな?いや、そうか!何日か前に約束したっけ!何か揉んだ件の責任を取る為にデートの要求を飲めって事かな!だったらネリアさんを満足させよう。これはネリアさんの好意なんだ!よし、答えなくちゃ!)
「よ、良かったぁ~~~」
優の答えに涙ながらに感動と安堵の表情をするネリアだったが、結構心の中も大変な事になっていた。
(いっよっしゃあ~~~~!!!やったおヤッタオ!生まれてきてよかったぁ~~~!ヨッシャァ~!うえ~~い☆人生勝ち組ぃ!!!これであわよくばユウサマと〇☆〇☆〇で♯¢♯して、最終的にゑ♯〇¢☆&%‰だわ!グヘヘヘヘヘ!)
気持ち悪いです。はい。
毎度毎度俺が勝手の聞いてはいるが、スゲェ気が滅入る。凄い滅入る。もう、覗くのやめるわ。
「え~っと?話しは纏まったな。んじゃ!準備をするぞ!明日だ」
「えぇ、その位が妥当です。明日には皆様の分の馬車もご用意させて頂きますね」
「んじゃ!明日なぁ」
その後は皆、解散して明日に向けての荷造りを始めた。そんで俺達3人はラーシャやレクトールさんらに新しい服を拵えて貰った。全部俺達好みだ。
そして、用事を終え夜空を眺める。俺は少しだけだが、明日が楽しみなのだ。幼稚かもな。
☆
そして、この世界に来て11日目の朝を迎えた。
まだ眠たい目を擦り瞼を開けた。朝日の光が目に染みる。背を伸ばし眠気を吹き飛ばして水で顔を洗いに行く。
パシャーン、と水飛沫が顔に飛びその冷たさに顔をしかめる。そこそこに目が冴え、直ぐに着替えを済まし、お茶を飲みパンを頬張り、荷物のチェックを再度した。
それから少し体を動かしにいつもの場所でトレーニングをする。王都と言うだけあるから、きっと強い奴らが沢山集まる所だとも考えている。だから、ウォーミングアップはやっとく。何時でも何処でも…
(俺の力は一体何処まで届くのかな?)
そんな事はもう嫌になるほど考えたなぁ。けど、最後には結局たったひとつの結論に至る。それは…
(最後まで足掻いたら分かる事だ)
俺の限界が分かるまで諦めずに足掻いて足掻いた末に結果が見える。そして、己を信じなきゃそんな事やってけないから!そんな訳で考えるのも馬鹿馬鹿しいからそんなに悩まないようにしている。
俺に出来る事は何なのか…俺に出来ない事は何なのか…それらを理解し、今持てる力で全力を…否、限界を超えた力を出して、己が信じる勝利のみを勝ち取る。
さて、無駄話をし過ぎたな。そろそろ切り上げるとする。俺は吹き出てくる汗を一通り拭き。冷たいお茶を渇いた喉に流し込んだ。潤ってくる。
アイツらを起こしに部屋に戻る。
☆
そんでもって起こしに行ったらアイツらもう起きてて、俺抜きで朝飯食おうとしていたのでちょっとシバキ倒して奴らから飯をかっさらった。お蔭で満腹や。
そんで、一通りの準備と再確認を終えてやっと馬車が到着した。馬車は乗客用が2台、ポーションや商売品の運送用が1台。乗客用は1台で4人乗り。俺ら3人と勇者(笑)一行4人とラーシャとレクトールの9人。1人余るが、レクトールさんは馬車の操縦を変わった。
その為後は乗る順番を決めるだけだった。そして、公正な話し合い?(意味深)によって決まったのは…
レクトールさん操縦の馬車組
前の席
右側:灯火優 左側:ネリア・グランティーア
後ろの席
右側:ラーシャ・エルトン 左側:ユレーナ・エンリット
もう一つの馬車組
前の席
右側:仕恩廻 左側:アルト・ラーケンス
後ろの席
右側:八重坂地香 左側:サーナ・グラウス
以上だ。レクトールさん組は、優両手に花状態だね。皆これが公正な話し合いでなると思いますか?
ならないでしょ!
ことの発端は勿論ネリアさんですよ。彼女の我が儘によって優は強制的にネリアの隣になった。そして、乗った瞬間にネリアはもう優にぴったり引っ付いて離れなくなった。そんな状況からレクトール組の馬車は早速修羅場と化す。
「ユウサマ♥️楽しみですね!王都」
(ヤァリィ(*´∀)ノ!ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣ユウサマの隣…)
「あ…あぁ、スゴく…タノシイヨ~」
(ネ、ネ、ネリアたん。あの~何故腕を絡めてくるお?そ、そそそそそそそ、それに…ネリアたん。あの、当たってるお。む、むむむむむむむむむむむむむ…胸が!アァアァアァアァ!!!でっ!でっかくて、柔らかけぇ~~~…ってイカンイカン平常心平常心平常心平常心平常心平常心…)
お二人様は気が気でない様子だ。ネリアが優の腕を絡ませて引っ付いている。そう、ギューーーっとだ。更に童貞海道まっしぐらの優にとってはもう気が気でないものが腕に当たっております。それは、2人を会わせた由縁があるネリアの胸…だす。
地香とは比べるのもおこがましい程に桁違い、服越しからでも分かる美しい双丘。それが優の腕にこれでもかっ!って位に押し付けられているモンだから優は内心では焦りっぱなし。それを見てネリアもクスクスと笑ってこの幸せな状況を楽しんでいる。
そんな2人のイチャコラを妬ましそうに見ているのがラーシャさん。ハンカチを噛み締めながら優とネリアに向かってキリッと睨み続けている。そして、内心…て言うか涙目だった。レクトールさんも馬車の手綱を握りながら時々心配そうに見ていた。そんなラーシャを慰めているのが…
「むぅ~~~きぃーーー…グスッ」
「ねぇ、大丈夫?ラーシャちゃん」
「うん、ありがとうございます!ユレーナさん。いや、ユレーナお姉さま!」
「まぁ!お姉さまだなんて!やぁ~だぁ~もう!そ・こ・は♪ユレーナお姉ちゃんって言ってよぉ!」
「はい!ユレーナお姉ちゃん!」
「もう、可愛い妹だこと!」
2人とも何故か姉妹の様になり、意気投合しておりますね。レクトールさんも安心した様子だ。
そしてもう一つの馬車組はと言うと…
「…俺、寝るわ。着いたら起こせよ」
「はいっ!わっかりましたぁ!」
「ウッセェ、口閉じろ勇者(笑)」
「ホント慣れないし、何気に傷つく…グスッ」
「ねぇ、チカっち。魔法の練習ってさぁ、どうなの?」
「うん、もう扱いには慣れてきたよ」
「へぇ!スッゴーイ!」
「ねぇスルーひっどい!?」
こんな感じだ喧しい。
俺は硝子越しから見える景色を背に瞼を閉じた。
ユレーナとサーナの名前、ついに公開だお
そして次回王都です。




