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超チートで超お人好しな幼馴染二人のせいで異世界でも面倒事に巻き込まれる?!  作者: 巌参
1章 異世界で二度目の人生を…ってさぁー、絶対幸先は良いスタート切らねぇよなぁ。俺は少なくともそうだった
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エピローグ1 暁沈み憂鬱な目覚め

決着を付け1日経過した日の話です。

目を覚ましたのは、ベッドの上だった。


見た感じそれなりの建築技術の建物でベッドはフカフカでもう少し寝ていたい。そしてガラス張りの窓を首を傾けて覗いて見ると、もう日が沈んでいく寸前だった。また辺りを見てみると知ってる顔の奴らがいた。


「んん~あっ?」

「お!起きたんですね、メグル先輩」


この呼び方はアルトだけだな。何故か涙目のコイツが木製の椅子に腰かけていた。


「起きたようで何よりです」

「あんたは寝室にぐっすりだと思ったんだけど、レクトールさん?」

「ははっ、恐縮です。そして、お話は聞いております。誠にありがとうございます」


頭ら辺に包帯を巻いて同じく椅子に腰掛けているレクトールさんがいた。調子は良さそうだな。


「つーか、俺どんくらい寝てた?」

「ほぼ一日だったと思います」

「…マジかぁーーー」


戦った時は夕暮れ時で起きていたらもう日が沈んでいきそうなのだから、普通考えたらそうなるよな。


「そーーいやぁー腹減ったぞ!アルト君、飯!」

「はいっ!了解しました先輩!後、僕の事は呼び捨てで構いません!」


ビシッと敬礼をしてそそくさと部屋から退出していった。


「これで話せるかな?レクトールさん」

「はい、内容は…」

「俺達について、何か言いかけてなかったか?」

「あぁ、あの時の!」

「でっどうなんだ!」

「私は貴方達が異世界から来た人達ではないかと考えておりますが、どうでしょう?」


やっぱ、そうか。


「あぁ、そうだよ。それって、珍しい事なのか?」

「はい、大変珍しい事です。この世界を治める女神様が稀に…本当に稀にですが、気まぐれに別の世界の人をこの世界に招待してくる事があるのです」

「傍迷惑だな、まぁー気紛れでノリが良いし、女神感がなくったのが会った時から薄々感じていたが…」

「やはり、合っておいでですか」

「まぁー、こっちは本来死ぬ所を生き返らせて貰った身だからな感謝はしてるよ」

「そうでしたか。話を戻しますが、貴方達が異世界人だと言うことは内密にした方が良いと今後の生活の安全は保証されると思います」


理由は大体察したは付くな。


「命の危険が付きまとっちまう…からか?」

「その通りです。流石ですね。この様にこの世界に来る異世界人は誰しもが強力な固有能力を授かってやって来ます。貴方達もそうですよね?」

「あぁ、あの馬鹿どもは桁違いにな」

「左様ですか。その力はこの世界では百年に一度の逸材クラスとも言われるので、その力を利用しようと権力者が挙って群がるのです。それに、()()()()()()()()()()()()()()。世界中が敵に回るやも知れません」


どの世の中も結構腐ってるのな。力が欲しい、国の戦力が上がり全てを手中に治めたいだとか抜かす馬鹿な奴が腐る程居るだろう。


「何処の世の中も腐ってんな」

「全く、そうですね。では呉々も内密に」

「まぁー面倒事はご免だしな。後聞き忘れたけど、ここってどこだよ」

「はい、ラーシャお嬢様の別荘にございます。戦闘の際に知らず知らずの内に別荘の近くに来ていたので丁度よく介抱する事が出来ました」

「そいつは感謝しねぇとなあ」

「先輩!夕食をお持ちしました!後、お二方が!」

「廻!目ぇ覚めたか!」

「もぉーー!心配したよー!」


たくっ!アルトの野郎、面倒な奴ら連れて来やがったな。飯の時間だってのに。邪魔しやがって!しやがって…しやがっ…しやが…しや…し………


「だぁってろ!馬鹿が!」

「相変わらずだな!」

「そーこなくっちゃ!」

「それでは先輩方、僕はこれで失礼します」

「私もこれにて失礼します」

「おいっ!まて―」

「「じゃあねぇー!!」」


そう言い残して2人はそそくさと退出していった。


(何だかなぁーーー)


「廻、体調は?」「腹減った」


「気分はどう?」「テメェーらのせいで最悪」


「今、どうしてほしい?」「取り敢えず出てってくれ」


「…」「…」「…」


これは、これは…


「「「ハハハハハハハハ!!!」」」


皆、腹を抱えて笑い会った。


これはいつも通りの会話だ。


「また、テメェーらとこんな馬鹿出来るたぁな!」

「所で廻、飯が冷めちゃうよ!」

「おいっ、早く言え!ムシャムシャバリバリ!ゴシャゴシャグチャクチャ!はむっ!」

「音が…ププッw」

「流石だよw」

「ハラブンガネェ!ゴシャムシャ」

(※笑うんじゃねぇ!ゴシャムシャ)

「「ハハハ!笑うよそりゃー!!」」

「ふがぁーーー!」

(※〇ねぇーーー!)


こんな馬鹿みたいに楽しい時間が食べながらゆっくりと続いていった。


そして、俺の体調も良くなって来た所で言いたい事を思い出した。それは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


「そーいやぁーーー、今日はこの世界に来て間違いがなきゃあ三日目だよな?」

「あぁ、そうだけど」

「だよな…」

「どうしたの、廻?ご飯、足りなかった?」

「まだまだ全然足りないがそうじゃなくて、お前達に言っとかなきゃならない事があるんだ」

「どうしたの?」

「何々?」


何だ、もしかして()()()()()()()


「今日が何の日か忘れたのか?」

「さっぱり?」

「分かんな~い?」

「はぁ~~~おいおい」


馬鹿馬鹿しいにも程がある。


「今日はテメェーらの誕生日だろーが忘れんな!」


俺は少しき恥ずかしそうに言った。だって、テメェーの誕生日を他人に言わせるとか…


「………っえ?あぁー!そー言えばぁーー!」

「あぁー!あぁーーーー!!!あぁぁぁ!」

「ウッセェーーーーーー!」


結構別荘中に響く声だったはずだ。だってさぁー、アイツらのオーバーリアクションがうざかったからつい…ってそう言うことを言うんじゃなくて、俺が言いたいのは―



「誕生日………おめでとう。優、地香」

「「えっ、?!」」



言えて、良かった。コイツらはポカーンとなって、急に何言ってんの?って顔だが、別に気にしない。


「ありがとな」

「えっへへぇ」


コイツらもこうして喜んでくれた事だ。今回はこれで良しとしようじゃないか。



日が完全に沈み、赤い景色が真っ暗に染まった。こんな日は憂鬱な感じがするが、今日、この日だけは特別だ。

エピローグ2は決着を終え、その日の夜の優と地香の心情を投稿します。

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