19話 今までの俺を越えて今の俺に…
やっふぅーーー!♪
本編戻ったぜよ!
それじゃあ張り切って今日も一緒に…
廻「リア充駆逐!」
優「女の子について語り合おう!」
地香「野球議論じゃぁーーー!」
作者「合ってねぇーぞ!だから、今日も一緒に……………………………………………………あれ?何だっけ?」
廻・優・地香(作者のテメェーが忘れてどーすんだ!あぁ!!!)
もう、別に気にせずどうそ!
俺は今、不思議な所に来ている。何も無くてただ虚無がひろがる空間だ。そこで俺は様々な光景を目にした。地球での俺の人生だ。正しく走馬灯って感じで『あっ死ぬんか』って悟っちまったよ。でも、ここは何処だよ?女神リーナスの空間とは違いあまりにもこれといった雰囲気が掴めない。宇宙空間にでも放り出された感じしかしてこない。
「あれ?やっぱぁー、死んだの俺?」
『いや、まだだよ』
「そうなの…って!テメー誰だよ!」
突然現れたのは、何だか懐かしい様な雰囲気を醸し出す5歳位の少年だった。服装は俺が子供の頃よく着た青色のセーターと灰色のズボン、それに星形が付いた帽子と白いシューズ。背丈は小さい方だな、顔は帽子のつばでよくは見えない。
「なぁー、テメーは誰だって、聞いてんだけど?」
『う~ん、分かりやすく言うとね、君がよく知ってる人…とでも言っておこうかな』
「はぁ?」
まどろっこしい。何なのあのガキは口に手を当て笑ってやがる。ちょっとムカつくな、一回活入れてやる。
『子供に活入れるなんて大人げないですよ』
「えっ!ど、どうして?」
『まぁ、ここは僕の領域なんで…分かるんですよ』
「そーか、ガキ!」
『何開き直ってるんですが』
てか、このままじゃ話が進まない。
「おい、質問に答えて貰おうか…ガキ!」
『失礼な!…って言う所なんですけど、僕自身これといった名前がないんですよ。だけどガキは失礼ですね』
「じゃあ…………………………………小僧」
『殆んど変わりませんね。ですが承諾します。君には知る権利がありますからね』
「よしっ、じゃっここどこ?」
『ここは先程言った通り、僕の領域”時の領域”とでも言いましょうか。死にかけた貴方をここに招きました』
「ふぅ~ん、何で招いた?」
『まぁぶっちゃけ、君を見ていたんだいつも!』
ストーカーすかっ!キモい
『ストーカーは聞捨てならないね!まぁー自分でも自覚はあったんだけどね。単に君に興味を持って観察してたんだ。ゴメンチョ☆』
「可愛くねぇーぞ」
本当に可愛くなかった。でも、どうしてだ?
『どうして…かって?それはねぇ~~~』
そこで言葉を一旦切った。急に黙るもんだから怖くなったよ。意を決した声音で話した。
『君に僕の力を授けようと思います』
「…………………はぁ?」
『だからぁ~君を強くしてあげるって事!』
力を授ける?どんなだ!どんな能力がある!それで俺は―
「アイツに勝てるか!」
あのレクトールに取りついている魔族の野郎の事だ。
『うん、ワンパンだよ!(笑)』
「ワンパンだって!(笑)」
そりゃーいい。ワンパン(笑)ならいいね!
「じゃあ授けやがれ!」
『まぁー授けるけど…』
「バッチコォーイ!」
『だけど………こっちも質問』
「はぁ?」
『簡単に言うとねぇ、僕が問う質問に良く考えて答えて貰うんだ。その質問は
《君は僕が授ける力をどう使うのか?》ダヨ。』
「まず、どういう力なんだそれは?」
『だよねぇーーまずはそこからだもんねぇーー!その力は人の手には余る程のものなんだ。魔法とか固有能力とかの域を越えちゃってるんだ』
具体的な能力の詳細は分からず仕舞いじゃん。勿体ぶりやがって、でもそこまで回りくどい言い回しからとんでもない能力だと言う事が分かる。貰えればの話だが。
「だから、能力の詳細―」
『それは後でっちょ!』
「ちっ!」
是が非でも喋ろうとはしないな。でもそこは保留にしとく。次はこう返してみるか。
「つーかーこんな事して意味あんのかよ!」
『うーーーん、君が思ってる程重要だよ。君には素質があるからねぇー!でも、こうして本人に意思ってやつを聞いて確認したいんだ。僕自身も、君が相応しいかどうか。僕の期待通りの人物か?ってね♪』
「もし、期待通りじゃなかったら?」
『うーーーん、そしたら僕の見る目がなかっただけの話かな。その後は授けようか迷っちゃうかも?だから、期待を裏切らないでねぇー!』
はぁー頭痛くなってきたな。あの時の自分の最後の記憶を思い出したし、ワケわからん少年から質問も受けるし。
「まったく…」
俺の人生、摩訶不思議珍妙珍客満載だよ。
力をどう使うか?
そんなもん
「初めから決まってんだよ!」
それは…
「俺の為に使うに決まってるだろ!」
『ほほぉーう』
興味深そうに声を出した。
『それは、またどうしてかな?』
「俺は、常に自分が持つ力を自分が使いたい時に使ってきたからだ。ムカついた時、苛立つ時、ムシャクシャした時、単に殴りたいなぁーって思った時…実行してる」
『それはそれで危なくない?』
「まぁな!でも、それだけじゃないからな。アイツらに、借りを返さなきゃならないんだよ!」
『それでそれで?』
「あの頃の弱い自分が嫌だった。守られるのは懲りごりだった。出来れば強くなりたいと思った。だってさ…」
『ん?』
「守られるのは…助けられるのは癪なんだよ!!!」
「俺は越えたい!弱かった俺を追い越しに追い越して強くなる!限界なんて何度来ようとも何度もぶち破って強くなる!そして頂点に立ってアイツらに貸しぱっなしの恩を返しまくる。あれは俺の人生の最初で最大の汚点だからな!そして…」
そこで俺を一度深呼吸をした。
「あの頃の自分に伝えてやる。俺はこんなに強くなったんだ!ってね。そして感謝を述べてやるのさ!出発地点として居てくれた事にさ。他の俺にも感謝を述べるぜ。俺はこんなにも俺を越える事が出来たんだぜってな!」
『へぇーーー』
「後よぉ~~~、アイツらを最後まで見届けたくなったんだよなぁ!何でか…心配だからさ。そして、楽しみなんだよ俺と生き方も価値観も違う馬鹿共の未来を俺、見てみたくなったんだ」
「だから、その為にも力が欲しい!」
これが俺の答えだ!それ以上でもそれ以下でもない、自分が伝えたい事はコイツに直接伝えたつもりだ。
『なるほどなるほど~』
相変わらず勿体振るなぁ。
『質問への答えは―』
『合格だよ』
「ほ、本当か!」
『ホントホント☆マジ中の大マジだって!君はねぇーーー僕の期待通りに、僕の期待を上回る理由を述べてくれたのさ!その内容も凄いの何のって、僕の目に狂いは無かったよ』
「そ、そーか」
『後さぁー、思い出したでしょ死ぬ寸前の記憶。そんなのを思い出されても冷静で要られるなんて尊敬するよ』
「過ぎた事だ、あんなの思い出されても動揺なんてするものか!それにまだアイツらも俺も死んでないしな。まだ、借りを返せる!今度こそは!」
拳を固く握り、決意を口にした。
『じゃあ、授けると同時に君の意識を元の場所に返すねぇーーー!授ける力の使い方は多分君なら分かってくるんじゃないかな?ステータスボードには僕の特権でオリジナルギフト扱いにしといたから』
「そうか…」
その途端に小僧の体が光の粒子となって消えていく。
『僕の…役目はこれで…終わりだね』
「どうしたんだ………ってあれ?」
よく見てみると、俺の手や足から光の粒子が飛び消えていく。感覚はないに等しくどういうわけか分からなくなった。何故こうなる。
『それはね…意識が覚醒しかけてる証拠だよ』
「そうなのか?」
『そう…さ、また…君と話せる機会を…楽しみにしてるよ』
「俺は楽しみじゃないがな」
そう言ってる間に体の半分程は無くなっていく。そして視界が段々と明るくなってきた。
『そろそろかな、じゃあ頑張ってねぇー』
「ふん、元からそのつもりだ。」
体の殆んど顔だけ残して言ってそして彼は光に散っていった。そして、少年も…
『じゃあ、託したからね〈時の概念の支配者〉その力はもう君のモノさ!掴めよ未来を!』
少年は奥歯を噛み締めてキシッと笑い、拳の天井へと突き出して光と共に消えていった。
☆
くそっ、廻が倒れ魔族の脅威が僕らに牙を向いた。
『さて、面倒な男の始末は完了したし、掃除を済ませるとしましょうか』
意味は、何となくだが分かる。ここで僕達を暇潰しに始末しようとしているのだろう。
(どうしよう)
僕や地香ならどうにか出来そうだが、まだ体が思うように動かない。地香もそうらしい。力を合わせさえすれば皆を守る事だけは出来るかも知れない。
「地香!いいかい」
「うん、これっきゃないよね!」
「「皆を何としてでも守る!!」」
どうやら意見は一致した。
「このヤロー!今度は僕達が相手だそ!」
「来やがれってんだ!この全身黒々〇〇!!」
『いいわよ!あと、全身黒々〇〇って言い過ぎじゃないの?ちょっと傷付いたわよ!』
「どーでもいいじゃん!さぁーこい!」
『威勢がいいな、魔術師か2人とも?ならばこい!私が倒してやる、あの男のように!』
ピキッ!
「廻…廻の事か!」
「ふざけんな!」
「「廻の事を馬鹿にするな、このヤロー!!」」
マジギレってやつだ。アイツ、廻があんなんでくたばったなんて馬鹿な事抜かしやがった。
「アイツは、こんなんでくたばる様なタマじゃねぇーーんだよ!ぶっとばぁーす!」
「廻はしぶといし負けず嫌いで人でなしで大人げなくてすぐ意地張るしキレると怖い………けど!」
(何か途中から悪口になってんぞ!)
誰しもそう思ったのは言うまでもない。
「「廻は絶対に死なない!!!!」」
「「だから……………」」
レイピアを抜いて襲いかかるハグレ魔族。とてつもない速さで2人に迫ってくる。
『うるさいですね!黙らせますか!』
「「だから…………………」」
「「そんなとこで眠ってねぇで目ぇ覚ませぇ廻!!」」
『ふっ、何を迷い言を、ブハッ―』
「「えっ!?」」
ハグレ魔族は刺突を繰り出していく寸前、奴は何かに殴られたように吹っ飛んでいった。
「えっ!?おい」
「やっぱり…」
『ば、馬鹿な!何故?何故なんだ!確かにお前は、わた、私の攻撃を食らい倒したはず…』
「はぁ~~!何寝惚けた事抜かしてんじゃねぇーよ!」
「「廻!!」」
そう、僕の親友。志恩廻が僕達の前に立った。
☆
「おせぇーーーよ!」
「心配したんだよ!」
「…………………わりーな」
俺は即座に目覚め、アイツらの元に駆け寄り馬鹿野郎を殴り飛ばした。
『何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だぁーー!』
相当混乱してるのか、はたまた怒っているのか、或いはその両方かもな!
「ふん、それは当然だろなんてったって俺は最強だぞ!最強の俺はこの程度で殺られるようなタマじゃねぇー!」
『だったら今度は息の根止めて―』
「それに、今の俺がさっきまでの俺だと思うなよ!俺はついさっき限界を越えた。さぁ~俺を越えた俺に勝てるかな?」
『何をほざくか!やれるモノならやってーっえ?』
雄弁に語りボディに掛けてがら空きの馬鹿魔族の懐に俺は瞬時に入った。
「受け取れ」
『ふごはぁーー!?』
右手に魔力を集中させた身体強化のかかった腹パンをお見舞いしてやった。結構綺麗に決まったのでダウンしたようだ。もう、超爽快な気分に俺は浸ったZE☆
「鼻歌とか歌いたい気分だけど、仕留め損ねた感じだな」
『ぐぅ、あぁ…何故、急に…は、やく…なった…んだ』
(一瞬だった、ほんの一瞬油断した隙に私の懐に入って来た。奴の通常の速さからは…いや、人としての速さが常軌を逸してるだとか瞬間移動とか魔法関係の力じゃない!現に魔法を使った形跡が身体強化一つだけだった。であればあれは一体…)
おぉーーー迷ってる迷ってる。俺はその隙にバックにあるポーションで体力の回復を促した。しかし、この力は凄くいい!実にいい!
シオン・メグル
種族:人間 性別:男
固有能力【神眼】【身体強化+AW】
【時の先導】
称号【異世界人】【無情の万能戦士】
【時の概念の支配者】
詳細
【時の先導】:時というありとあらゆる概念にある程度直接干渉する事が出来る。
【時の概念の支配者】:概念の管理者から力を賜りし者に与えられる称号。CRSの一人となりし者。
正直、はっ?って成りそうな文があったが、別に気にはしない。それよりも、俺は時間を操れるようになった。
時間を止めるだとか、そんなチャチなもんじゃ無くなってんだよ。そう、干渉出来るんだ。
それによって…
「テメェーの敗北は………もう決まったぞ!」
そう、俺は高らかに宣言した。
廻「本編復帰を祝して、リア充駆kゲフンゲフン…一言だ!……………………………………リア充☆☆☆☆☆(自主規制な!長いし、あくしろよ!)だ!以上」
作者「次回、決着つくよ!」




