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超チートで超お人好しな幼馴染二人のせいで異世界でも面倒事に巻き込まれる?!  作者: 巌参
1章 異世界で二度目の人生を…ってさぁー、絶対幸先は良いスタート切らねぇよなぁ。俺は少なくともそうだった
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廻の巡る物語3話 思い出す死の真相とその心境を巡る

これが過去篇最後です。


思い出される失った記憶は…



刮目して見よ!

今彼が見ているのは、思い出した自らの死の真相の場面。


彼の死、記憶に眠り呼び起こされるのを拒絶したり。


衝撃が鍵となりて鮮明に思い出さん。


そして、彼の心境は…



               ☆



俺は…いや、俺達3人はもうあれから10年以上立ち高校生となった。だが、アイツらは相変わらず元気がいい所か前より超を幾つ付けても足りない位の体力バカとなっていた。まぁ俺も5歳の時から”史上最強最悪の三ヤバ師匠”の元、()()()()()()()()()()を遠ざける為、強い自分となる為に地獄に行った方がましだと思える程の修行を10年こなして今に至る。


優は幼少の頃から女子にモテるし現在でもそれは健在だ。まさしくリア充。殴りてぇーーーっと思うよ、でも実際殴ってるしなほぼ毎日。まぁ女子に優しく接してるし気が利いてるしお節介焼きだからかも、後顔が良いのかな?そうゆう風な性格になったのはアイツの両親のせいらしい。


『女を守るのが男の役目だぞ!』


そう教わりながら生きてきたらしい。ちなみに優は一つ年下の妹がいる。優もそこから自立する心を育んだらしく、彼曰く『か弱く可愛い僕の妹の為にも立派な”紳士”にならなきゃ!』と言う理念からありとあらゆる女の子の優しく紳士的に接した。勿論妹や母にも、その為妹は重度のブラコンになったとか。コイツも自覚の無いシスコンと天然女たらしの称号を手にした。


地香は両親元どもプロ野球選手で年の離れた兄もアマチュア野球部に入ってる為、地香も野球の道に入った。地香はこの道が存外気に入ったらしく立派なスポ魂脳が出来上がっていた。そんなんだから女らしさと言うもよが無くなって優に女扱いを初めからされず、胸も大きくなる所か全然成長しない。だが本人は…


『女は胸の大きけりゃあいいってもんじゃあない!度胸が大きけりゃいいんだよ!』


何?馬鹿の癖に”胸”を掛けて上手いような上手くないような、ぶっちゃけ意味不明な事を供述しておりました。家族関係は良好で家族皆で毎週ランニングと帰りにバッティングセンター寄って草原でキャッチボールを今でもしてる位だ。ちなみに兄はプロ入りしてるだとか。


地香の夢は察しの通りプロ野球選手だ。もう実績を積み重ねているらしい。優の夢は意外にもアイドルプロデューサーだ。何故かと言うと…『人類の全てである女の子をプロデュース出来るなんて素晴らしいじゃあないか!』これは親も承諾したとの事。妹を除いては。


俺の夢は?って、いやまだ全然決まってねーよ!今はコイツらの面倒を見るのに忙しいしな。地香は野球選手って言っても勉強をちゃんと出来なきゃいけないし、プロデューサーだって資格とかを取るためにも勉強は必須だ。だから俺が家庭教師代りをしてやっている。


コイツらの知能数は平均の下回っている。要するに馬鹿だ。逆に俺は幼少から勉強はコツコツやって来たので頭はいい方だと自慢ではないが自負してる。


そんな訳でまだコイツらとの付き合いはまだまだ続いてるって訳だ。


あの時からもうすぐ11年になるな。俺はもう誕生日を迎えた、アイツらはまだ先だ。高校も、もうすぐ夏休みに入る頃だ。その前辺りにコイツらの誕生日がある。しかも、優と地香は同じ誕生日だということが判明した。その時は流石に驚きを隠せなかったが、別に2人は運命だとか何とも思わなかったらしい。まぁーそんな()()()()()()が本当にあったんなら、とっくに2人はくっついているだろうしその事をアイツらに話したら…『うぇ~~~~~アリエネェー』って当然と言えば当然な反応を返してくれた。




さぁ~もうそろそろ夏休みだな!期末は俺は余裕だったし、アイツらも俺の地獄のレッスンのお陰で赤点は回避された。後はゆっくり出来るな、この高校生活何とも濃かったよ。優にあれでも初めての彼女が出来た事。まぁー何となく想像は付くだろう、結構な美少女だったので美男美女でお似合いなんだとさ。そんで両方の親やアイツの妹、彼女側の姉達との修羅場に無関係な俺らが巻き込まれると言うカオスと化し、後々付き合う事が出来たが何故か1ヶ月辺りで別れたとか。地香の方は他校との野球の試合の連続だった。俺らは暇な時には観戦しに行ったっけ。つーかー全戦全勝って偉業成し遂げ最弱だった高校を強豪チームに成り上がらせた程のエースとして活躍している。何か間間にスポ魂に有りがちなイベントを挟みつつ、練習試合で早期に最強を謡うチームをコールド勝ちで圧倒したらしい。


これが高校二~三か月の密度なのだろうか?スゲー違う気がする。もうぶっちゃけ…慣れました。長い長い付き合いだし、アイツらの両親並に付き合いなんですよ。




ある良く晴れた朝。俺はいつも通り5時に起きて、朝飯を作る。俺が中学に入ってから飯当番を1日置きに母親と交代でやっている。今日は俺の番な訳、そうすると朝飯が完成する6時過ぎに優と地香は来て飯を食いにやって来る。


「おぉーよぉー廻!今日は何かなぁーー?」

「俺特性、納豆&卵のミックスご飯。通称、最強飯めぐるスペシャルだ!」

「おぉーーー!!!あれかぁー!」

「私あれっ大好きーー!」


もう恒例となったし、俺の両親と2人の両親共々承諾済みなのだ。俺は作業に戻り味噌汁と前菜を作った。そして一緒に()()をやるのも恒例で…


「ほい、じゃあーー!」


手を合わせて!


「「「「「いただきます!!!!!」」」」」


俺の食卓はいつもこんな朝っぱらから明るい。




「いやぁ~~~廻の飯はいっつも本当にサイコーだったなぁーーー!」

「ホントホント!店出せるよ!マジで!」

「そいつはぁど~~~も~~~(棒)」


コイツらとの登校も一緒だ。夕方と俺は別に運動系の部活は入ってないし、地香は野球部だがこうも遅れるのは部員共々分かっている事らしい。


「でさぁ―」

「オイコラッ!!」


道中、不良に絡まれる事は時折ある。本当、嫌になるほど時折あるんだよ。俺、第一印象悪そうだから。


「ナァニ、メンチ切ってんだ!この坊主!」


目付きも悪いときたもんだから、こうして絡まれる。度々だよ!本当に度々だから!俺、不良じゃないよ!マジでそこ理解出来るしてよ!理解しなかった奴から順番に拷問していくかんな!覚悟しろよ!


「だからぁー!メンチ切っ―」

「うっせぇーなぁー!雑魚共が!」

「てぇーーーえ?」


俺はいつも通りうるさい奴の襟首を瞬時に掴みます。そして次に、()()()()()を与えます。


「なぁー、“死より恐ろしいモノ“味わってみませんか?今ーーー手ぇ引いて下さるならまだ楽しい人生を謳歌出来ますよ?さぁー選択をどうぞ!間違いのないようご決断を!」


最後にメンチ切ります。目の瞳孔見開いて、そして最大級の殺気を降り散らします。周りの馬鹿共にも。


「ひぃーーー!こっこいつは〈サディスト・廻〉だ!コイツに逆らった奴らは口々に『地獄より恐ろしいモノ見た!』って廃人送りにしてきたこの町の悪魔デーモンだ!」

「うわぁ~~~~すびまぜんでじたぁーーーー!」

「しっじぬぅ~~~~~」

「うえわーーーーーん!!!」

「いやっ!逆にコイツ倒せば俺がこの町の帝王になれ―」


グシャッ!


「ごふーーーぅー!!!」


生意気言った馬鹿1人に拳を飛ばしました。


だって………


「ムカつくなぁ~~~~~キィーーーメッタ!テメーらはぁ、圧倒的な暴力で蹂躙するに決定!」


「あっ!めっ廻!」

「ちょっ、」

「じゃっ三秒前、さん、にぃー、いち~、あばよっ!」


その後、ありふれた通学路は血の海と化し不良ちゃん達13人は病院に搬送されたお☆




ありふれたひと悶着がありましたが遅刻する事なく登校を完遂したのでした。だがしかし!授業というキッチリしねぇーといけねぇー場面でも馬鹿な奴らがいるんですよ。


それは俺の唯一の憎悪の対象となるものがある。そいつらを見ると我を忘れる程壊したくなる。潰したくなる。ムカつくので殺―いや、伏せ字置いとくね♪


☆☆たくなるなぁーーー♪


いいよな!いいよな!これで!


それはねぇ~♪リ・ア・充♪でぇ~~~~~す!


リア充を見てると、俺の…俺の…心の中の闇というか、何というか…侵食してくるんだよ!奴らを見ていると感情の全てが憎しみに変わるんだよ!幸せな顔がムカつかんだよなぁ!奴らが吐き出す言葉の数々は吐き気を催す。どうしようもなく!


壊したい潰したい引き裂きたい殴りたい蹴りたい嬲りたい突き刺したい粉々に砕きたい八裂きにしたい吹き飛ばしたい鮮血を見せてやりたい恐怖に染めたい恐怖の喝采を聞きたい恐怖を刻み込みたい恐怖に歪む顔を拝みたい苦痛に泣き叫ぶ顔が見たい苦痛の声を聞きたいとにかく滅ぼしたい


壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊すコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワスこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわすこわす


その為、やる事は一つ!面倒だなぁと思われる社会の授業中に馬鹿みたいにイチャコラしやがるんでい!


「うふふ♪」

「ちょっとぉ~♪」


こんな風にな!


その為、やる事は一つ!フハハハハ!


「先生、コイツら”生徒指導室”に連れてってもいいっすか」

「おっ?おぉ!イイゾ」

「「えっ?!」」


コウスルノダァー!先生の承諾と受け取り教室の扉を開ける。それから命令を下す。


「おいっ!テメーら、コイツらを連行せよ!」

「「「「はっ!!!!」」」」


無機質な声と共に敬礼をしたのは男女二組。そして、命令通りにイチャコラしていたカップルを連行していった。


「痛っちょっなんだよー!」

「キャァーー離してぇーー!」

「静かにシロ」「だマレー」「うっゼェ」「はゼェろ」


無機質な声で少しカタコト口調が目立つ。がっ、キッチリと二人静1人ずつ腕をしっかりがっちりと拘束し、連れていく。


「じゃっ、廻君。先生達も行こうか!」

「はい」

「じゃあ、10分程自習しててくれ」

「自習ダヨ」

「じゃあな!」


グッド!


血走ったウィンクを皆にかました。全員がその目を見た瞬間、背筋を凍らせた。


「ふざけ―」

「シィーーーッ!話は後でな!」


そして教室の扉を閉めて生徒指導室に入っていった。


その後、生徒指導室では悲鳴と嗚咽の嵐にまみれたのであった。廻曰く、いつもの事だから気にするな!とのこと。




そんな事がありながらもやっと下校の時間になった。まだ夕暮れ時ではないけどな。地香は部活だし、優は何か委員会の仕事やその他の事が重なったらしく地香同様遅くなるだとか。俺は承諾してあっさりと帰ってきたのだ。


帰ったらやる事はまず俺のスイーツタイム♪今日は登校する前にこっそりと作っていた手作りプリン。完璧で美しいフォルムが出来上がっている。計算の限りを尽くして作り分量や素材や作業手順を全てこなした。まぁー最初からこんなに完璧に出来る訳じゃない。精々()()()()()()()()()普通だろ!


そんなんで登校する時に冷蔵庫に冷やしておいた物を取り出した。さぁ~皿に移しスプーンも持って食べようじゃないか!


スプーンを器用に使い、キャラメル部分と共に掬いそして口に入れる。…………うん、美味だよ!プリンの食感を完全に再現でき、キャラメルもまた濃厚な味わいにした為旨かった。(自分1人で食材、家具、調味料を揃えて自画自賛w)




ゆっくりと時間を掛けて完食した。


「うむうむ…73点って所だな」


けど、チェックは自分が作っても厳しいのだ。だが、ふと思い返して時間を確認した。そしたらもう夕暮れ時ではないかと思う程の時間帯だった。俺は不思議に思った、何故なら優と地香はこの時間帯にはもう帰ってくる頃だと思うからだ。部活や委員会の仕事があったとしても幾らなんでも遅すぎる。


「しゃーないなぁ…」


迎えに行ってやるか。


「母さん、俺ちょっくら行ってくらぁ」

「えぇ、早く帰ってくるのよ」


高校にまだいるかもしれないから一応制服を着ておく。でも…どっかで道草を食ってるかも知れないからな。



               ☆



俺はアイツらといつも登校している裏路地に足を運んだ。何か最近は工事をしてたりするが大丈夫だろう。そこは、通学路から左手にある階段を登り裏路地に行ける近道みたいなものだ。結構時間を短縮出来るけど、案の定不良の溜り場みたいなので不良は度々いたが潰しておいた。


今丁度階段を登っている。空を見上げると夕焼けが赤く辺りを染めている。この時間帯は結構綺麗なんだよな…って見とれてる場合じゃなかった。もうそろそろ登り切ろうとした時。


ガシャンーーー


何か金属のぶつかる音が聞こえた。登り切り道を見てみると、制服から他校の男子校生だろうか腰を抜かした様子だ。そしてその彼を庇おうと走り混むうちの高校の女子校生が見えた。それは、間違いない”地香”だ。彼女達の頭上には金属の音の正体。工事中の建物から落ちた鉄柱が今正に降ってきたのだ。


俺はまだ間にあうと思い走り出したが、


ザシュッ


何か、刃物を刺した音が俺の耳に聞こえた。左側に振り向くと、そこはゴミ箱がある普通は気がつかない通路の奥にうちの高校の男子校生に馬乗りになっている、その相手は同じくうちの女子校生だ。その2人には見覚えがある。男の方は間違いなく”優”だ。そして女の方は優の元カノ柳田美里だ。彼女は彼にナイフを突き刺した後だった。


その時、優の視界はもうおぼろげになっていた。


同じくその時、地香の頭上の鉄柱は近づいていた。


美里は最後に


「次会う時は絶対あなたを私の物にするから!」


そう言い自らの首筋にナイフを当て切った。


その時、優の意識はもう消えていってしまった。


同じくその時、地香の頭上に鉄柱は降り注がれた。




俺は見てしまった。


赤い鉄柱が2人の鮮血と夕焼けによって紅く紅く染まってしまった場面を…


銀色のナイフが2人の鮮血と夕焼けによって紅く紅く染まってしまった場面を…




俺は…俺はただただ、呆然と見る事しか出来なかった。


何かが壊れてしまいそうだった。気づけば俺は急いで階段を下っていった。冷静さを欠き焦りで汗が吹き出てきた。どうかしてる、自分はこんな事で動揺したのか。いや、アイツらだからこそ動揺してしまったのか。


俺は足をぐねり、つまづいてしまった。階段から転げ落ち俺は自動車が入り乱れる道路に放り出された。


そして眼前にはトラックが…


「なぁ…」


俺は最後に呟いた。


トラックの急ブレーキ音が遠くなる様に感じた。


何もかも、記憶の中の思い出が思い出された。


(へへっ走馬灯ってやつかこれ)


どれもこれもアイツらとの日常ばかりだ。今になって笑えてくるよ。でも…アイツらは先に逝っちまったよ。




なぁ、あの時、俺は、俺はどうしたらよかったんだよ


俺の…いや、俺達の一度目の人生はこうして短い幕を閉じたのであった。

作者「次は本編に戻ります」


廻「ブクマ、評価、感想等を宜しく頼む」



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