1-433 未熟な俺たちのできること
女子バレー選手としての道を
開きつつある翼。(;・∀・)
では…同期たちの未来は?
高校卒業間近にして普通の
高校生より学んだ彼らの
行くべき道とは??
『(村主)ようし、(; ・`д・´)
仕上げにダッシュ30本!!』
『(翼)…ひえぇ、(*´Д`;)
私は東京への日帰り出張から
帰ったばかりだよ。。』
『(村主)弱音はくなぁ!!
これからは出張なんか日常に
なるんだぞ!(; `C´)/』
『(翼)…うーん、( ゜Д゜;)
私にはサラリーマン生活は
むいてないかも、、』
あの日から一夜明けて、、
(・n・;)
男女ともに全国大会出場が
はっきりと決まった広島西北
バレー部は普段通り・・・
いや、ちょっとだけ普段以上に
気合の入った鍛錬中です。
特に女子は思いっきり気合が
入っておりますです。。
いや、(・n・;)
別に男子がサボってるわけでは
ありませんです。
注目度が低いでもないです。
練習試合を含めても今年度
ここまで無敗。( ゜Д゜)
高校日本代表七名。
フル代表一名。
この全国大会の優勝候補。
どころか優勝確実との呼び声
さえある注目校です。
けど…
女子はそれ以上です。
( ゜Д゜)
だってその、、
『(村主)…ったく。('ω')
またデカデカとスポーツ紙の
一面を飾ってくれたね。。』
『(翼)…はひ、(/・C・;\)
私からマスコミには一言も
しゃべってないから、、
こんな大きく取り上げられる
とは思ってなかった。。』
『(村主)…だよね。(・n・;)
なのに記事は割と好意的。。
テレビ局が殺到するかと心配
してたけどそれもないし…』
『(翼)…なんでも、(/・ω・;)
多々良会長が強く釘を刺して
くれたらしいから。
この件で騒いでくれるな。
若い選手と日本バレー界の
将来を潰してくれるなと、、』
それは、(・v・;)
大きかっただろうな。
マスコミは適当な報道をして
悪役を仕立て上げることには
長けているけど、、
マスコミは絶対の正義。
自分は正しい取材をしている。
(`・ω・´)
という建前は崩さないから。
となると翼を西北を悪役設定で
報道すると決めていた新聞社や
雑誌社にとっては、、
今は取材しても使い道がないと
いうことになるから。。
加えてもう一つは西北が
徹底して貫いてきた、
マスコミ嫌いの姿勢。
('ω')
この状況で注目校の西北に
そっぽを向かれた報道機関は
ものすごく不利になる。
だから今はマスコミも大人しく
してるってらしいけど、、
そんな間隙に決めておくべき
こともある。('ω')
それは…進路。
もし翼が各方面と敵対したら
仲間の将来にも影響する。
そうなる前に卒業後を決めて
おくべきというものだけど、、
5人いる男子三年生部員は
(俺以外)全員がバレー推薦で
進路決定済。(;・∀・)
ただ…(・.・;)
最強豪校を選んだという
印象はない。。
福原は関東の和瀬田大。
国家公務員か役人希望の彼は
その名門・政経学部に進む。
児玉は関西の同士社大。
交際中の副島との将来のため
関東よりも距離の近い関西の
大学を選んだ。
井上は関東国際大学。
せっかちな彼はすぐにでも
海外に挑戦するらしい。
桂は明台大学。
そもスポーツ推薦の大学生は
文系の学部しか選択できない
学校が多いらしい。
対して桂は物理を学びたい。
この希望をかなえてくれたのが
明台大だけだったとかで、、
というわけで、(・n・;)
数多の大学からバレーボールで
推薦を受けた高校日本代表の
主力選手たちはなぜか、、
これまで西北からバレー進学の
実績のない大学を、、
大学バレー界の最強校ではなく
自分の志望で大学を選んだ。
(;・∀・)
いや…なぜかではない。
なぜなら彼らはこの三年間で…
西北バレー部という特異環境で
バレー選手としてだけではなく
人間的に成長したから。
それだけの修練を積んだから。
ただ流されるのではなく自分の
将来を見据えた選択をする。
高校生だけどもうそれくらいは
できるようになってるから。
では…女子は??(・n・;)
男子以上の修練を積んできた
彼女らの将来はというと、、
まず平林は、('ω')
既に地元の村役場への就職と
許嫁との婚姻が決まっている。
なぜなら平林は小村の出身。
地元の山村を盛り上げる。
だから地元でバレーを教える。
バレーで村を盛り上げる。
西北で学んだ知見を活かして
これを実現するらしい。
次に副島は、、
広嶋大学への進学希望。(・v・)
バレーも続けるらしい。
五人姉妹の末っ子で家計の
厳しい…優等生の選択。。
実際に副島の学業は優秀。
(`・ω・´)
中間考査では久々の学年一桁。
ちなみに事象優等生の俺は…
久々に副島に負けた。(;n;)
もっとがんばれ俺。。
とまぁここまではいわば、、
(*'ω'*)
西北バレー部という特異環境で
学んだバレー経験を活かそう
という立場。
けど一方で逆に…(・.・;)
活かしようのない者もいて、、
その理由はもちろん、、
「(広海)えっ、(´゜c゜`)
目黒は目本大学を選んだの?」
『(目黒)…うん。('ω';)
中欧大学にも誘われてたから
かなり迷ったけど、、』
「(広海)…なぜ??(・n・;)
中欧の方がバレーも強いし
偏差値も上だってのに、、」
『(目黒)…だって、(;´ーvー)
私の周りだけでこれだよ。。
残念だけど私では逆立ちしても
勝てそうにないからね、、』
逆に目黒祐子は…(・n・;)
バレー強豪の中欧大学からの
誘いを断った。。
その理由は口にはしないけど…
私は…(;´・v・)
翼には勝てないから。。
広島の高校バレー界でその名を
はせた[機関銃・目黒祐子]。
けど身体能力抜群の彼女でさえ
敵わないのが自分の一番近くに
いてしまったから。。
いや…翼だけではない。
超特急・香川ひかり。
巨神兵・山名豊子。
怪鳥・平清美。
さらには斉藤一実。
などなど…
逆立ちしても勝てない。。
だって、(;´・ω・)
彼女らは全員が180オーバー。
(;・∀・)
女子としては大柄な目黒でも
172㎝では…敵わない。
そんな彼女らと戦ってきた
目黒にはどう頑張っても、、
彼女らを上回ることは夢にも
想像することができない。。
だから、、
目黒はバレー部と掛け持ちと
いう形をとって、、
自分の希望と大学の誘いが
一致したのもあって、、
「(広海)えっ、(;・c・)
大学ではやり投げ競技に挑戦
するつもりだって!??」
『(目黒)…うん。('ω';)
身体測定のソフトボール投げで
肩の強さは証明済だから。
競技人口の少ない競技で勝負
してみようってなって、、』
「(広海)…それは、( ゜N゜;)
目黒の側から希望したの??」
『(目黒)もちろん。(`・v・´)
翼に学んだのは…バレー選手と
しての限界だけじゃない。。』
そう。(;・∀・)
彼女が西北バレー部で…
何よりも翼に学んだことは、、
頂点で戦うということ。
(;・v・)
その意義と喜び。。
そして…
その道は自分の都合だけでは
選べないということまで、、
(・.・;)
そして…(;´・ω・)
目黒以上に評価されている
彼女も同様であって、、
『(副島)…うーん、(;´・ω・)
全国大会が始まる前から
結論を出すのは早いような
気がするけどな、、』
『(村主)かもしれない…(^^;)
けど中途半端はイヤだから。
これが最後と決めとかないと
勝っても負けてもバレーを
やめられないかなって、、』
『(副島)けど…勿体ないよ。
同じ和瀬田に行くカガちゃん
にも誘われてるのに、、』
『(村主)…けどねぇ、(;´n`)
私は学業での推薦入学。。
バレー推薦で入った連中と
今さら競争するのもねぇ、、』
…と煮え切らないのは、
西北女子不動の正セッター。
(`・ω・´)
にして広島No.1と称される
名セッターの村主藍子。。
実際…翼と対等のコンビを
組める女子のセッターなんて
そういるものではない。
彼女が香川ひかりと組めば
おそらく成功するだろう。。
けどそれでも…(;´・ω・)
三年も翼と組んでみて、、
敵わないと悟ったらしいんだ。
(・c・;)
なぜなら彼女は翼の…
一流の力を引き出すための
手本を明確に定めていたから。
つまり俺…鷹村広海には、、
一生かけても追いつけないと
はっきりわかったからもう
バレーは出来ないと、、
その気持ちは理解するが、、
(・n・;)
翼にとって村主藍子以上の
セッターなんて女子バレ界に
存在するのだろうか??
翼を世界に羽ばたかせる。
今までやってきたことを無に
帰すことにならないか??
では…俺は??(;・∀・)
翼の夢のためならば何でも
すると誓った身の俺は、、
自分将来は流されるままの
未熟な俺にはまだ、、
できることはあるのか??
翼にとってのいばらの道、、
組めるセッターがどれだけ
いるのかさえ不明瞭な道。。
広海には…
何か思うところがある??




