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魔道士認定会 2日目 その10
造形魔法は基本、小さい物しか生成されない。
どんなに魔力の強い者でも、扱いに長けている者でも短剣が限界なのだが、一つだけ限界を突破する魔法があった。
それは精製魔法と呼ばれ、発動には西方の特殊な詠唱と膨大な魔力が必要であったが、造形魔法で造られる短剣を遥かに上回る大きさの剣を精製することが出来た。
精製された劔は正しく、精製魔法で作られた劔だった。
手に取ると、その劔は大きな魔力を帯びていることが感じられた。
重さは、今までの剣と同じくらいの重さ。
そして、何よりその見た目は完全に透明と言っても過言ではないほど透き通っていた。
その劔をいつもの様に中段に構えると、魔力を解放している相手へ集中力を注ぐ。
そして、地面を蹴るといつもより速く加速していく様な気分だった。そして、劔を水平に振り抜くと魔力をためて勝利を確信していたオレンの顔は歪んで、体力ゲージは3割以下を示す赤色に変化していた。
「勝ったのか?」
うまくこの状況が飲み込むことの出来ない俺はただ呟く事しか出来なかった。
お久しぶりです、遊星歯車です。
ついに70話まで来ました!始めてからはや半年、長かったですね!
フォレンもニールも、もちろんエールもまだまだ成長するのでご期待下さい!




