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ギルドメンバー
ギルド本部の中は落ち着いた木彫で統一されていた、
目の前には大きなカウンター、そして如何にも強そうな人々が勢ぞろいしていた、
その中の一角のカウンターへと連れてかれるとニールさんは一枚の紙を書き始めた、そしてそれを俺に手渡すと、紙の一角を指差して
「ここにサインしてくれ」
と言ってきた、
その紙には、ギルドCランク推薦書と書いてあった。
「ちょっと待って下さい!俺がCランクってどういうことですか!」
俺は問いただす、
「なんだ、Cランクじゃ不満か?まぁ、私的にも出来ることならBランクに推薦したかったんだけどな」
ニールさんはそう呟く、
「いやいや、そうじゃなくて、俺にCランクは早すぎますよ」
「そんなことないぞ、なんたってあの、ケルベロスを倒したんだからなぁ…なんなら聞いてみるか?」
そう言うとニールさんはカウンターの受付をやっていたいかにも役人風な男に話しかけた、
「なぁ、ベンド、ノーランクの奴がケルベロスを倒したって信じられるか?」
カウンターに居た男はこちらを向くと
「俄かには信じられないな、そんな奴が居るなら是非ギルドに入ってもらいたいものだ」
と、言うとまた、仕事に戻ってしまった、
そして、俺は渡された紙にサインすると呆気ないことにギルドメンバーの中間層への仲間入りを果たしてしまったのだった




