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戦後

目を覚ますと、そこは坑道の最深部だった

どうやらあの後魔力切れで倒れていたらしい、先に目を覚ましたのはエールさんの方で、身体にかけてあった毛布もきっとエールさんがかけてくれたのだろう

「おっ、目を覚ましたか、うんうん、よしよし」

いつも通り明るいエールさんが目の前にいた、

「ごめんね、私も魔力切れであんまり動けなくて、毛布被せるので精一杯だったよ、あはは」

「いえ、俺の方こそすいません、ここまでしてもらって」

「いいんだよ、あんな凄い付加魔法見たのは久しぶりだよ なんであんなの出せるのに今まで戦わなかったの?」

彼女は顔を近づけて聞いてくる。

俺はその顔から少し離して

「実は戦うの、怖かったんです、でも、ニールさんの顔を思い出して、それで戦えたんです。 ごめんなさい、最初から戦えなくて」

すると彼女は顔を遠ざけて言った

「そっか……ニールか……うん、やっぱり君にとってニールは支えなのかもね、ニールにとっても……いいと思うよ、応援してる……」

「ありがとうございます、エールさん!」

すると彼女は立ち上がる

「ちょっと、周り見てくるね」

というと歩いてどこかに行ってしまった


それから20分くらいだろうか、エールさんは帰ってきた、少し顔が赤く見えた、

「エールさん、大丈夫ですか?」

そう言うと彼女は

「うん、大丈夫、それよりも!私のことはエールって呼んでって言ったでしょ!さん付け禁止!」

顔は赤いがいつものエールさんの声だった、

「そうですね、ごめんなさい、エール」

すると彼女は満足そうな顔になっていた

「じゃ、フォレン、そろそろ行こうか」

と彼女が言うと二人は出口に向かってゆっくりではあるが歩いて行った。

読んでいただきありがとうございます!

ここでエールさんの坑道探検は一区切りです!

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