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リベンジ

薄明かりの差し込む森の中、目の前には大量のビックワームがひしめきあっていた、

「もう、大丈夫だ、うん、戦える!」

俺はそう呟くと腰紐に括り付けられていた白の鞘から青白い刀身を引き抜く、

ビックワームの弱点は空中と火、

しかし、俺には、高く空中に飛べる手段がない、

なら、どうするか…答えは簡単だ、火の魔法を使えば問題ないだろう、

しかし、ただ火の魔法をそのまま打っただけだとこれだけ多くのビックワームは倒せないだろう

なら、もし、この剣に火の魔法をまとわりつけることが出来たなら…そうすれば多くのビックワームを倒せるのではないだろうか…

そんなことを考えた、

そして、考える、俺はある程度魔法のコツを掴んでいた、

魔法で重要なのは詠唱よりもイメージ、イメージが重要だと

ならば、剣に火をまとわりつけるイメージをすればいいのではないだろうか…

詠唱は変わらない、変わるのはイメージだ、イメージ、剣に火をまとわりつける、イメージ…

すると、僅かではあるが青白い刀身が熱を帯びてくる、

「これなら、いける!」

もっと、莫大なイメージをするとさらに剣は熱を帯びてきた、

そして、ある一定を超えたところで剣に火がまとわりつくようになった。


このまま剣の状態のままビックワームの群れに突っ込み、剣を一振りすると面白いかのようにビックワームは消滅していく、

「やった!」

俺は子供の如く声を漏らすと、いつのまにか剣の熱は引き、ただの青白い刀身に戻っていた…

そして、やばい、と思ったその時にはまた昔のように体中にビックワームの吐いたベタベタな粘液混じりの糸が絡み合っていた…


そして、

「あはは、デジャブだな」

と陽気な声をした群青のロングコートを纏った彼女にまた助けられていた、

「すいません、ニールさん」

やはり、二度目でもやはり恥ずかしかった、しかし、俺は突破口はみつけた!これで少しはリベンジになった、と恥ずかしさより自己満足のが大きかった

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