↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/5

第2話 荷紐

目をつぶれば、あの眩しさが追ってくる。


私は何を恐れて生きているのだろう?


テレビで、有罪から無罪になった男が叫んでいる。


会見で、その男の家族が「やっと」と、ハンカチで涙を拭う。


フラッシュがあちこちで焚かれる。


リモコンで画面を黒くする。

その指は震えていた。


カーテンを閉め切った部屋で、自分の呼吸音だけが広がる。


窓を開ける。

子どもの笑い声。


「また、はじまる」


明日、荷紐を用意しないと。


あの日の喉仏の感触だけが、消えない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。