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妖精の原田さん  作者: 鈴木将太
原田さん1
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原田さんとエンドレス


退院してから、妖精が住み着いた。

妖精はお菓子を要求して、ポテチが好きで、

オレンジジュースは、たまにベッドの上に溢す。


「ベッドでお菓子食べるのやめなさい」


「はーい」と言いながら、妖精は変わらずにポテチを食べる。


「自称妖精、いい加減にしなさい! 

誰が掃除すると思ってるの!」


すると、妖精は私の指をさして、「お前」と当たり前のように話す。私は小さいゴミを鷲掴みにして、外に向かって投げた。


ゴミは電柱にぶつかり、ずるずると落ち、犬に吠えられ、慌てて私の部屋に向かうが、私は勢いよく窓を閉めて鍵をかけた。


「入ってくんな。この居候!」


腕を組み、上から目線で、暑い外で窓を叩いている妖精をみて、鼻で笑う。

窓の前に行き、カーテンで窓を閉め、エアコンをつける。


「あー、ポテチうまい」


それから10分ぐらいだろうか。私は心配になり、窓を開けると、妖精は入ってきて、ベッドで寝る。


「人が心配を無駄にしやがって」


「あー、ポテチはコンソメだな」



また、私は部屋に入ってきたゴミを外へ投げた。



エンドレスで永遠に続いてたなのは言わないでおこう。


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