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一時休憩

「あのヤロ…どこ行ったんだ…?」

自分の周りに黒い球体を、まるで衛星のようにくるくる回しながら、辺りを見渡すクロロ。

コンッ

「そこかっ!!」

少しの物音にも敏感に反応する。お陰で、随分人数が減っている。

「う~…んどこ行ったんだよ…全く。」

背伸びして、いつものだるそうな感じで進む。


「うわっとととォ!!」

頭上注意!!ドデカイ正方形の物体が高速で落ちてくる!!

「下にもご注意を!!」

あっぶねぇ!!こいつは三女か!?二本の刀で切りつけようとしてくる!!子供だってんのにいい腕してんじゃねぇか!!…でもな…

「残念ながら…ワンパターンだぜ!!」

襲いかかる刀の嵐を巧みに避けながら、その場にこかす!姉の技で潰れちまえ!!

「ふっ!!」

瞬間、正方形が沢山の小さな粒になった。高速で切りつけて…バラバラに分解しやがった!?二本の刀だけで、んなこと出来んのか!?しかも横になったまま!?

「そぉれッ!!まだまだ終ってないですよぉ!?」

おっとぉう!!くっそ!!下ばっか狙って来やがる!!いや、身長のせいか…

「ぅわっとぉ!?」

また正方形!?危なかった!!鼻にかすったぞ!?って!…その驚きでこけちまった!!やっべ!!

「ほぅらぁ!!避けられますかぁ!?」

「キャハハハァ!!お兄さん~おーしまい♪」

「これは避けられないでしょ!!」

……ッ…確認できる限りでは…上から正方形、前後から刀…左右からナイフ…か?地味に次女が創ってやがった…くそっ!!どうする…!?

「前から…避けるッ!!」

無駄なあがきだ!!と自分でも思うぜ!!だが…さっき避けた時に分かった!!前の三女の方は、斬撃にパターンがある!!おいおいなんだよ!!えらくマジだな俺!!

(いけるか…ッ!?いや、いかないとヤバい!!)

先ずは右、その次上と左右!!んで…クロスからのまた左右!!そして最後に…

「一回転!!読めてるぜ!」

突破成功!よくやった俺!流石だぜ!!(自信過剰)

「ッ!?避けられた!!」 「ハァ!?あり得ない!!」 「イル!!テル!!離れて!!」

ドオン!!…と正方形が二人の上に落ちる。驚きで避けられなかった…切るのが遅れたらしい。ナイフが正方形に当たって下に落ちる。こりゃあ勝ったな…意外とあっけない…ぃッ!?

「三点!!」「創造!!」「景色!!」

そう聞こえた瞬間、視界が真っ暗になった。そのあと、ぐらりと景色が傾く。

「歪み…迷え!!」「永遠に!!」「水面の景色!!」

おいおい!!キャラが定まってないぞ!!…何か波紋みたいなのが目の前から消えない…うぐ…また…だ…頭が…クラクラする…てか…長女以外は潰されたはずじゃあ…?

「正方形を切ってくぼみを作ったんだよ!」「ふぅ~♪危なかったぁ♪」「でも…これを使わせるなんて…結構やるじゃん…」

ッ…ぐ…俺は…ここで…リタイヤ…か?

『はぁ~い♪出場者の皆さぁん♪一時休憩でーす♪』

突然、気の抜けた声が聞こえたと思ったら、頭のクラクラがとけて、景色が元に戻った。助かった…?何でだ?今のはラインの声…?

『皆さん気付いてないかも知れないけど~…もう深夜だよ♪良い子は寝る時間♪って訳で…おやすみなさぁ~い♪』

その声と共に、机と椅子が一つずつ、ふっかふかのベッドに、風呂場つき。そんな個室に転送されたみたいだ。……いやいやいやいやいや…

「戦いは!?結構マジでやってたんだけど!?」

まぁ助かったからいいか…と言うわけで、一時休憩となった行事。

三姉妹あいつらはどこに転送されるんだ…?やっぱそのままか…?

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