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新しい武器

 


 感動。拝啓、私、今マジで感動して         

 います。

 なぜかって?それは、グラフィックが神すぎる。

 もうね、ゲームとは思えない。

 例えたら、もう一つ世界があって、その世界に私がきたって言ったほうが信じられるくらいのグラフィックだ。

 …………それで、ここからどうすればいいんだろう。

 新規プレイヤーもそんなに居そうにないし。それに旅をするにしても、結局このゲームはRPGだから強くならないと先に進めないし。


「お嬢ちゃん、困ってるようだけど、もしかして異邦人かい?」


 ん、異邦人ってなんだ?…………あ、そうか違う世界から来た人達、私達プレイヤーのことを言っているのか。


「はい。こことは違う世界から来たんですけど、あの、どうすればいいかわからないんです。」


「そうか。じゃあ、まずは冒険者ギルドに向かうといいよ。あそこは異邦人にとって必要なことを説明してくれるからね。そうだ、冒険者ギルドはあっちの方向にあるよ。」


「ありがとうございます。では、さようなら」


「うん、じゃあね」


 よし、ギルドに向かってみよう。NPCはそんなにプレイヤーと変わらないな。だけど、さっきの人はNPCなのかな。異邦人って言ってたし。それに、上にNPCの緑色のマークがついてたし。

 確かプレイヤーは青色のマークだったかな。

 それにしても人が多いな。NPCもいるし、それに加えて、この通りにいる人の3割くらいの人が、プレイヤーなんじゃないかな?まぁ何万人もゲームをしているのだから不思議なことでもないか。


「おっ、見えてきた、あれがギルドかな。それにしても、案外大きな建物なんだな。」


 ギルドの内装は意外とシンプルだった。あるのは、受け付けやギルドに併設されている酒場とかかな。

 とりあえず受付に行ってみよう。


「あの、ここって、受付ですよね。」


「はい、そうですよ。あなたは異邦人の方ですか。」


「はい、今から何すればいいですか?」


「とりあえず、ここのギルドに登録しましょう。この紙に、職業と種族、名前を書いてください。」


 スラスラスラスラスラスラスラ


「はい、かけました。」


「これで、登録完了ですよ。あなたはギルドランクGからスタートです。

 そして、ギルドランクを上げるには向こうの壁に張ってあるクエスト表からクエストの紙を取ってきて、受付でそのクエストを受けることができます。

 それで、クエストをクリアすると報酬がもらえ、何個もクリアすると、ギルドランクが上がっていきます。

 分かりましたか?」


「はい、分かりました。じゃあ、早速クエストをやってみたいと思います。」


 どんなクエストがあるかなー?

 えーっと、〈暴れうさぎの討伐〉、〈薬草採取〉

 くらいしかないのか。

 Gランクだと受けれるクエストも少なくなるのか。

 私は戦闘職だから、戦闘にもなれないといけないし、〈暴れうさぎの討伐〉にしよう。


「あのエリーさん。私、〈暴れうさぎの討伐〉を、受けます。」


「わかりました。暴れうさぎは、南の草原にいます。南の草原は南門から出れば、行けますよ。じゃあ、頑張ってくださいね。」


「はい、分かりました。行ってきます。」

 《ギルドクエスト〈暴れうさぎの討伐〉を受けました。》

 《サブクエスト〈ギルド登録〉を達成しました。達成したことにより、見習い冒険者の称号が与えられました》


 うわッ、びっくりした。

 こんなものあるんだ。急に出てこないでよ。まぁ、こういうのにはなれないといけないかな。

 このゲームは基本的に突然何らかのクエストを達成することが、多いらしいし。

 そういや、称号って書いてあるし、ステータスの称号の欄のところに加えられているのかな。


 ________________________________________


 アカネ:レベル1 職業レベル1


 所持GOLD10000


 称号:見習い冒険者

 Gランク冒険者の証   

 _______________________________________


 称号の欄が増えてる。だけど、別にそんなにいらない称号だなぁ。


「気を取り直して、草原へレッツゴー。と、いきたいけど、やっぱり武器を買おうかな。その方が安全になるし。」


 最初に転移してきた広場にいた、おじさんのところに戻ってみよっと。あの人色々なことを知っていそうな気がするし。





 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






「おじさん。さっきぶりです。そういえば、おじさんの名前を聞いてなかったけど、なんという名前なんですか?」


「おぉ。さっきぶりだね。アカネちゃん。僕の名前はね、アレクサンダ、いやアレクとでも呼んでくれればいいよ。」


「そうですか。じゃあ、アレクさんと呼びますね。それで、アレクさんに聞きたいことがあるんですけど、武器屋って、どこにありますか?初心者の武器じゃ少し心細いので。」


「そうか。ならオススメの武器屋があるぞ。

 武器を売って貰えそうにないときは。

 多分、アレクさんに言われて、買いにきたっていえば大丈夫だよ。

 その武器屋の場所はギルドの反対方向にあるからね。」


「分かりました。ありがとうございます。じゃあ、その武器屋に行ってみることにします。」


 あの、おじさん。いや、アレクさん、結構いい人だな。

 それにしても、どんな感じの武器屋かな。店主怖い人だったらいやだな。


「ねぇ、君。一緒に、パーティー組まない?」


「私ですか?」


「うん。そうだよ。君さ、可愛いから僕のハーレムパーティーに相応しいと思うんだよね。」


 うわ、何この人。キモッ。ちょっと顔が良くて、他のパーティーメンバーが女子だからって、そういうのは気持ち悪いわ。


「ごめんなさい。私は、ソロでやろうと思ってるんです。あなたのパーティーには入れません。」


「そんなこと、言わないでさ。パーティー組まない?」


「そうですよ。あなた、このカイさんのパーティーに入れることを光栄に思いなさい。」


「嫌です、やめてください。私は今、向かっているところがあるので。では、さようなら。」


「コイツ、小学生でちょっと可愛いからって調子に乗りやがって。」


「いちいち、ウザイですね。私は、高校生です。いい加減にしないと運営に報告しますよ。」


「チッ。わかったよ。ほら、行くぞ。アイカ。」


 はぁ〜。やっと、どっか行ってくれた。本当あんな迷惑なことはやめて欲しいな。対応するのが、めんどくさいから。

 それにしても、どこにあるのかな武器屋。あッ、あれかな。けど、ほんとに、あそこかな。アレクさんが言っていた名前と同じ名前だけど、全然、武器屋に見えないな。


「どこの店が武器屋に見えないって?おいチビ、ウチのの店をバカにしたな。ふざけやがって。異邦人はみんなそうだ。外見ですべて決めやがる。」


「すっ、すいません。あの、あなたがあの武器屋の店主ですか?武器を買いたいんですけど。」


「あッ?お前にか?なんで俺が、お前に武器を売らなきゃならない。」


「アレクさんの紹介です。」


「チッ。あいつの紹介か。なら仕方がねぇ。入れ。」


「えっ?あっはい。」


「で、お前はなんの武器にするんだ?」


「私は剣士なので、剣がほしいです。」


「お前そのちっこい体で剣士すんのか?それで、お前、予算は何GOLDなんだ?」


「予算か。」


 やばい、どうしよう。予算決めてなかった。適正価格がわからないから、何GOLDにすればいいかわからないな。


「1万GOLDあります。なので、1万GOLDで何か私にあった剣ありますか。」


「1万GOLDか。まぁ、いいだろう。ちょっと待っておけ。」


 1万GOLDで剣、ちゃんと買えるかな。

 それにしても、案外この人いい人なんじゃないかな。プライドだけは高そうだけど。

 まぁ、こうやって普通対応してくれるのはアレクさんの力が大きいからなのかな。

 さて、どんな剣が来るのかな。楽しみだな。


「待たせたな。1万GOLDで買える剣は、ブロンズソードだ。」


「分かりました。じゃあ、買います。」


「おう。買い終わったなら早くでろ。」


「ありがとうございます。耐久値が減ったら、また来ますね。」


「勝手にしろ」 


 これで、準備はOKだ。草原に行くぞ。南門はあっちににあるから、あそこに行こう。


 それにしても、この街結構広いな。なんていう名前の街なんだろう。

 門まで来たし、門番に聞いてみるかな。


「門番さんこの街なんていう名前なんですか?」


「この街?この街はヒストリアだよ。」

 

「教えてくれてありがとう、門番さん」


 よし、これで気兼ねなく外に行ける。

 あっ。ブロンズソード装備するの忘れてた。

 右腕に装備っと。この剣初心者用の剣よりちょっと長いな。ちゃんと振れるかな。

 そういや受けていたクエストなんだっけ。えっと、思い出した。確か〈暴れウサギ〉の討伐だ。そういや何体倒せばいいんだろう?30体か。


「暴れウサギ、暴れウサギっと。どこにいるかな?…………おっ、いたいた」


 うわっうさぎなのに大型犬くらいある。

 おっきいな。

 私に倒せるのかな。

 気配隠蔽のおかげで気づかれてはないけど、どうやって倒そう。

 普通に斬りかかるか。


「よし。ていやッ。え、一発?武器が強いな。だからかな、簡単にクエスト達成できそうだな。よしこの調子で倒していこう。」


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ふ〜、このくらい倒せばいいだろう。何体倒したかな?ほうほぅ、えっ60体?そんなに倒してたかな。途中でレベルも上がったけど。さてステ振りするか」


 ________________________________________


 セン:レベル2 職業レベル2


 種族:狐獣人


 HP600  MP400


 ATK27→39   DEF22→24

 INT21→22    RES21→22

 AGI27→39    DEX21→22

 LUK21→23


 スキル

 剣術スキル 身体強化

 レベル1→2 レベル1

 俊敏    気配察知

 レベル1→2 レベル1

 気配隠蔽  幸運強化

 レベル1 →2 レベル1


 SP0 AP1

 ________________________________________


「振り終わったー、だけど、あれだけ倒して1しかレベル上がらないのか。」 


 暴れウサギもいっぱい倒したし街に

 さあ、戻りますか。





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