街の外の探検
遅れてすいません
街に戻ってきたアカネは、とりあえずギルドに向かうことにした。
「エリーさん、兎を倒したので戻ってきました。
えっと、倒した兎の素材は、どうすればいいですか?」
「私が、集計しますのでカウンターに置いてください。
………丁度60体分ですので、暴れ兎の討伐2回達成になり、2回分の報酬が得れます。
なので2500Gと2500Gになるので、5000Gになります。素材は売りますか?」
「売ります。」
「わかりました。兎革と兎肉、骨、合わせて2300Gになります。合わせて、7300Gになります。」
こうしてみると結構な金額だ。
だが、騙されてはいけない。
このゲームの金額の上限は今のところ100億G。
だから7300Gなど月とスッポンくらいの違いがある。
まぁ、100億Gなど家を買うくらいにしか使わないだろうが。
「よし、次は街の外を探検してこようかな。さっきはクエストを優先してて見て回れてなかったし。」
そう言いアカネは街の外に向かった。
街の外はアカネがクエストで外に行ったときよりプレイヤーの人数が増えていた。
だいたいの人が入れる夜の時間帯になったからだろうか。
「うわー。さっきより人増えてるな。奥の森に行こうかな。」
草原にある森は、比較的人がいなかった。
普段は弱い敵しかいないが、夕方になると、日中より強い敵が出るからだろう。
それにこの森はPKの住処だということも関係しているであろう。
そんな森の中、何も知らない茜はどんどん進んでいった。
「この辺りは人少ないし、このあたりでモンスターかろうかな。」
少し経って、アカネの前にウルフが現れた。
ウルフは昼にこの森で出現するゴブリンと違って、力が強くてすばしっこく、気配を消すのが上手い。
そして、大体が1匹だ。だが、1匹でも普通は、アカネのレベルで勝てるようなモンスターではない。
「あれ?おかしいな。気配隠蔽も発動させてるのに、なんで気づかれたんだろう。気配察知にも引っかからなかったし。」
そう言いながらも、戦闘準備を整えた。
そうこうしているうちにウルフが先に仕掛けた。
「ッ!?。速い。」
ウルフはアカネの速度を上回っていた。相手とのレベル差もあり、茜は相当な苦戦を強いられていた。
「どうしようか。このままじゃ負けてしまうかな。相手の攻撃は直線的だし、攻撃を木の前で避けて、木にぶつけてしまおうかな。」
そういったはいいが、アカネはどうするのか。
その後、戦闘が始まってから数分がたった。
流石にアカネはウルフの攻撃になれてきたようであった。
そして、徐々に近くにある大木によって行っている。
「よし、いまだ!」
アカネは木の前で大きく横に飛んだ。
ウルフはアカネに避けられ、勢いを殺せず木にぶつかってしまった。ウルフは気絶した。
「あれ?気絶した。よかった。少しは倒しやすくなると思ったけど、気絶するとはね。起きないうちにとどめを刺してしまおう。
はぁー、疲れた。こんなに敵が、強いって聞いてないよ。夜はこんなに敵が強くなるのか。危ないから街へ帰ろう。」
なんとか、ウルフを倒したアカネは街に帰ることにした。
「そこの、嬢ちゃんちょっと待ちな。」
グサッ
アカネが振り向いた瞬間、アカネは飛んできた短剣によって刺された。
「なんで?体に剣が刺さってる。」
木の影から出てきた男は言った。
「それは俺がやったからだよ。いやーPKってのは旨みは少し少ないけど、人が殺せるって言うのがいいね。じゃあな、嬢ちゃん。」
「ふざけn」
アカネは初めて死んだ。
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「………はぁ。初めて死んだ。」
アカネの前に死亡したことを告げる、ウィンドウが浮かんだ。
「えっと、10レベルまでは所持金10%ダウンか。てことは730Gくらい減ったのか。」
死んだアカネはゲームをスタートしたとこで復活していた。
「やっぱ、夜は危険だなー。暗くて見えにくいし。疲れたし、今日は倒したウルフの素材、売って終わるか。」
そしてギルドにきたアカネ
「エリーさん、ウルフの牙とウルフの皮を売ります。」
「分かりました。ウルフの牙とウルフの皮で、合計890Gになります。」
「はい。そういえばエリーさんこの近くに宿屋はありますか?」
「ギルド併設の宿屋がありますので、そこでもいいですか?」
「はい、そこで大丈夫です。」
「では、ギルドをでて左側にあるのでいってみてください。」
「分かりました。ありがとうございます。」
このゲームでは、基本どこでもログアウトできるが、ログアウトしている間も、そこには自分のアバターが存在していることになっているのだ。
だから、外でログアウトすれば、モンスターやPKに襲われ倒されたりしてしまう可能性がある。
だから街に設けてあるセーフティゾーンでログアウトすれば圧倒的に死ににくくなるのだ。
「ここが宿か。早く泊まってログアウトしよう。
すいません。ここで一泊したいんですけど。」
「一泊100Gです。」
「はい、100G」
「部屋は二階の突き当りです。それと鍵です。」
「分かりました。」
二階に上がり部屋に入ったアカネはベッドに寝転がり、ログアウトした。
「今日は疲れた。お風呂入ってご飯食べて寝よう。」




