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神のいない世界にようこそ  作者: トキワ
第1章   反逆の始まり
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10話 決着の解放

「何人来ようが、潰す!」




男が剣を振る。





すると,蛇の姿をした水が3匹に増えた。





・・くそっ!また増えた!





そして,その3匹は,クリス、ソウ、俺にそれぞれ襲いかかる。





集中しろ、、、足に魔力を集結!





・・避ける!





俺は残り数少ない魔力を振り絞って、少女を抱えながら走る。





しかし振り切れない。





腕に魔力を持ってこい!





・・防ぐ!





俺は,少女を護るように、後ろに隠して、左腕でなんとか弾いた。




「ぐっっ!」





しかしまだ攻撃は終わらなかった。






もう一度こっちに向かってくる。






この子は、、絶対に、、、護る!






俺は,少女を地面に下ろすと、体全体で庇った。





ザァァァァァ!





「ぐっっ!」





背中に水の凄まじい勢いを感じる。







痛い、、苦しい、、逃げ出したい!







でも!





絶対護る!今度こそ!絶対!







俺は本能のままに、ただこの子を庇った。






ただ、俺の意識は徐々に薄れていった。






・・く・・そ・・・・・




















「ユウ!ナイスファイ!」





クリスは、空中で叫ぶ。




そして,水蛇をよく見る。





行くぜ、、!  インパクト!





クリスはジャンプした足に二連撃を発動させる。





・・地面を蹴った反動をもう一度加えることによって、空中で加速する!





そうして水蛇を突破する。





「面倒だ、」





男は,直接剣でクリスに切り掛かる。





シュッルルルルル!






ソウが紐を剣に結び入れて止める。





「さっきもやったなぁ!こういうの!」





「ナイス!ソウ!」






男が紐を切るよりも先に、クリスがアカリを回収した。





「チィッ!」





男は剣の構えに入る。






それと同時に魔力が爆発的に溢れ出す。







「もういい、お前らは本気で潰、、」






!?!?








しかしそれよりも一瞬早く、イルが構えに入っていた。










解放【リリース】、、、、 黒い太陽ブラックサン







イルの指先から、黒い魔力の塊が放出される。





それは、徐々に巨体化し,とても大きくなり,男にぶつかった。






「ぐっっ!」






男は魔力を集めた剣で対抗する、






しかし,魔力の塊を止めるには,力が足りなかった。







「ぐぁぁぁぁぁぁ!」









ズドォォォォォォン!






男は,遺跡の奥の瓦礫に消えた。






「イル!ナイス!」




クリスはイルの元に近寄る。




「うん。」





「私の解放【リリース】をまともに食らった。すぐには追ってこれないはず。」





イルはユウの元に向かう。





すると,少女はユウを心配していた。







「大丈夫、、だよね、、このお兄ちゃん、、生きてるよね、、!

 また私のせいで,関係のない人が、、」





その少女は,ひどく怯えていた。





その姿に、イルは昔の自分を重ねた。





 「大丈夫。生きてるよ。」






イルは少女の頭を優しく撫でる。






そして,意識を失っているユウに囁く。





「頑張ったな、、ユウ。」





そう言うと、イルはユウを担いで、少女を抱き抱えた。





「お前ってやっぱり結構脳筋だよなぁ。」




クリスがイルに言う。





「この雰囲気でそんなこと言う?今はどうでもいいから。一刻も早くこの場をさろう。」





「あぁ、そうだな。」




「それがいい。」





そうして、3人は、3人の負傷者と一人の少女と共にほぼ全壊した遺跡を、急いで後にした。


























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