聖人とは……【本】
理不尽?
確かに「忍耐力の無さや冷静さの欠乏が不幸を招いた」が、不幸になった側に忍耐力が無くて冷静さが欠乏していたからじゃないよね?
「足を踏まれた程度で」踏んだ相手を怒りに任せてネズミに変えてしまった "聖人" の方が忍耐力も無く冷静さも欠いているよね?
そりゃ、踏んだ方も迂闊だっただろうけど、「足を踏まれた程度で相手をネズミに変えてしまうという忍耐力の無さや冷静さの欠乏が不幸を招いた」はちょっと違うんじゃない? これだとまるで聖人が自身に対して「不幸を招いた」ように受け取れると思うんだが、不幸を招かれたのはネズミにされた方だよね? 話の主旨はこのネズミにされた神の行動を諫めるものだから聖人の「忍耐力の無さや冷静さの欠乏」が「不幸を招いたことを表す」って、え、そこ?な不可解が。
それか「忍耐力の無さや冷静さの欠乏が(相手にあった為に)不幸を招いた」ということなら何のありがたい教訓話でもないと思うんだが。他者の足を踏んでしまう迂闊は「足を踏まれた程度で相手をネズミに変えてしまうという忍耐力の無さや冷静さの欠乏」より優先されて諫められるようなことなのか? そっちは諫められるようなことではないのか?(話の中で聖人は何のペナルティも負っていないしネズミにしてしまったと後悔しているわけでもない)
ていうか、忍耐力も無く冷静さも欠けた、足を踏まれたくらいで相手をネズミに変えてしまう者が "聖人" ?
…………と、図書館で借りた本を読んでいて、盛大に突っ込んでしまった。
とある国の神話である。
神話伝承 "らしい" 理不尽?
でも「忍耐力の無さや冷静さの欠乏が不幸を招いた」と言っているのは神話じゃなくて本の著者。
重箱の隅……。




