↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
吐出口  作者: 鈴木
PR
6136/6258

頻繁にないことはそうそう覚えてられん。

 なんぞの糞よりはマシか? マシなのか?

 昨日の午前中、買い物へ行く為に玄関を出たら、真正面にでっかいカタツムリがいた。

 …………"真正面に"、いた。

 ボンネットの上にいたのだ。

 なーんーでーー!

 今まで車の上といえば糞以外じゃせいぜい蜘蛛くらいだったのに(中ならアマガエルに入り込まれたことはあるが。あとはよく分からんハネムシ。……ハチもあったかなぁ)、この場所に越してきてから初じゃないか。

 隣の庭との境のブロック塀にはまあ頻繁に張り付いているのを見掛けはしたが、車に乗られたことはなかった……筈!

 …………なかったか?

 書いてて自信がなくなってきた(汗)。

 うーん、なんか、屋根の方に一度乗られたことがあった気がしてきた…………。

 まあ、いいや。

 とにかく、即行玄関内へ逆戻りして箒をひっつかみ、運転席の横へ回り込んで思いっきりスイング。

 一発で弾き落とした。

 酷い? ほっとけ。

 なんか、力を加減すると落ちないような気がしたのだ、粘液で貼り付いていて。

 それに、地面に当たったくらいじゃ何ともなかったらしいぞ。固い殻のようで。

 どの段階で丸まったんだか、直ぐに落ちた辺りを見てみたら出ていた身体を殻の中にすっぽり収めて転がっていた。

 そして、買い物から帰って来て、うっかり踏まないように車を入れるスペースを予め確かめてみたら何処にも姿がなかった。

 見落とすにはでかい図体だったから、間違いない。

 しかし、どういうルートでボンネットまで上ってきたんだか……。

 カタツムリの這った後って粘液で銀色の膜が残るとかどっかで読んだ気がするんだが、そういう痕(もの)が全くなかった。

 もしかして上に張り出しているハナモモの枝から落ちて来たとか?

 それか暴風で飛ばされてきたか。

 まあ、真相(こたえ)は知り得ようもないが。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。