痛みの種類
先生が忘れていた……。
何をって、レーザーを打つことを。
まあ、結局打つことにはなったが。
網膜に。
薄くなっている箇所がある話は前の医師の頃からずっとあったが、直ぐにどうこうということではないからと何もせず様子見だった。
それが今の医師に変わって、レーザーで薄くなっている部分の周りを固めておけば網膜剥離になる確率はぐんと下がると言われ、もういい年だしなってからじゃ遅いし、そろそろ対処しておいた方がいいかとお願いしたのが前の受診時。
色々覚悟して臨んだんだけどなあ……。
ちょっと拍子抜け。
それが良かったんだかなんだか、レーザーを打つ時、痛みがあると今頃になって言われたが、まあいいかと開き直った。
実際やってみると成程、痛かった。
ただ、全く痛くない時と酷く痛む時の落差が激しくて、その違いはなんだったんだろう……。
痛みは想像していた刺すようなものではなくて、何と言うか頭痛に近かった?
まあ、眼球は脳に近いわけだし、寧ろ納得? 眼球自体が痛いというより眼球に与えられた衝撃が脳や頭蓋骨に響いて痛かったというか。
レーザーは左目に打ったんだが、右目にも痛みが伝わる可能性があるということで両目に二度も麻酔の目薬を点したが、結局右目が痛むことは最後までなかった。
その右目も後日打つ予定だから、今回は次は半年後~とはならず、直近でもう一回行く必要が出来た。
打った時の痛み次第ではうーげーと鬱全開になった気もするが、幸い耐え難いほどの痛みではなく、瞬間的なもので吐き気も伴わず、天気痛の方がよっぽど痛いと思えばどうということもなく気は楽だ。
しかし、今回は最終的に半日がかりになってしまった。
病院に着いたのは午前七時四十八分だったが、全て終わってみれば十一時三十五分だった(嘆息)。
レーザーの前にも色々やったからなあ。
いつもの眼圧、他覚的屈折検査(気球を見るやつ)、ランドルト環による視力検査だけでなく、視野検査(使う医療機器はハンフリー視野計というらしい)に網膜写真撮影(フラッシュを諸に浴びるようなやつ。瞬間視界が真っ白。あれは結構キツい。何度もやるし)。特に最後の二つが時間かかった。
余談だが、ウィキに載っていた検査表、ランドルト環だけでなく魚の絵やひらがなまであって、これまでの人生、何度も視力検査はしてきたが、ああいうのは一度も目にしたことがないなあ、とちょっと珍しかった。




