第9話
「君は、いじめ殺しの味方になるの?
それとも、いじめっ子であるブリースモの味方になるの?」
「俺は、みんなの味方。
だから、友達になろう」
俺は、笑顔で答えた。
何で、そんなことをしたのかは、わからない。
ただ、なんとなく直感的にそれがいいようにかんじたから。
「はあ、君とは分かり合えないというか、君はなんか違うんだよな」
「違うって、何が?」
僕には、何のことだかわからない。
「本当に人間なのか?」
「人間じゃなかったら、一体何なの?」
「あぶきが知るわけがない。
とにかく、どんな理由であれ、ブリースモをかばっている以上は、君はいじめ殺しの敵とみなす。
それが何を意味しているか、わかるかい?」
「わかんない」
僕は、率直に答えた。
「はあ、脳筋もここまでくると、さすがにお手上げだ」
「納金?
お金をどこに預けているの?」
「そんな話はしていない!
君は、一体、何なんだ?
こちらの話したいことを、わかっているのか?
いじめ殺しにとって、元いじめっ子だろうと、いじめっ子であることに変わりはないんだよ。
だから、元いじめっ子のブリースモと君の命を奪うということ。
それが理解できたら、覚悟はできているのかってこと」
「うーん、そんな難しい話されても、よくわからない」
俺は、考え込んでしまった。
僕が、これからどうなって、黒船あぶきの伝えたいこと。
すごく理解が難しかった。
「そんな難しい話はしていないんだが、これは脳筋というレベルはないよね。
この人、何かしろの障害か病気、持っているんじゃないのか?
あるいは、認知症とか」
「失礼だな。
俺は、障害もないし、病気もない健康体だし、認知症もない。
病院にも入院していないし、おじいちゃんに見えるの?」
「なぜ、そんな話になった?
話の論点がずれているような・・・。
そもそも、空気読めているのかな?」
「空気なんて、読めるの?」
「その時点で、おかしいわ。
とにかく、君は殺されるために追われることを、肝に銘じておくんだね」
「キモに命じるって・・・・?
どういうこと・・・?
俺、そんなにきもかったの?」
「こいつ、マジで何なの?
話もわかっていないし、空気も読めていない。
あぶきといじめ殺しであるプレジデントは、今日から君の敵だ。
これは、わかるな?」
「敵って、どうして?
仲良くなろうよ。
こうして話している段階で、もう友達になれたのに」
「友達?
これ、友達の会話だったの?」
「そう、友達になるためには、こうして話すことからスタートするの。
だから、プレジデントも、あぶきも、ブリースモも友達」




