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第5話

 学校からの帰り道を、高君と歩いていると、ここで朱色の髪と朱色の瞳を持つ少女が現れた。


「あなたが、ライハイツね」

「そうだけど、どうかしたの?」


「あなたを殺しに来たの、プレジデンテの元彼で、小田マリの元ギルドメンバー」

「なんの話かわからないけど、君は誰なの?」


「あたしは、昭島朱莉よ」


 そう言うと、高君は驚いていた。


「昭島朱莉って、有名な指名手配犯じゃないか」


 高君がスマホをとりだし、捜査しているところを、昭島朱莉が「水仮面」と唱えた。


「これって・・・・」


 俺は小さな体で、何十センチも高い高君をお姫様抱っこした。


「お姫様抱っこされる趣味は、ねえよ」


 高君の身長が高すぎて、高君の足が地面につきそうだし、高君暴れる。


「今は、おとなしくして。

緊急時だから」 


 昭島朱莉が、水のシールドを噛んで「水噛み」と言うと、水が飛んだけど、俺は全部避けた。

 だけど、避けるだけじゃ、僕の体力がもたない。


 何か方法はないか・・・・。

 考えろ・・・・。


 だけど、考えている余裕を、昭島朱莉が与えてくれるわけがなかった。


 僕の水の能力で反撃はできるけど、水を噛むことができる昭島朱莉の前では、無力。

 なら、いじめっ子ストーカーである昭島朱莉を撃退してくれるいじめ殺しが来てくれるまで待つか、俺が肉弾戦のみで戦うか。

 武器なんて、今は持っていない。


「いじめっ子ストーカーで、一生のいじめっ子である昭島朱莉、ここで観念するんですのよ」


 知らない女性の声が、聞こえた。


 声がした方を向くと、背中まで長い紫の髪を持った綺麗な女の人。


「これ以上のいじめは、いじめられっ子の大切な人を奪うことは、見過ごせないですわ」


 空から稲妻が落ちて、昭島朱莉に直撃した。


 水属性の異能力に雷属性の異能力は不利なはず・・・。

 ついでに言うと、草属性や木属性なんかも・・・。


 昭島朱莉は、その場に倒れこんだ。


「大丈夫だったかしら?

怪我はないですの?」


「大丈夫、助けてくれてありがとう」


 俺は、お礼を言った。


「なら、よかったですわ。

それでは・・・」


 この女性のことが気になる・・・。


「高君、俺行くから」


「は?」


「とにかく行くの、じゃあね」


「お、おお・・・」


 俺は高君をおろして、そのまま紫髪の女性の後を追った。


「あの・・・、助けてくれてありがとう・・・。

君の名前を教えてくれない?」


「あたくしは、ただのいじめ殺しですわ。

いじめっ子を始末するだけに生きていますのよ。

名前を知られると、日常生活に支障が来ますわ」


「それでも、いいの。

君は恩人だんだし、お礼がしたい。

名前、教えて?」


「あたくしの名前は・・・」

 

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