第8話
私には妹がいる。
17歳で高校二年生の妹と、
16歳で高校一年生の妹と、
15歳で中学三年生の妹と、
14歳で中学二年生の妹と、
13歳で中学一年生の妹がいるの。
私含めれば、6姉妹ってことになるけど、姉妹みんなと仲良くなの。
妹とはいまだに連絡をとりあったりしていた。
私は妹と同居を考えていたけど、どれも遠い。
同じ日本に住んでいたとしても、飛行機とか新幹線とか利用しなくてはならない。
それに私は標準語で話すけど、妹と一緒に住むというのなら、方言を使わなくてはならなくなるのと、姉妹全員、異母なので、それはそれで気まずい。
異母ということは、そのお母さんはいるけど、私にとってのお母さんではないから。
中学一年生の妹が沖縄に住んでいて、沖縄弁を話すし、
中学二年生の妹が北海道に住んでいて、北海道弁を話すし、
中学三年生の妹が青森に住んでいて、津軽弁を話すし、
高校一年生に妹が名古屋に住んでいて、名古屋弁を話すし、
高校二年生の妹が新潟に住んでいて、新潟弁を話す。
方言を知らない私が、いきなり方言を話せるようになるだろうかと不安にもなる。
方言というのは、私にとっては知らない言語で話されるようなものだし、そんなもの学校で習わないのだから知るはずもない。
学校で習う方言と言えば、高校二年生で大阪に修学旅行の事前学習として、関西弁を習ったことぐらい。
思い返せば、中学二年生の頃の修学旅行は京都、奈良だったのでその方言を事前学習として勉強したものの、あれからかなりの年月がたっているので、どうゆうものだったかは忘れている。
悩んだ末に、私は新潟の妹のところに行くことにした。
学校は通信制の高校に転入するつもり。
ちょうど、新潟の方に私がいいなと思う、通信制の高校があったから。
施設の人には事情を話し、私は新潟に引っ越すこととなった。
いじめがあるこの町から離れるために。




