第14話
実は私は父と仲が悪く、父はアパートの1階に、私はアパートの2階に住んでいた。
何で私が父の近所に住んでいるかと言うと、母は私の面倒を見れないから、親権が父に変わっただけ。
かと言って、自分のことは自分でできないから、普段は2階にいるけど、ご飯を食べる時は1階に来ていた。
2階に住むと言っても一人暮らしではなく、父の妹である叔母夫婦とよくいた。
私と父の名字は、太陽。
私の叔母夫婦の名字は、日向。
日向夫婦は、子供に恵まれなかったため、よく私を実の娘のように可愛がってくれた。
スクイアットロは1階にいた。
父の恋人の恋仇さんが、スクアイトッロに一目惚れして、独占されたから。
最初は2階に住まわせるつもりだったのに、恋仇さんは「かわいいー。 それ、あたしにちょーだい」とスクイアットロを持って行ってしまった。
反論もできず、仕方ないから、恋仇さんがいない時だけ可愛がった。
そして、私は父にも恋仇さんにもばれないようにペットを新しく迎えるにした。
もちろん、里親募集のサイトからだった。
新しく家族として迎えたメスのりすは、アルビーアだ。
アルビーアは避妊手術をしてないし、スクイアットロは去勢手術をしていないため、一緒にいると子供ができてしまうため、離すかたちとなっている。
ほかにもたくさんの動物を迎えた。
うさぎの名前は、コニーニョ。
蛇は、セルペンテ。
ハムスターは、クリチェート。
モルモットは、ギニーピッグ。
金魚は、パリーナドーロ。
亀は、トーロ。
餌代も半端なかった。
多頭飼育崩壊を私とせいでしたとしても、何の罪悪感も抱かなかった。
私は動物の存在に心が満たされていたから。
1階に行けば、スクイアットロにいつでも会えた。
スクイアットロは普段はハムスター専用のゲージの中にいたけど、私がいる時だけケージから出していた。
私はスクイアットロとよく遊んでいるうちに、スクイアットロは懐いてくれるようになった。
スクイアットロは、私の手の上で寝ることもよくあった。
私は、動物という存在がいるだけで幸せだった。
恋仇さんはまるで自分のペットかのように、スクイアットロをSNSに載せていた。
もちろん、私の許可なんてない。
恋仇さんは父と結婚して、アパートを出て一軒家を出るという話になった。
その時にスクイアットロを連れて行くという話だったので、私もついて行くことになった。
新しく引っ越した一軒家は豪華で、綺麗だった。
しかも、広くて4階だてだった。
恋仇さん、私の新しい継母は、社長の娘だということもある。
恋仇社長が、お金を出してくれている。
入籍は私の知らない間に終わっていて、近いうちに結婚式をあげるつもりらしい。
日向夫婦の家は、近所にあるから歩いていける距離だった。




