↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機に人類の切り札として無双するー  作者: hanaXIII


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
99/112

第九十九話 ヘマ総帥VSシャク

スターサイド2の地表で巻き起こる激烈な戦火。

直感的なフォース回避で順調に戦果を挙げるユウだったが、ついに現れた敵のトップ・ヘマ総帥の駆る「ダークホープ」の圧迫的な強さの前に、機体を破壊され生身で追い詰められてしまう。

死線の中、己の身体ひとつで巨大ロボットの拳を砕くという驚異的な粘りを見せたユウ。

しかし、その肉体は限度を超えたショックに晒され、絶体絶命の危機に直面していた。

一方、ユウの危機を察知したシャクは、完成したばかりの「アルティメットシールド」を駆り、漆黒の宇宙から大気圏へと急降下する。

はたしてシャクは敵の総帥を相手にユウを無事に救い出し、生きて帰還することができるのか――!

ユウは気絶していた。

村の建物を貫通して、広場のような場所に大の字になっていた。

ズドン!!

そこにヘマ総帥がやってくる。

「よし!トドメだ!」

ダークホープは足を振り上げて、ユウを踏み潰そうとした。

ギュイーーン……ズドーーン!!

「ぐ、ぐぬおおおおー!!なんだーー!?」

急加速してきたアルティメットシールドの蹴りがダークホープの背中を直撃し、吹き飛ばされる。

キーーン……ズドーーン!!!

ダークホープは吹き飛んだ後、地面に叩きつけられた。

「ぐ!?新手か!?……な、なんだこのフォースは!?こいつ、ただものじゃない!ならば、むうー!」

ヘマ総帥もフォースを全力解放する。

「う!頭が!」

『お前は誰だ!?俺の声が届くのか!?』

『こ、声!?』

『俺はヘマ総帥、サイド1のトップだ!お前は誰だ!?』

『あ、あなたに名乗るものはありません!』

(素性は言えない!早くユウを回収しなければ!)

『生意気な!消えろ!』

ビシュンビシュン!!

ヒョイヒョイ

アルティメットシールドは空中に飛び上がり、回転して舞うように回避する。

「なにー!?この至近距離で避けるだと!?」

バシューーーーン!

アルティメットシールドはさらに飛び上がり、ユウから離れる。そこをダークホープは追いかける。

『待てー!逃げるなー!』

『あ、あなた……気持ち悪いわ!』

(なんなの、この気持ち悪いフォース……欲に塗れている!)

「ぬあにー!?俺様が気持ち悪いだと!?声的に女だな!?あのアマ!」

ダークホープはビームソードで斬りかかる。

しかし、アルティメットシールドは攻撃を全てかわして、また蹴りを加えた。

ズガン!!

ダークホープは空中から地面に叩きつけられる。

「今よ!」

ビシュン!

ズドガーーン!!

ダークホープのブーストが破壊され、空を飛べなくなった。

「な、な、な、なにぃ!?あのアマーーー!!」

「よし!今のうちにユウを回収します!」

ギュイーーン!ズオオオオ!

アルティメットシールドは空中で加速してユウのそばで停止。コックピットから降りて、ユウを回収した。

コックピットの後部座席にユウを座らせて、シートベルトをかける。

「シャク、生命維持装置はこちらでやります。あなたは離脱を。」

「ありがとうラム!わかったわ!」

バシューーーーーン!!!

アルティメットシールドは飛び上がり、星を離脱した。

「ぐ!くそうーーー!なんなんだ!?どこの誰だあいつらは!?」

シャクは戦艦に戻り、サイド7へ帰還する。

ユウはすぐにラボ内の治療ルームへと運ばれた。

部屋はガラス越しにユウが横になっている姿を見ることができる。

「ユウ!!」

三人がそれぞれ別の通路から駆けつけた。

「シャク!本当にありがとう!もしシャクがいなかったら、ユウは……」

アリスは治療ルームの前で座り込んだ。

リスタが抱きつくように介抱する。

「う…う…良かった……ユウが無事に帰ってきたよぉ……」

リスタは泣いていた。

シャクは、立ち尽くしてユウを見つめていた。

そこに、ジョウ博士も駆けつけた。

「ユウ!!おお、なんとか無事だったのか、よかった……シャク、ありがとう、君がいて良かった!」

「もう少し早ければ……すみません。」

アリスは立ち上がった。

「そんなことないよ!シャクはユウを連れて帰ってくれた!ラムから聞いたよ!?敵の総帥が出てきてて、ユウは手も足も出なかったって……なのに、そこを凌いで連れて帰るなんて、すごいよ!本当にありがとうシャク!」

アリスとリスタはシャクに抱きついた。

長身のシャクは二人を抱き抱える形になる。

「ジョウ博士、ユウは……」

「命に別状はない、ただ、いつ目覚めるかはわからん。それにしても、機体を直接殴りに行くなんて、ラムから聞いて驚いた。

彼の身体面は、もうそこまできているというのか……」

「映像データを見ました。相手の機体の右手、破壊されていました。」

「多分、捨て身の攻撃だった……あと、どちらかというと、パンチで壊したというより、ユウ自体に直撃して壊れた感じに見えた。」

リスタも分析していた。

そこに、マザーから通信が入る。

「たった今、サイド2は占領されました。

ヘマ総帥、思いのほか強敵のようです。

あそこまでユウが手も足も出ないとなると、推測と作戦を練り直す必要があります。」

「マザー……もしわたしにもっとできることがあれば言ってください。もっと……もっと強くならなければ、ヘマ総帥は止められない気がする。」

「シャク。あなたは十分すぎるほどの活躍をしました。

かしこまりました。あなたの気持ち、受け取りました。

これから、次の作戦に入ります。

わたしの予想も含めてお伝えいたします。」

ガラス越しにユウを見つめて、マザーからの次の作戦を聞くことになる。

(ユウ……無事に目を覚ましてね。それまでは、わたしたちが頑張らなきゃ!)


第九十九話 完

第九十九話をお読みいただき、本当にありがとうございました!

ユウを踏み潰そうとするヘマ総帥の「ダークホープ」に対し、シャクの「アルティメットシールド」が旋風のように降臨して叩きのめす、まさにスカッとする見事な救出劇でした!

ヘマ総帥の攻撃をヒラヒラとかわし、機動力を奪って鮮やかにユウを連れ戻したシャクの成長と強さが光りましたね。

無事に戻ってきたユウを取り囲んで涙を流し、互いに感謝しあうアリス、リスタ、シャクたちの絆にも深く胸を打たれました。

しかし、スターサイド2はついに占領されてしまい、戦況は危機的状況へ……。目覚めぬユウを前に、マザーが提示する「次なる作戦」とは!? 記念すべき第百話の展開にぜひご期待ください!

ユウを見事に救い出したシャクの活躍を称えたい方、そして次回第百話の展開が楽しみな方は、ぜひブックマーク登録や評価、感想コメントをいただけますと大変励みになります!

皆様からいただく温かい応援が、今後の執筆の大きな力となっております。

また、現在参加中のコンテストへの大切な応援投票も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

さらに、 hanaXIII のもう一つの代表作である**『Another Life 〜現実が詰んだので、フルダイブVRで人生やり直します〜』(N0377LN)**も大好評連載中です!

現実で行き詰まった主人公が、フルダイブVRの世界で人生の一発逆転に挑む爽快な冒険ファンタジーとなっております。壮大な宇宙で繰り広げられる『Ultimate Wars』とあわせて、こちらの作品もぜひ並行してお楽しみくださいね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。