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Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機に人類の切り札として無双するー  作者: hanaXIII


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第七十九話 ナイトたち

フォースの基礎を体得したユウに対し、トウ姫が語る次なる指標。

それは、遥か彼方の銀河にある惑星ジェナイト、そしてそこに集う「ナイト」たちの存在だった。

大人になってからの修行に潜む危険、そして暗躍するダークナイトの影を聞かされ、ユウは宇宙の厳しさを知る。

そして数日後――ついにネビル、ラボ、フェアリーリングの三者が集う、星の運命を賭けた大対談の幕が上がる!

「お前たちは、ナイトやダークナイトたちのことは、もう知っておるな?」

「はい、概要は聞きました。」

「フォースは妾たちのように、親和性の高いものは扱える。ならば、他の種族にも扱える。それはわかるな?」

「はい。理解できます。」

「ここからはるかかなたの銀河に、惑星ジェナイトという星がある。そこが、ナイトらの拠点となる星じゃ。ナイトらはそこで修行し、優れたナイトらを育成しておる。」

「そこに行けば、俺のフォースも……」

「じゃが、そう簡単ではない。育てるのは幼い子供からじゃ。ユウはもう大人。よほどじゃないと受け入れてくれんじゃろう。」

「そ、そんなぁ……映画と同じだ。やっぱり、感情の面とか、価値観とか、未成熟の段階から鍛えていく必要があるからでしょうか?」

「ほう、鋭いのう。まさにそうじゃ。大人になってからじゃと、その精神をうまく学べないからのう。みな、生きていく過程でなんらかの価値観が育つ。それが邪魔して、ダーク側に行く可能性が高くなるからのう。」

「……そっか。でも、そこに行けば、可能性はあるということですね?!」

「そういうことじゃ。すまんのう、ここまでしか協力できん。」

「いえ!とんでもないです!希望が出てきました!いつか、きっと行きます!」

「しかしのう……もはやそこは危険地帯かもしれん。行くなら心していくが良い。」

「もしかして、ダークナイトが絡んでるんですか?」

「そうじゃ。ダークナイトからすれば、光の側のナイトらは宿敵じゃからのう。邪魔な存在を、いつか消しにかかる日もそう遠くは無さそうじゃ。現に、銀河の噂では、ダークナイトは星々を支配して回っているからのう。」

「もしかして、いろんなところにスパイとかもいるのかなあ?」

「いるかもしれんのう。ナイトらを貶めるために、あらゆる策を立てておろうからな。味方と思って言うことを聞くと、実はそれがナイトを裏切る内容かもしれんからのう。すべてを疑えというわけではないが、見極めは必要じゃ。」

「それは、もし騙されたら大変だ。行く時は、心して行きます。」

「お前なら、修行すればきっと、ナイトとして認めてもらえる。素質はあるからのう。ただし、ちゃんとした師匠に学ぶことだ。自分の勘を信じて、良い師匠を探すんじゃな。」

「はい!」

ユウは、最低限のことをトウから学び、いよいよ会談の日が来た。

ネビル都市。

「今日は、お集まりいただきありがとうございます。司会進行はネビル側で執り行います。よろしくお願いします。」

ネビル、ラボ、そしてフェアリーリングを代表する面々が揃った。

「す、すごい設備だ!」

大聖堂や野球ドームのような会議室。何百人も入れそうな規模の空間に、スクリーンも各所に設置されている。

座席は前列から何列目かが会議用の席になっており、机や小モニター、電子ホログラムスクリーンなども搭載されている。

中央には司会を担当するスペースがあり、そこをグルリと囲むように席が設置されている。デスクがない席は主に後方であり、観客用となっている。

「こ、こんなところで会議するのか。あ!続々と首脳陣以外の人たちも入ってきたぞ!」

「ユウ、キョロキョロしてどうしたの?」

「だって、今から星の運命が決まるんだよね?なんだか緊張してきた。」

「ぷっ。大丈夫よ。大方話はまとまったじゃない。あとは細かいところを決めるだけだから。」

「そ、そうなんだけど……トウ姫様、大丈夫かなあ。」

「姉はそこまで無慈悲ではないですから大丈夫です。あんな態度ですが、人を貶めたりはしませんから。」

「シャクのお姉さんだもんね、わたしも信じるよ。」

「リスタ、ありがとう。もし何かあっても、ユウが止めてくれる。そうよね?」

シャクがユウを心配そうに見る。

「うん。いつでも行ける準備はできてる。もし、ネビル側が裏で何か考えていたとしても、大丈夫、きっと止める!」

ついに、星の今後を話す会談が始まった。


第七十九話 完

第七十九話をお読みいただきありがとうございました!

次なる目的地「惑星ジェナイト」の謎と、大人からの修行がもたらす「ダーク側へのリスク」という映画さながらの熱いSF設定が明かされました。そして始まった歴史的な三者会談。平和的な解決を願いつつも、警戒を怠らないユウたちの緊張感が伝わってきます。会談は無事に進むのか、それとも波乱が待ち受けているのか……!?

この先の緊迫した展開が気になる!という方は、ぜひブックマークや評価、感想コメントをよろしくお願いいたします!皆様の応援が執筆の大きな力になります。

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