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Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機で人類の切り札になる ー  作者: hanaXIII


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第六十二話 都市生活

都市潜入から一週間。実力主義のネビル軍において、ユウとアリスはその有能さを隠しきれず、着実に基地の深部へと食い込んでいきます。

相棒(?)フェビルとの訓練で披露した規格外の動きは、ついに大幹部の目に留まることに。

運命に導かれるように提示された新たな任務は、なんと「重要捕虜」の監視。

最深部に囚われしトウ姫との対面が、すぐ目の前に迫ります――。

一週間が経過した。

アリス、ユウは共に、仕事が認められ、ついに、基地内の仕事の依頼がくるようになった。


アリスは、機器の整備。

ユウは、ネビル兵の訓練サポート、雑用をこなすようになった。


見た目は初期の外面のまま仕事をこなし、徐々に基地内部の環境の把握をする。

このタイミングで、シャクがトウ姫にリンクし、ユウとアリスの同行を把握し始める。



その日の夜。


ラムが基地内部のホログラムを映し出す。

シャクがトウ姫の居場所を説明。

「ここの一番奥。決まったスタッフしか出入りできない仕組みになっていて、カードキーが必要。

監視カメラも付いていて、これがなんとかならない限り、すぐにバレてしまう。」


「まずは、この部屋に入る権限を持つことと、監視カメラをどうするかね。

おそらく、施錠されている扉や檻にもセンサーはついているとおもうけど、この辺りの機器は、どうにかなる?」

アリスはラムに尋ねる。

「かなり高度なブロックです。数秒であれば誤魔化すことはできますが。」

「じゃあ、直接監視等での操作が必要ね。

救い出す時は、二手に別れなきゃいけない。」


「それぞれ、もっと内部に近づかないと行けないね。」



翌日。

ネビル兵士訓練に、フェビルの姿があった。

「おおお!ユウ!見ろ!俺が兵士だぞ?!

かなりの出世だ!

ていうか、なんでお前が雑用なんかやってるんだ?」

「そういう仕事依頼だからね。ほら、次行くよ。次はそのレーザー銃で、この的に当てるんだ。」

「お、おい!的は自動で動く器械でやるんじゃないのか?」

「フェビル、天才のお前なら、生身の動く的にも、きっとあてられるはずだ。」

「おうよー!よっしゃ!ユウ!的を構えて動き回るんだー!」

チュン!チュチューン!

ヒョイ、ヒョイ!

「よく狙うんだ、そんなんじゃ一生当たらないぞ?」

「っしゃー!」

バシュン!チュイン!チュン!チュン!

ヒョイ!シャ!シャシャ!


兵士長が口を開けて唖然としている。

ビームライフルは反動があり、そう何発も連続で撃てるものではない、ましてや動きながら。

そして、かなり重い的を持って避けまくるユウを見て、その動きに唖然としてた。


「そこの二人!こっちへ!」

兵士長は、大幹部の元へ連れていく。


「こちらの二人、かなり有能なようです。役職を、どうなさいますか?」

そこには、ネビル星人が居た。

兵士長は、先ほどの動きを説明する。

すると、ユウに対して、直々に、捕虜の監視をつけることにした。


「お前のことは、スラムからも報告がきている。

あの捕虜はフォース使いだ。

十分に気をつけるように。」


なんということか。スムーズにトウ姫の元に辿り着くこととなった。



「リスタちゃん!またあそんでねー!」

高層マンションの敷地にある公園で、近隣の子どもたちと遊んであげていた。

「いつもすみません!わたしたちが働き詰めなので、この子達はお留守番なんです。」


「全然大丈夫です!では、失礼します!」

(ここの人たち、ヒューマンも、ネビルも、みんな仲良しだ。)



「え?!捕虜監視?!な、なんてスムーズな流れなの。」

「いやあ、俺もびっくりだよ。

ネビルの仕組みって、完全に実力主義だ。

何かに秀でていると、すぐ出世しちゃうよ。」


「では、明日、姉に会ってみると良いです。

これから、脱出の算段を立てていきましょう。」


「なあ、もう、檻をぶち破って、力で突っ切るのはダメなのか?やっぱり、すこしでも争い事になると、関係のない人達まで巻き込むのかな?」

「おそらくは……あからさまに暴動を起こすと、近隣まで調査をしなくてはならなくなる。

でも、知らぬ間に抜け出しておけば、秩序のために、市民には手を出さないでしょう。」


「俺、良いこと思いついた。」


第六十二話 完

第六十二話をお読みいただきありがとうございました!

トウ姫の元へたどり着く最短ルートが開けましたが、同時に「市民を巻き込みたくない」というリスタたちの想いも描かれ、一筋縄ではいかない脱出劇になりそうですね。

ユウが最後に思いついた「良いこと」とは一体何なのか……次回の展開が待ちきれません!

物語の続きが楽しみだと思っていただけましたら、ぜひブックマークや評価、感想・コメントをお寄せください!皆様の応援が、執筆の最大のモチベーションです。

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