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Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機で人類の切り札になる ー  作者: hanaXIII


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第五十七話 ネビルスラム

いつもご愛読ありがとうございます!

一行はついに、潜入の第一段階である「ネビルスラム」へと足を踏み入れます。

「奴隷」を求めるネビルの歪な選別システムに対し、ユウが取った作戦とは……?

いよいよ本格的なミッションが動き出します!

長期戦になる覚悟で四人は準備を整えた。

まずは、スラム地区へ行って、仕事と住居の確保が必要。

はじめは、ある程度みすぼらしさを出しつつ、地方の集落から移住してきた感じを演出するのが重要だ。


「う、うまくいくかなあ。なんだか、ドキドキしてきた。」

リスタは心配そうだ。

「作戦会議の後、少しだけシャクと話したんだけどね。もし、警戒されそうになったら、シャクがなんとかしてくれるみたい。」


「え?どういうこと?」

そこにシャクが現れて説明する。

「フォースを応用するのです。

相手の感情に働きかけ、穏やかになるようコントロールする。

スラム地区の管轄は、そこまで高知能のネビル人ではないと予想されるので、ある程度のコントロールはできるかと。」


「なるほどな……フォース……すげえな、映画のままだ。いや、想像以上だ。」



ネビルスラム。

荷物を抱えて、役所らしき場所に行く。

アリスとシャクが代表で手続きをする。


「あん?中央区に行きたいだ?だめだめ。

あそこは認められた者しか行けないんだ。

そうだな。ここでの力仕事を、全てこなせば、推薦してやろう。

ここでの居住区はあそこだ。」


一応。ドーム型の建物を借りられることになった。

思った以上にセキュリティもしっかりしている。

「なんか、もっと小屋みたいなのを想像してたけど、割としっかりしたもので良かったなあ。」

「ええ。とりあえず、ここでの仕事を終えて、推薦状を書いてもらいましょう。」


「なあ、ここでは変装いらねえのか?」

「大丈夫。主に、肌艶がある程度汚れて見える"サバイバルモード"だけで十分よ。

ここは多種族が住んでるから、、 私たちのような、ヒューマンタイプがいても、何もおかしくないから。」


「その、アークって子も、ヒューマンタイプだったの?」

「ええ、その通りよリスタ。

でも、わたしたちは、少しだけ警戒しなきゃならない。少し耳の尖った種族は、森付近に多発していることを、向こうはすでに把握している。」


「だから、二人には"ヒューマンモード"で外に出てもらうわ。まあ、首輪付けたままでモード選択してたら、返信し忘れることは無いから大丈夫だよ。」


「なんだか、本格的な潜入が始まったね。ここである程度生活してから、ネビル都市に移住するのか……」


「いえ、ここは明後日には出るよ?

はい。これがここでの任務と報酬。」

ユウは、任務を確認する。


「炭鉱石……ひと山を……ネビル都市前の、開発集落へ運ぶ。……これだけ?」


「ええ。これだけよ。でも、その炭鉱石の山ってのがこれよ。ラム。お願い。」


ブン。


スクリーンが映し出される。


「今いるところがこの場所。そして、これがわたしたちが請け負っている山。そして、ここに全て運ぶ。どう?なかなか大きな山でしょう?

けど、ユウなら楽勝かもね。」


「まあ、どれくらいの重さかわからないけど、今回の任務は俺一人で大丈夫かな。明日一番巨大なタイヤ付きのトロッコを借りて、やってみるよ。みんなはここで待っててね」


「え!ユウ一人でやるの?そんな……悪いわ。」

リスタはユウを心配する。


「これこそ、アリスが普通のヒューマン以上にやってたら違和感あるからね。一人でサラッと終わらせてくるよ。」

アリスとシャクは作戦通りという顔をしている。


「奴らは、奴隷を欲しがってるの。

だから、か弱そうな人が来たら、力仕事。ゴツい人が来たら、繊細な仕事をさせてる傾向にあるの。

そこでも有能であれば、都市に推薦される。

そういう仕組みみたい。」


「なるほどな。だから、シャクが言うように。アリスとシャクで手続きしたから、力仕事が来たのか。」


「その通り!

私たちは、ユウの帰りを待ってるからね!

頼んだよ!大黒柱!」

「お父さんみたいな扱いだね。アリス、しっかり地球の文化、覚えてるんだね。」

「もちろん。どこに潜入するにも、ある程度は順応しなくちゃいけないからね。」


こうして、無事にスラムに住めることになった。

明日、ユウは無事に仕事を終えることができるのか。それとも、苦戦するのか。

(よし!明日の俺の働き次第で、いっきに都市へ行けるかが決まるぞ!

頑張らなくちゃ!)



第五十七話 完


第五十七話をお読みいただき、ありがとうございました!

ついに始まった潜入作戦。まずは身分を偽り、過酷な労働環境に身を投じることになったユウたち。アリスの冷静な分析と、シャクのフォース、そしてユウの「力仕事」担当という役割分担が綺麗に決まりましたね。

果たしてユウは、この「山のような炭鉱石」を一人で運びきり、都市への切符を掴めるのでしょうか。次回、ユウの真骨頂(?)をお楽しみに!

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