表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機で人類の切り札になる ー  作者: hanaXIII


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

55/66

第五十五話  ネビル都市

第五十五話です。


星にも、都市にも、

表には出ない「過去」と「思惑」があります。


今回は、ネビル都市という舞台と、

そして――

ちょっとだけ賑やかな一幕をお届けします。


情報回かと思いきや、

いつも通り(?)な空気も混ざっていますので、

肩の力を抜いて読んでいただけたら嬉しいです。

ネビル都市について、シャクから概要を聞いた。

ネビル都市ができる前、その周辺は砂漠地帯。

そこにはいくつもの集落があり、中央には巨大な街もあった。

街の周辺にある集落には、貧しい家庭がほとんどであり、奴隷の家庭もあった。


フェアリーリング地帯とは異なり、他の星からの来訪も当時は多く、よく異星人が出入りしていた。

フェアリーリング地帯は奇妙な特技を使うなどと噂されていたため、異星人はほとんど近寄らず、安全地帯であった。

ネビル星人が来てから、星の座標をずらす装置を設置したため、最近では異星人が訪ねてくることはなくなった。


「わたしは、定期的に貧しい家庭の調査に行っていました。

その理由は、フェアリーリングの裏側からとてつもないフォースエネルギーを感じていたからです。

ですが、そのフォースはとても揺らいでいました。

下手をすると、闇に堕ちてしまうのではないかと。

だから必死に探し出し、一人の少年に出会いました。


名前はアーク。とてつもなく才能のある子でした。

しかし、何かに導かれたのか、やがて、ナイトがやってきました。どうも、漂流していたそうです。

ナイトは真っ先にフェアリーリングへ訪問して、わたしともある約束を交わしました。

それは、この星を他のナイトたちに教えないことです。

もし、この星がダークナイトに知られたら、せっかくの自然が支配されてしまう。

そう懸念したからです。

やがて、アークとその母親はナイトと共に星から脱出していきました。


それから何年も経ち、ネビル星人がやってきたのです。

それから元の街は残ってはいますが、ネビルが統治しています。やがてネビル都市が広がり、街はその一角になりました。」


アリスはホログラムを拡大して、その街を指す。

「まずはこの街に行って、都市の仕事の依頼を受けて実績を積む。

そして、都市へ引っ越しがしたいと申し出て、都市内部へ基地を構える。

その後は、都市の中心部へ仕事として潜入して、IDを手に入れる。そこから、本格的なミッションがスタートするわ。」


「なるほど、まずは異星人の無法地帯なら、パッと誰かが現れても、管理されてないから違和感なく入り込める。

そこから少しずつ都市内部へ距離を詰める。ということか。」


「ご名答。

ユウの言うとおり、これだけ科学が進歩してるから、少しずつ潜入していくしかない。

大事にしたら、シャクのお姉さんが危険になるかもしれないから。」


「シャクのお姉さんってどんな人なの?」

ユウが尋ねる。


「姉の名前は、トウ。生まれた時から神姫になるべく育てられたので、かなり態度は横柄です。しかし、その実力は本物で、フォースはわたしと同等かそれ以上。

使いこなしで言うならば、わたしより上です。」


「見た目は?どんな姿をしてるの?」

ユウはまた尋ねる。

「な!?ユウ!トウ姫に興味があるの?!」

「え?!いや違うよ!助け出すんだから、見た目を知っておかないと!」

「な、なんだ、そうか、そうだよね!確かに!みんな!また頭に乗せるね!シャク、ビジョンをお願い!」


「あ、はい。……これが、姉です。」


「わ、わぉ……す、すごい綺麗…… !」

リスタは見惚れている。


「さすがはシャクのお姉さんね!」

アリスも見惚れている。


「う、うん、凄い美人だ……」

ユウが続いた。


…………!?


三人はユウを見る。すると、少し顔を赤らめて見惚れていた。


「シャク!ビジョンを消して!」


「あ!消えた!なんで!」


「も、もう見た目は確認できたわね!」


「それにしても、姉妹揃って美人だなんて、すごいねシャク!わたしもシャクたちみたいな大人になりたいなぁ」

リスタはアリスやシャクのボディラインを見つめて、憧れるように話す。


「確かに、姉妹でこれだけ美人ってすごいや。しかも、お姉さんは、長身で妖艶な感じだね。」


…………!?


(あ、あんな一瞬で、スタイルまで把握しているなんて!ユウ、やはりあなたはもう覚醒しているのですか?!)

シャクが心配そうにユウを見る。それにユウが気がつき慌てた。


「あ!ご、ごめんシャク!比較したわけじゃないんだ!

その……シャクもとても美人だし、スタイルだって……その…柔らか……じゃなくて、凄く綺麗だし……凄く魅力的だからね!

気を悪くしないでほしいんだ!」


シャクはまた茹蛸のように赤くなり手を顔に当てて慌てている。

「え、え、え、わたしがですか?あわわわ、な、なんといって良いか、なんだか恥ずかしいです。そこまで褒められたことがないので。」


「ユウ‼︎シャクをそんな目で見てたの?!」

「え!なんでそうなるんだ?!ご、誤解だよ!」

「むむむー!だって、柔らかいって言ったじゃんー!」

(げ!つい言いかけちゃったのを、バッチリ聞こえてるじゃんかー!もう、観念しよう。)


「ご。ごめんねシャク。勘違いさせたなら謝るよ。この通りだ。」

ユウは頭を下げる。

「あ、あわわわ、そこまでしなくても、全然気にしてませんから……ありがとうユウ、気遣ってくれて。」

シャクはユウの純粋さに癒されてまた赤くなる。


「お、俺からしたら、三人とも、とんでもないくらいに美人に見えるんだ。

ごめん……本当に慣れてなくて、つい本音が漏れちゃうんだ。」


それを聞いて、三人は赤くなる。

嘘がないのが伝わる分、余計に照れてしまった。

「そ、そう?あ、ありがとう、ユウ」

さっきまで強気なアリスもまんざらじゃない態度だ。


ここで、シャクがハッとする。


(い、いけません!もしかすると、ユウはもう、すでにフォースが覚醒しているのかも!

わたしも含め、皆が照れてるじゃありませんか?!

こ、これが、色欲のフォースの力……!?

な、なんという……おそろしい力なの……!!!!)

と、思いながらも、皆、まんざらでもなく、褒められて心地よいのだった。



第五十五話 完






物語がいよいよ大きな局面を迎えてきました!

面白いと思っていただけましたら、ぜひブックマーク登録や、下の**評価(★★★★★)**で応援をお願いいたします!感想コメントも一通ずつ大切に拝読しております。

また、現在コンテストにも挑戦中です。皆様の応援が完結への何よりの糧になります。引き続き、よろしくお願いいたします!

【他作品のお知らせ】

人生やり直し系のVR物語も絶賛連載中です!

『Another Life 〜現実が詰んだので、フルダイブVRで人生やり直します〜』

Nコード:N0377LN

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ