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Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機に人類の切り札として無双するー  作者: hanaXIII


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第百四話 奇襲の奇襲

人工知能の推測の裏をかき、手作業による秘匿量産でサイド7へと奇襲を仕掛けたヘマ総帥。

サイド6では巨大戦艦の爆撃によって街が火の海と化し、シャクが一人防衛のために奮闘する。

一方、サイド7のラボ周辺にも敵兵が迫り、アリスとリスタは大切な居場所を守るため、迫り来るロボット兵を撃退すべく肉弾戦への覚悟を固めていた。

セブンスター全域が絶望的な危機に晒される中、マザーから発せられた出撃の合図。

ついに完成を果たした新型機とともに、覚醒を遂げたユウが反撃の戦場へと飛び立つ――!

「ユウ、機体が完成しました。移動サークルへ乗ってください。」

数分前、ユウの機体はついに完成。

ヘマ総帥の奇襲に対応するため、即座にユウは出撃する運びとなった。

「も、もう出撃!?」

「相手の作戦がこちらを上回りました。今、サイド7の都市は侵略されている最中です。」

「そ、それ、かなりまずいじゃん!」

ユウは機体の保管場所へ移動した。

ユウは単独でマザーのところへ来ており、直接指示を受ける。

プシュー……。

目の前の機体を見て、ユウは口を開けて立ち尽くす。

「こ、これは……俺がイメージしたものそのものだ。」

「ユウの記憶の中に、金色の機体にも思い入れがある様子だったので、メイン色の白をベースに、金色も組み合わせました。」

「これは、やばすぎるよマザー!ありがとう!」

ユウはさっそく乗り込む。

「操縦系統は、もう大丈夫ですね?機体そのものが変わりましたので、新たに命名をお願いします。」

「うん!操縦は特訓である程度できるようになったよ!命名か……」

「では、準備はよろしいでしょうか?

出撃してください。」

マザーの本拠地周辺の海から、巨大な建物が顔を出す。

ハッチが開いて、機体が現れた。

ユウは目を閉じて、集中した。

少しして目を開く。

「アルティメット ブレイヴ!出ます!」

バシューーン!!

マザーの本拠地から一気に飛び出す。

背中のブーストと、数枚の羽のようなウイングからもブーストが出ており、とてつもない速度でサイド7の都市へ向かう。

ユウはあっという間に都市へ到着した。

ピピピッ!

敵の機体が一斉にアルティメットブレイヴを見る。

「よし!ここにいる機体を一掃していくぞ!それ!」

6枚のウイングは、向きを変え、前方へ向ける。

ピピピッ、ピピピッ!

次々に敵の機体をロックオンしていく。

シュイーン…………

砲の先端に光が集まる。

バシューーン!!!!

ズオオオオ!!!

そこからレーザーが一気に放出された。

ズドドドーーーン!!!

敵の機体は何十機も消滅する。

ギュイーーン!

そこから、アルティメットブレイヴは急加速して、ビームソードで敵を切り伏せていく。

ザシュ!ザシュ!!

バシューーン!

「すごいぞ!なんて機体性能だ!反応速度がすごい!」

ズバババババ!!

バシューーン!!

ズドドドーーーン!!

ユウはサイド7の都市へ攻めていた機体のほとんどを撃墜した。

都市と通信を図る。

「こちら、アルティメットブレイヴ、ユウです!

援軍に来ました!

上空の敵機は殲滅。そちらの状況はどうですか!?」

管制塔。

「おお!もしかして、アースラボからか?

頼もしい!あそこの研究者は勤勉で、物作りも繊細だ!

こちら、サイド7、現在一部の兵士ロボットが入り込んでいる!おそらく陸から来ている!

その経路を絶ってもらえるとありがたい!」

「了解しました!」

ユウはアルティメットブレイヴのスキャンで周囲を旋回しながら侵入経路を探した。

ピピピッ!

「見つけた!あそこだ!」

都市の少し離れた箇所に、巨大な戦艦が待機しているのを発見した。

ピピピッピピピッ!

シュイーン!!

ズドドドーーーン!!

アルティメットブレイヴはまた全弾発射ビームで敵の母艦を破壊する。

ロボット兵もついでに殲滅した。

「こちらアルティメットブレイヴ!敵の母艦は撃破しました!あとは、潜入したロボット兵だけです!」

「助かった!ここはもう大丈夫だ!」

「了解!」

ピピピッ!

ラボから通信が入る。

「ユウ!マザーが繋いでくれた!お前さんはこちらに残ってたんだな!今どんな状況だ!?」

「はい!作戦を急遽変えたと言ってました!都市周辺は殲滅しました!これからシャクのところへ向かおうと思います!」

「ま、まってくれ!実は、こちらにとんでもない速さで新型が近づいてきている!」

実は、ヘマ総帥は都市への攻撃の後、ラボへ向かっていたのだった。

「なんだって!?もしかすると、ヘマ総帥!?」

「その可能性が高い!すぐにこちらへ来れるかユウ!?

ロボット兵も、そろそろラボのバリアを通過しそうなんじゃ!」

「わかりました!すぐに向かいます!」

バシューーン!!

アルティメットブレイヴは加速してラボへ向かう。

ピピピッ!

「ん?なんだ!?……なに!?新型機が後方から迫ってきているだと!?

あ、あれはなんだ!?」

ヘマ総帥はラボへ向かいながら後方を確認した。

「ダニィ!?なんという加速!ええい!こうなったらここでやるしかない!」

ラボ目前でヘマ総帥は急停止。

「全弾発射!!」

ドシューン!!

弾道ミサイルがアルティメットブレイヴへ向かってくる。

「あれが、敵の新型機!この感覚……ヘマ総帥だ!」

シュイーン!

バシューーン!!

ドドドドドドドド!!

アルティメットブレイヴも全弾ビームで対抗。

弾道ミサイルは全て消滅。

ビームがダークサイダーに被弾した。

「ぐおおおお!な、なんだ!?あの破壊力は!?ええい!なら、肉弾戦に持ち込むまで!」

ブォン!

ヘマ総帥は肉弾戦に切り替えて、ダークサイダーに備わっているビームソードで突撃してくる。

「なら、こちらも!」

ブォン!

バシュシュ!!バチバチバチ!!

ソードが何度も激突して、2機は空中で激しく激突する。

「お前!?あの時の小僧!?生きていたとはな!」

「シャクに助けられたんだ!今度は負けないよ!」

ズバン!

ダークサイダーの片腕を切り落とす。

続けて蹴りを加えて吹き飛ばした。

ドガン!

「ぐおおお!!この、なかなかやるな!」

(いかん、こいつ、フォースも上がってやがる。機体といい、こっちに勝ち目はない!!ならば……)

ズガガガガ!!

ダークサイダーは地面に倒れる。

周辺の森の中に突っ込んでいった。

バシュ!

ヘマ総帥はコックピットから脱出し、森へ走り出した。

「ダークサイダーにオートシステムを施してある。しばらく時間稼ぎをしてくれよ!」

バシューーン!!

ダークサイダーはアルティメットブレイヴの前に現れる。

「やっぱり無事か、ここで決着をつけなきゃ。」

ブォン!

再び、2機はビームソードを展開。

「いくぞ!ヘマ総帥!!」

ダダダ……

ヘマ総帥は走りながら携帯用のエアボードを展開した。

(くくく、よし、ここからは、単独でラボ殲滅だ!)


第百四話 完

第百四話をお読みいただき、本当にありがとうございました!

白と金を身に纏った覚醒ユウの専用機「アルティメット ブレイヴ」の初陣、まさに圧巻でした!

全弾射撃の一閃で敵群や母艦を一瞬で消し飛ばし、宿敵ヘマ総帥の「ダークサイダー」の腕を切り落とす爽快すぎる無双劇に胸が躍りましたね!

しかし、追い詰められたヘマ総帥もただでは転ばず、機体をオート操縦の囮にして単身エアボードでラボ侵入を試みるという狡猾な一手へ……!

オートのダークサイダーと対峙するユウ、そしてヘマ総帥本人の襲撃に晒されようとしているラボのアリスとリスタたち!

双方が交錯する緊張の第百五話も、どうぞご期待ください!

「アルティメット ブレイヴ」の圧倒的なかっこよさと今後のラボ防衛戦が気になる方は、ぜひブックマーク登録や評価、感想コメントをいただけますと大変励みになります!

皆様からいただく温かい応援が、今後の執筆の大きな力となっております。

また、現在参加中のコンテストへの大切な応援投票も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

さらに、 hanaXIII のもう一つの代表作である**『Another Life 〜現実が詰んだので、フルダイブVRで人生やり直します〜』(N0377LN)**も大好評連載中です!

現実で行き詰まった主人公が、フルダイブVRの世界で人生の一発逆転に挑む爽快な冒険ファンタジーとなっております。『Ultimate Wars』とあわせて、こちらの作品もぜひ並行してお楽しみくださいね!

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