↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機に人類の切り札として無双するー  作者: hanaXIII


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
102/112

第百二話 戦争開始

自身の内に潜む「フォース」と対話し、迷いを捨て去ったユウ。

フォースのイメージを起点に機体を動かすという類稀なる感性で、見事に新型機を乗りこなしてみせるのだった。

しかし、星々を急速に飲み込むヘマ総帥の侵攻スピードは勢いを増し、ついにサイド5までもが陥落してしまう。

スターサイド7を守るための本格的な防衛戦の構築、そして「敵の真の狙いはこのサイド7ではないか」というユウとマザーの鋭い洞察。

決戦の刻が刻一刻と近づく中、突如として響き渡る緊迫のアラート。

予想を遥かに超える早さで押し寄せる敵の影を前に、ユウたちの命運をかけた戦いが始まろうとしていた――!

サイド7内に緊急連絡のアナウンスが流れる。

『星の上空に侵攻している勢力を感知。速やかに避難してください』

ラボ内では皆が集まり、準備の途中だった。

「え!?こんなに早く!?」

「安心するんだ、こちらにはシールドがある。機械は通過できん!」

「機械は?」

「生身のものは通過できる。だから、もし、兵士を送り込んでいたら、じきにここも攻められるだろう。だが、この敷地には防犯システムがある。警備ロボットがいるから簡単には攻めて来れんはずだ!」


◆


「くくく、サイド7のことは調べがついているぞ。都市から離れたラボ。そこが一番技術が高い!

そこを攻め落とす!

まずはカモフラージュでサイド6侵攻、同時にサイド7で都市を攻撃だ!」

ヘマ総帥は全軍に指示を出して椅子に腰をかける。

「総帥!何時ごろ出陣されますか!?」

「都市に我が軍が接触したら出る。目立たぬようにな!」


◆


マザーから通信が入る。

「シャク、すぐに出撃してサイド6へ向かってください。護衛機も30機ほど向かわせます。」

「わ、わかりました!」

シャクは急いで準備する。

戦闘用のジャケットを纏い、移動サークルに乗ろうとした。

「シャク!気をつけて!無事に帰ってきてね!」

アリスとリスタはシャクを見送る。

「ええ、もちろん!またここでみんなで会いましょう!」

ジョウ博士から通信が入る。

「アリス!リスタ!二人はラボの中枢へ!念のため武装するんだ!」

二人は急いでラボの中枢へ向かう。

「これを着るといい。」

ジョウ博士から戦闘用のジャケットを渡される。

「これをインナーに着ると、致命傷は免れる。万が一のことがあっても、すぐに生命維持装置と治療が始まる。即死の確率は下がるだろう。」

リスタに緊張が走る。

着替えを済ませ、上からいつもの服を着る。

「リスタ、大丈夫?」

アリスはリスタの手を握る。

(震えてる。今度は戦闘の可能性が高い。なんとしてもわたしがリスタを……このラボのみんなを守らなくちゃ。)

「ラム……今回は本気でいくよ。リスタとジョウ博士を最優先に守るわ。」

「かしこまりました。援護します。」

ブォン!

都市の映像が送られてくる。

既に攻撃が始まっていた。

都市も大型フィールドを展開しており、弾丸やビームなどの外からの攻撃は阻止できている。

都市に備えられていた部隊はシールドの外で交戦していた。

ガクガク。

リスタは少し震えていた。

「大丈夫、わたしが絶対に守るから!」

アリスの表情はいつもと違い凛々しさを増していた。

(こんな顔のアリス、はじめてみた。頼もしい。)

同時に、サイド6の映像も流れてきた。

サイド7の上空をシャクの機体がすり抜けながら何機か撃墜していた。

「すごいシャク!」

「前のものよりアップグレードさせておきました。」

「マザー!ありがとう!シャクとユウのサポート、お願いね!」

「もちろんです。遠隔機はわたしがコントロールしています。ですが、同時処理となると、わずかにタイムラグの可能性があるので、全て完璧にとはいきません。」

「シャクとユウの腕にかかってるということね。」

(ユウはどこだろう。さっきの作戦だとサイド6へ向かう予定のはず。)


◆


サイド6。

シャクは援護されながらサイド6へ到着する。

既に何百機もの機体が都市を襲っていた。

「く……もうこんなに……させません!」

バシューーン!!

アルティメットシールドは加速して飛び回り、ビームライフルで次々に撃墜していく。

「わたしの好みの色、そして、動きが数倍早くなってる。すごく操作しやすい!」

「シャク専用機体として、アップグレードさせてます。この機体はシャク以外にもとても扱えるものではありません。」

「ありがとうマザー、ひとまずサイド6を助けてくる!」

(ユウが来るまで、わたしが頑張らなくちゃ!ヘマ総帥にバレたら、一人じゃ対処できない、できる限り数を減らさなきゃ!……でも、機体の中には人がいるのかしら……なんとか爆破させずに……)

「いえ、相手はオートで動いているので大丈夫です。実際に操縦しているのはヘマ総帥だけです。」

「良かった……なら、遠慮なくいかせてもらうわ。」

ズドドドーーーン!!

アルティメットシールドは次々と撃墜していく。それをサポートするように、援護もいい動きで撃墜していく。


◆


サイド7の都市。

ズドドドーーーン!

機体同士の戦いはほぼ拮抗している。

都市周辺からも、援護射撃がある分、数が少なくても、撃墜量は都市側が勝る。

しかし、戦艦から戦闘員が次々と降りてくる。

ついに都市内部へ侵入が始まった。

機械都市のため、人工知能ロボットが出撃する。

相手を殺めず、致命傷で制圧していく。

その様子をモニターで見ているラボメンバー。

「いいぞ、さすがは機械都市。万が一に備えてロボット兵士も一流だ。」

「この様子なら持ち堪えられそうですね。ジョウ博士。」

「ああ、マザーの手回しが功を奏した。こちらの存在はまだ知られていない。

兵士を3割援護に回せ。都市を守るんだ。」

ジョウ博士の指示で、ロボット兵士を都市へ送る。

(ジョウ博士、本当に3割も送って大丈夫なの?もし今攻められたら、守り切れるの?)

ピコンピコンー!

緊急アラームが鳴る。

「数百キロ離れた場所に、新たな機体を確認しました。黒い機体です。解析します。」

ブォン。

映し出されたのは、ヘマ総帥のダークホープとは少し違う形の機体。

「な!?あれは!?だ、だれだ!?」


第百二話 完

第百二話をお読みいただき、本当にありがとうございました!

星を揺るがす全面戦争がついにスタートしました!

サイド6で最新鋭のアルティメットシールドを駆り、縦横無尽に敵機を撃墜していくシャクの戦闘シーンが非常に格好良かったですね!

そしてラボでは、大切な仲間を守るために腹を括ったアリスの凛々しさが光っていました。

都市の自動防衛システムで順調に迎撃していた矢先、モニターに映し出されたダークホープと似て非なる「謎の黒い機体」――!

はたして、この機体を駆る者の正体とは何者なのか!? 風雲急を告げる第百三話もどうぞお楽しみに!

大迫力の戦争描写と現れた謎の機体の正体が気になる方は、ぜひブックマーク登録や評価、感想コメントをいただけますと大変励みになります!

皆様からいただく温かい応援が、今後の執筆の大きな力となっております。

また、現在参加中のコンテストへの大切な応援投票も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

さらに、 hanaXIII のもう一つの代表作である**『Another Life 〜現実が詰んだので、フルダイブVRで人生やり直します〜』(N0377LN)**も大好評連載中です!

現実で行き詰まった主人公が、フルダイブVRの世界で人生の一発逆転に挑む爽快な冒険ファンタジーとなっております。『Ultimate Wars』とあわせて、こちらの作品もぜひ並行してお楽しみくださいね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。