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第4話 雨天の魔法
朝、起きるとヴィンセントはいつもより少し身体が軽かった。ヴィンセントは家のドアを開け、大きな木に向かって歩いた。すると、ゲニウスが木にもたれて立っていた。おはようございますと言うとゲニウスは、あぁ、おはよう!そう言った。 じゃあまず晴天の魔法をやってみろ。そう言われてヴィンセントはビクッとした。なぜなら今まで何度も挑戦してきたができたことは1度もなかったからだ。できないと分かったら両親のように見放されるんじゃないか その言葉が頭から離れなかった。ヴィンセントは恐る恐る「アルドーレ」そう口にした。 案の定できなかった。
ヴィンセントは泣きそうな顔と声で言った。僕は才能がないんでしょうか。そう言った直後、急に雨が降り始めた。強い雨ではない。すごくやさしい雨だ。それを見たゲニウスは、ヴィン、雨天の魔法を試してみろ。レーゲンだ。そう言われてヴィンセントは「レーゲン」そう言った。すると今まで晴天の魔法ができたことは一切なかったが
雨天の魔法は1回で成功した。




