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雨のち、英雄  作者: 水瀬 美空
第3章 試験と出会い編
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第33話 「リヴィア対アスナ」

遅れてしまってすみません。

読んでくれるとうれしいです!!


1回戦目、2回戦目が終わり、とうとう3回戦目 「リヴィア対アスナ」の試合が来てしまった。

「頑張ってね!!絶対合格しよう」と何も知らないアヤナとサマンサは言った。ヴィンセントも「頑張ってね」とだけ言っておいたが正直リヴィアのほうが明らかに強い。


それでは試合を開始する。

そう言われた瞬間アスナはびくっとした。

(勝てる気がしない……どうしよう、、)そう悩んでいると、リヴィアは少しめんどくさそうな顔をしていた。この試験は殺してはいけないルールだ。手加減するのも難しい。リヴィアは晴天の魔法で火の玉を投げた。それをアスナは当たらないように避けていった。リヴィアは(どうしようかな…強い魔法を使って死なせちゃったら困るし、、、)と、考えていた。

すると、今度はアスナの方から雷をリヴィアの近くに落としていく。リヴィアは軽々と避けていったがアスナは最後の1発を隠しておりリヴィアの頭上に雷が落ちた。アスナはこれはいけたんじゃないか、と少しだけ思ったが、リヴィアは透明の膜のようなもので自分を守っていた。防御魔法だ。アスナはこんなのありかよ……と心底思った。「その魔法どうやってるの!?」とアスナが言うと、リヴィアは「基礎的な魔法だよ」と、答えた。そう、彼女にとっては当たり前なのだ。アスナはこれは本当にまずいかもしれない…と思った。リヴィアは人を痛めつけるのも好きじゃないし、魔力がなくなるのを待とうかな、、と考えていた。アスナは相手があまり攻撃してこないので今のうちに、この一撃で少しでもリヴィアにダメージを与えることができるように、と晴天の魔法で火の渦を作った。アスナは(魔力の残量的にこれが最後だ。これが駄目だったらそのときは……)と考えながらリヴィアに攻撃した。

火はリヴィアを覆い尽くし、会場はリヴィアの心配とアスナの魔法の威力に驚いていた。ヴィンセントはアスナが星空の魔法はあまり使えないことは知っていたけど他の魔法がこれだけ使えることを知らず、衝撃を受けた。アスナは(これ大丈夫だったかな……)と、少し心配していた。しかし、リヴィアの周りには立方体の透明の壁があり、リヴィアは完全無傷だった。会場は「あの魔法はなんだ!」と、ざわめいた。それはリヴィアが人並み外れていることが分かる魔法だった。アスナは(この人はやっぱり化け物だ。もう魔力も尽きた。)


「降参します」と諦めたかのようにアスナは言った。(みんなと受かりたい気持ちももちろんあったけどこれは無理だ。)

すると、試験官は3回戦目 「勝者 リヴィア」と言い、3回戦目は終わったのだった。

ブックマークつけてくれるとうれしいです!!

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