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雨のち、英雄  作者: 水瀬 美空
第3章 試験と出会い編
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第24話 双子の謎

本当に遅れてすみません。

チーム対抗戦が開始し、アヤナとアスナ、ヴィンセントとサマンサは山に向かったがアヤナとアスナはなぜかヴィンセントとサマンサに比べて全く緊張していなかった。4人は1度みんなの行動を観察しようという話になり、相手に見えないように隠れた。ほかの参加者はビクビクと周りを見てキョロキョロしているチームや堂々と進んで行っているチームなどさまざまなチームがいた。4人は宝箱を見つけるのか、弱そうな人たちのチームから奪うか話し合った。宝箱を見つけたら守りきらなければならないとヴィンセントがいい、でも、もし奪うことができなかったら、、とサマンサが言った。双子の2人は、僕たちは宝箱を見つけるべきだと思うよ、と言った。ヴィンセントは僕たちが宝箱を試験終了まで守りきることができるのかが不安なんでしょ。大丈夫だよ、ヴィンセント、相手の立場になって考えてみて。もし、僕たちを無理に襲って手違いでも大怪我をさせたらその時点で彼らは失格。即退場だよ。まともな知性があるチームならそんなハイリスクな賭けには出ない。もし脅されたとしてもハッタリだ。僕たちが大人しくしてれば、向こうから手を出してくるリスクはゼロに近い。そうアスナが言った。その冷静な分析にヴィンセントは肩の力を抜いた。確かにその通りだ。このルールが僕たちの身を守る盾になっている。 そうなると問題なのは私たちの出方だよ。相手がルールを恐れて無茶をしないということは、逆に私たちが『弱いチームから奪う』という選択肢をとった場合、傷つけずに宝箱だけをスマートに奪う必要がある。……それは相当、難易度が高いよ。

そうアヤナが言った。正直ヴィンセントとサマンサはびっくりした。こんなにもこの2人が冷静に分析することができるなんて思ってもなかったからだ。うん、そうだね。じゃあ宝箱をはやく探しに行こう。

ヴィンセントはこの2人について聞きたいことがたくさんあったが一緒に過ごすうちに分かるだろうと思い、今は宝箱を探すのが先だと探し始めたのだった。

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