表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/25

3話 宇漢迷宇屈波宇(うかめのうくはう)現る

登場人物の整理

道嶋嶋足みちしまのしまたり…牡鹿出身の超偉い人。都にいる。蝦夷だが元は関東の血筋。

道嶋大盾みちしまのおおだて…嶋足の子供、今の牡鹿の大領

猪手いのて…オレの第一発見者、道嶋氏の家来

紀広純きのひろずみ…陸奥の按察使(東北を管轄する超偉い人)

伊治呰麻呂これはるのあざまろ…伊治城を預かる偉い人、生粋の蝦夷

宇漢迷宇屈波宇うかめのうくはう…桃生城を預かってたが反乱した人、脳筋タイプ

阿弖流為あてるい…この時代の蝦夷のヒーローのはずだがまだ会ってない



うかめのうくはうは自分の身の振り方をオレに相談してくれているのだ。

おれは牡鹿の蝦夷という事になっているので情勢を聞きたいんだろう。


「正直、今牡鹿を攻めるのは無理だと思いますよ、朝廷も金が欲しくて必至だから相当抵抗してくると思いますし、下手すりゃ蝦夷の集落は全部焼き尽くすくらいの勢いだと…」


「やはり北部の一部の反乱如きでは朝廷は動かぬが涌谷の金となれば話は別か」

アザマロは言った。


史実だとこの後アザマロは紀広純達を暗殺するはずなんだけどもしかしてまだそこまで考えてないのか?

っていうかまさかとは思うけどオレが今その案を提案したりすんのか!?

竹中半兵衛の稲葉山城乗っ取りと違って城を返せば済む話じゃないからなぁ。

多賀城まで攻め込んだとしてその後どうすりゃいいのかさっぱりわからん。


やはりおれ一人の判断じゃ不安だ。別にこの時代が多少変わろうが構わないが死にたくない。

「ところでアテルイさんとは皆さん知り合いじゃないんですか?」


オレは一人の判断に自信が持てないのでこの時代のヒーローアテルイを頼りたかった。

「はて、アテルイとは何処の物じゃったかの?」

なんと、ウクハウは知らないようである。もしかしてアテルイってまだ時代が違う!?


「阿弖流為殿は阿久斗あくと殿の息子じゃ」

アザマロがウクハウに説明してくれた。

「おおそうであった、すっかり忘れとったわい、して阿弖流為が何か?」


なんと、まだ阿弖流為はこの世に台頭していないようである。これはまずい、オレとアテルイとアザマロで策を考えればなんとかなるかと思っていたのに…


おれはしたり顔で言った

「阿弖流為殿は(今何歳なのかもわからんが)頼りになる男、この計画に是非参加してほしいのだが呼び寄せる事はできますかね?」

「ほう、どこからそのような情報を得たのかわからぬがアクトに頼んでみるとするか。」


ちなみにアクトは蝦夷の族長達の中でも今は結構偉いらしい。ウクハウも一昔前は同じように偉かったようだが朝廷側に恭順してしまったため今は面子丸潰れのようである。


「アテルイ殿が来れるよう馬を走らせるのでそれまでお主はゆっくりとしているがいい。しかしお主の持ってきたあの鉄の塊は何のじゃ」

さすがにウクハウもバイクの事が気になっているらしい。


「は、あれは馬行と書いてバイクというものでござります。異国の鉄の馬です。」


言ってて超怪しいと思ったが何とか納得してくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ