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21.暴徒達

『数分後…』



タッタッタ



ローグ「カルアさん出血は?」


戦士「手のひらを弾が貫通した程度だ…どうと言う事は無い…それよりバヨネッタが壊れてしまったのが…」


ローグ「まず手当てしよう!ゲスさん!」


学者「へいへい…」シュタ


戦士「済まない…揉め事を起こしてしまった」


学者「骨とか健に異常は無さそうっすか?」


戦士「分からん…手を握るのは出来る様だ」ニギニギ


学者「ほんじゃ軽傷っすね…軽く包帯あてときゃ直ぐに治りやすよ」マキマキ


戦士「バヨネッタが半分に折れてしまった…これは直せそうか?」ガチャ


学者「あらら…砲身が折れちまってるんで交換せんとイカンすね」


ローグ「やっぱり樹脂だから少し弱いんだね…」


学者「まぁしゃぁないっすよ…とりあえず弾と魔石だけ回収しやしょう」


ローグ「おいらがやっとく」ガチャガチャ


狼女「おいカルア!ミルクのバヨネッタを使え…はぁはぁ」ポイ


戦士「んん?」パス


狼女「戦いはこれからだぞ…備えろ…うぐぐぐぐ」


女盗賊「カルアさん…ミルクを撫でて落ち着かせて」


戦士「あ…あぁ分かった…」ナデナデ


学者「ミルクちゃん戦いはこれからって…何か分かりやす?」


狼女「機械化した野犬は囮だ…反対の海側で何か見えないか?」


女盗賊「え!?」ガバ キョロ


学者「ああああ!!手漕ぎのガレー船が…」


女盗賊「ちょっと…これって硫黄島の時と同じ作戦?」


学者「いやいや今度はちっと狂った感じっすよ?舳先に誰か串刺しになってるんすが…」


狼女「な…んだと!?」ノソリ


戦士「おいおい動くな…落ち着け」ナデナデ



リンゴーン リンゴーン



ローグ「鐘の音…」


学者「どうやら兵隊が夜襲に気付いたんすね…機械化した野犬を追いかけてる兵隊まで聞こえてりゃ良いんすが…」


女盗賊「野犬だけと言うのは考えにくいと思う…他にも居る気がする」


戦士「城を一気に制圧するなら気球だ…気球からアンドロイドを投下するかも知れない」


学者「ガレー船も囮な訳っすね?」


狼女「…」---なんで急に事態が動き出すんだ?---



---なんでミルク達の行く先で色々起こる?---


---アナログハックされてるのか?---




『夜襲』



ワーワー ドタドタ


一般人は城へ避難しろぉ!!急げぇ!!城門を閉めるぞぉぉ!!


賊は複数の毒矢を使う!!矢を受けたら一旦引いて解毒しろぉ!!




学者「銃器無しの戦いっすか…なんか拍子抜けなんすけど…」


戦士「気球は?」


女盗賊「見えない…」


戦士「ううむ…思い違いか?」


学者「シン・リーンの気球みたいに急に接近してくるかも知れんので警戒はしといた方が良いっす」


ローグ「ゲスさん…兵隊の殆どが城の外に出た状況で一般人は全員城の中だ…誘導されて無いかな?」


学者「ええ!?」


ローグ「沢山の魔石を持った人も城の中に入ってる…エネルギー切れで眠ってるアンドロイドを目覚めさせるとか考えられない?」


学者「ちょ…」


戦士「その手が有ったか…」


ローグ「城の構造を熟知してる人も居るかも知れない…ひっくり返される気がする」



狼女「き…聞こえる…虐殺が始まるぞ…」ワナワナ



戦士「なんだって!?」


狼女「城だ!急がんと間に合わん!行くぞ!!」ダダ


戦士「城門が閉まってる…どうやって入る!?」


狼女「黙れ!付いて来い!!」シュタタ


学者「行きやしょう…ワイヤー使えば城壁なんか簡単に登れやす」




『ウ・クバ城』



イヤアァァ タスケテー


おい止めろ!!子供達を追いかけ回すな!


何を兵隊ごときが偉そうに!!あの子達だけ裕福に暮らせるなんて許せない!!私達が受けた苦しみを分からせてあげる!!


何を言ってるんだこんな時に!!



アンドロイド「排除…」ダダ ブスリ


兵隊「ぐあ!!背後から…」フラ


アンドロイド「皮膚…不適合…」ウィーン キョロ


兵隊「このぅ…子供達には近付けさせん…」ヨロ


女「き…機械?」タジ


アンドロイド「サイズ適合…一時的な偽装可能…」グイ


女「ちょ…やめ…放して」ジタバタ


兵隊「食らえ!メタル切り!!」ビシビシ



スパ!! ボトン



女「いぎゃぁぁぁぁぁ!!手が…手がぁぁぁ」ドクドク ブシュー


兵隊「な…何!?」タジ


アンドロイド「優先事項変更…」ポイ


女「ひぃぃぃぃ…」ドタ


アンドロイド「排除優先…戦闘モードに移行」ウィーン プシュー


兵隊「おい!女!!腕を拾って衛生兵まで走れ!!まだ間に合う!!」


アンドロイド「ピピ…」ブン



カーン カーン キーン



兵隊「なっ…コイツ…速い…」タジ



サイボーグ化していた兵隊とアンドロイドの戦いはほぼ互角だった


しかし見る者によっては兵隊がアンドロイドを虐めている様にも見えた


何故ならアンドロイドは女性の姿をしていて華奢に見えたからだ


そして兵隊の行動を阻害する者も出て来る…アナログハックだ…





『城壁の上』



ワーワー ドタドタ


ええい!誰が牢を開けたんだ!!囚人が全員脱獄してる!!


サクラ婦人だけはお守りしろぉ!!


マズい!!誰かやられて生皮剥がされてるらしい


何だって!?異形の魔物が居るのか?


情報が混乱してる!!定位置から動くな!!


上だ!!城壁から誰か侵入してる!!


確認急げぇ!!



学者「めちゃ混乱してるみたいっすね…」キョロ


戦士「ミルクは何処に?」


学者「突っ走っちまいやした…もう援護するしか無いっす」


戦士「くそう…ここで暴れてしまっては誤解が生じると言うのに…」


学者「兵隊に被害が出ない事を祈りやしょう」


戦士「俺が行って暴走を止めなければ…」


学者「行けやす?」


戦士「俺はミルクと約束をしてしまった…行かなければならない」スック


学者「分かりやした…カルアさんの人脈でどうにかして下せぇ」


戦士「行って来る!!」ダダ


女盗賊「ゲス!町の方に出てる兵隊の援護でバヨネッタ撃っても良いかな?射手が居ないから苦戦してるみたい」


学者「味方ですアピールっすね?」


女盗賊「ちょっと違うけどガレー船から降りて来てる賊を追い払わないと城の混乱も収まらないと思って…」


学者「しゃぁないすね…参戦しやすか!後でどんな罰則あるか分からんのですけど…」


ローグ「ゲスさん!ヘッドギア!!」


学者「おっと?」スチャ


ローグ「アンドロイドを見つけた…多分そこら辺にミルクが向かう筈」


学者「分かりやした…フーガ君いつもの奴で援護行けやす?」


ローグ「もう行くしか無いよね?」


学者「頼んます…アンドロイドの弱点は左耳の後ろっす」


ローグ「分かってる…単発のバヨネッタを死角から当てて行く」


学者「おなしゃす」


女盗賊「ゲス!狙撃!!賊の出足を押さえる…」ターン!


学者「へいへい…」スチャ ターン!




『暗躍する者』



その男はウ・クバ城の構造を熟知していた


魔石を売る商人に扮して城内へ潜り込めた…兵隊達には魔石が必要だったからだ


隠し通路も何もかも知って居る…


本人は操られて居る自覚は無い


アーカイブからその眼を覗かれて居る事など自覚出来ないのだ


ただ何となく知って居た様な知識なのか…記憶なのか…


それを辿って眠っていたアンドロイドを目覚めさせた


そして兵隊に見つかり捕らえられた顛末…



魔石売り「うぐぅぅ…もう…止めて…くれ」グター


兵隊「黙れ貴様ぁ!!他の仲間は何処だ!?何人居る!!?答えろ!!」ドカッ


魔石売り「ぐへぇ…」ベチャー


兵隊「ええい!クソ!!そのまま牢に入ってろ!!」



ガチャン!! カチャカチャ



兵隊「マズいな…王城の隠し通路まで踏破されてしまって居るか…誰が内通してるんだ…」ボソ




『脱獄囚』



牢に入れられていた囚人たちはウ・クバ領を荒らす山賊達だった


彼らは前領主の下で働いていたあらくれ共だ


その全員が脱獄して混乱する兵隊達を横目に城を脱出しようとしていた



賊1「ウハハ情報通りだ!港まで味方が来てる筈だ!」


賊2「牢の鍵を持って来た奴は誰だったんだ?あいつ捕まったぞ?」


賊1「構うな!どうせ捨て駒だ!そんな事よりあの機械が暴れてる今の内にズラかんぞ!」


賊2「待て!どういう話になってるのかちったぁ説明してくれ」


賊1「お前何も聞かされないでとっ捕まってたのか?」


賊2「俺は捕まって随分長い…直近の作戦なんか聞いて無え」


賊1「早い話国盗りだ…領主不在で手薄になった所で城を占拠する事になってんのよ」


賊2「それじゃズラかる必要無いだろう」


賊1「直に備蓄されてる例の物が火を吹き始めるぞ?」


賊2「まさか古代の兵器を動かすのか?」


賊1「なんつったけな…ミサイルだっけか…どっかのお偉いさんが狙ってるって訳だ…この作戦が上手く行きゃ一生安泰な金が貰える」


賊2「まぁ良い…味方に合流出来りゃその後は金持ちになってるって訳だな?」


賊1「俺等は陽動で逃げ回ってりゃ良いって寸法だ…兵隊の注意を逸らしてりゃ他の奴らがミサイルぶっぱし始める手筈になってる」


賊2「分かった…大金を目の前に死ねんなぁ」


賊1「兵隊とガチるのだけは止めとけ…兎に角逃げろ…奴らは重装着込んでる分遅い」


賊2「古代の兵器を動かすのは誰がやるんだ?」


賊1「そこまで聞いて無えが…どうせ毛色の違う貴族崩れの奴だろう」


賊2「アナール卿のお抱えだった奴か?」


賊1「さぁな?その後どうなったのかも知らん」


賊2「まぁ察した…それでどうやって脱出するつもりで居る?」


賊1「考え中だ…どうも隠し通路は使えそうに無い…城に居るガキ共を盾に使いながら逃げるのが良いとは思うんだが…」



ターン!



賊1「む!?銃声?」


賊2「おぉ…味方が押し入ってるのか?」


賊1「いや…そんな話聞いて無え…まさか兵隊の中に銃器持ちが居たと言う事なのか?」


賊2「状況の見極めが必要そうだ…隠れて様子見しよう」


賊1「こっちだ!来い!!」ダダ




『城壁の上』



モクモク モクモク



学者「くあぁぁぁ…煙幕焚かれとるじゃないすか…」


女盗賊「これ…住民も共犯?」


学者「そんなんが混じってるんすね…」


女盗賊「視界悪くなったら弓が当たらなくなるのに…」


学者「別の手段を持ってるか…そもそも狙いが違うんすね…やっぱあのガレー船も陽動に思いやす」


女盗賊「この感じ…今までの海賊とは違う気がする」


学者「エルフを生け捕り出来るくらいなんでプロに間違い無いっすね」



ドタドタ ガチャガチャ



兵隊「お前等ぁ!!銃器を持ってるな!?覚悟しろ」スチャ


学者「ちょちょ…ちょい待ちちょい待ち…」タジ


兵隊「盾展開!!囲めぇ!!」



ゾロゾロ ガチャガチャ



学者「待って下せぇ…敵じゃ無いっす!色々マズそうなんで援護しに来たんす」


兵隊「なんだと!?」


学者「俺っち達はバレンシュタイン卿の知り合いっす…ほんでサクラ女王にも話が通じると思いやす」


兵隊「証拠を示せ!」


学者「そんな事言われてもっすね…」


女盗賊「白狼の盗賊団が来たと伝えて貰えれば良いかも知れない」


兵隊「何ぃぃぃ!!白狼の…一味だ…と?」タジ


学者「そーっすね…サクラ女王ならそれで確認に来ると思いやす」


兵隊「罠の可能性がある…確認出来るまで拘束させてもらう」


学者「あいやいや…今そんな事言ってる場合じゃ無いと思うんすけどね」



ヒソヒソ…


おい聞いたか?白狼の一味らしいぞ?


この場面でその名が出るか…


いやでも片方は子供だぞ?



学者「ええとっすね…単刀直入に言うと今かなりマズイ状況に思いやす…」


学者「兵隊の殆どが城の外に誘き出されてるんすよ…ほんで城の中で色々起こり始めてるっすよね?」


学者「もしかしたらサクラ女王を狙われてるとか有りやせんか?」


兵隊「そんな事分かって居る!だから不審な侵入者をこうして捕えに来た訳だ」



ドーン!! タタタターン!!



兵隊「ムム!!?」キョロ


学者「手榴弾とバヨネッタの音っすね…どうやらフーガ君が動き始めやしたね…」


女盗賊「城の方!!ヘッドギア使って状況確認出来る?」


学者「ちっと待って下せぇ」カチャカチャ


兵隊「動くな!!」


学者「邪魔せんで下せぇ!アンドロイドが動いてるんで最悪プラズマ撃たれてメチャ被害出やすよ?」


兵隊「何をする気だ!!?」


学者「只の暗視と赤外探知っすよ」キョロ


女盗賊「どう?」


学者「城の中まで見通せんっすね…」


女盗賊「エネルギー探知は?」


学者「あちこち魔石が動き回ってて良く分からんのですが…ええと…」カチャカチャ





『城内』



ドタバタ ガヤガヤ


うお!!?何だ!!?何の攻撃だ!?


ウェアウルフが紛れ込んでる!!子供達に近付けさせるなぁ!!




戦士「ミルク!!落ち着け!!ここで暴れるな」ダダ


ウェアウルフ「ガウルルル…ウガァ!!」



ガブリ



戦士「ぐあ!!止め…ろ」


ローグ「カルアさん!!ミルクから離れて!!変態が半端だから直ぐに解けて眠る筈!!」


戦士「う…腕が…」



ウィーン プシュー



アンドロイド「alarm alarm alarm 」ビリビリ パチ


ローグ「な…まだ動くのか?」タジ


戦士「ミルクは俺がなだめる…そっちをどうにかしてくれ…」


ローグ「魔石銃は何処!?」


戦士「何処かその辺に落ちてる筈…ミルクの剣も何処かに…うぐぐ」タジ


ウエアウルフ「ガァァァァ!!」ガブリ ブチブチ


戦士「ぐああああ…ミルク!!目を覚ませ!!」



兵隊「射手!!撃てぇぇぇ!!」



シュン シュン グサグサ!!



戦士「止めろぉ!!撃つなぁぁ!!」


ローグ「もうメチャクチャだ…おいらがヤルしかない…」---魔石銃は何処に!?---


ローグ「…」---あった!!破壊の剣も一緒に---


ローグ「…」---よし!これが有ればアンドロイドの頭部を切り落とせる---




現場は混乱していた


人の皮を中途半端に被った血みどろのアンドロイド


突如現れたウェアウルフが狂った様に暴れ始めアンドロイドを圧倒する


それでも執拗に動くアンドロイドの背後で急に爆発が起きた


何処に誰が潜み…誰が敵なのか味方なのか分からない…兵隊達は混乱した


それを制したのはフーガが振るった一刀…


アンドロイドの首が転げ落ちた所で事態は徐々に収束していく



『城壁の上』



ボエーー ボエーー



学者「んん?ほら貝の音っすね…」キョロ


女盗賊「ガレー船の方角…もしかして撤収の合図?」


学者「なんかアンドロイドとどう動きを合わせてるのか良く分からんすね…」


女盗賊「城の中の様子は分からないの?」


学者「エネルギー探知だけでどれがどれなのか分からんすよ」


女盗賊「アンドロイドは見分けが付くって言ってたじゃない」


学者「エネルギーがフル充填されて無いんで小さいんす…変な形してるんすけど見失っちまいやした」


女盗賊「ヘッドギアも万能じゃ無いか…」



ガラゴロガラゴロ



兵隊「ムム!!誰だ落とし門を開けるのは!!」ドタドタ


学者「丁度真下なんで死角っすね」ウロウロ


兵隊「おい!勝手に動き回るな!サクラ婦人に連絡が付くまでは自由にさせんからな!!」


学者「誰が城門開けてるのか確認しに行かんでも良いんすか?」



ドタドタ ドタドタ


射手!!射手は居ないか!!?



学者「おろろ!!?」キョロ


兵隊「どうやら囚人が徒党を組んで逃げようとしている様だ…お前達の仲間か?」ギロリ


学者「関係無いっすね」


兵隊「よし!それならその銃器で脱出する囚人を撃って見ろ」


学者「そら構わんのですけど…当たり所に寄っちゃ死んじまいやすぜ?」


女盗賊「ゲス!町で戦ってる兵隊が挟まれる形になるから援護しないと危ないかも」


学者「しゃぁ無いすね…煙幕に隠れられる前にちっと当てときやすか…」


女盗賊「これ…距離近いから単発で当てると…」


学者「オーバーキルになるんで4連使って軽いの当てる感じで良いっす」


女盗賊「おっけ…」チャキリ


学者「…」---そーっすよね---



---本来人間に向かって使う武器じゃ無いんすよ---


---囚人とはいえやっぱ躊躇っちまいやすよね---




『城門』



イヤー タスケテー


クソう…お前達…卑怯な真似を…



兵隊「子供達には手を出すな!」タジ


賊1「ガキの命が惜しけりゃそれ以上近付くな」スラーン チャキ


賊2「味方のロングシップが港を占拠してそうだ…あそこまで走れば良いんだな?」


賊1「射手に撃たれん様にバラけて行け」


賊2「ありゃ誰の船なんだ?俺ぁ作戦の内容聞いて無いもんだからよぅ」


賊1「ルクレールだと聞いた…」


賊2「おぉ!!皮剥ぎのルークか…海賊王の娘の右手…えらく大物が来てるんだな」


賊1「無駄口は良いからさっさと先行して退路確保しろぉ」


賊2「それじゃ先に行かせてもらうぜ?」


賊1「城壁に射手が上がってる様だから上手く囮になるんだな!行けぇ!!」


兵隊「待てぇ!!」ダダ


賊1「おっと!そこを動くんじゃ無え…ガキの命がどうなっても知らんぞ?」


少女「ひぃぃぃ…」ガクブル


兵隊「くぅぅぅ…外道が!!」


賊1「お前等ぁ!!今の内にこの兵隊から武器取り上げてふん縛っちまえ!!」


山賊達「うおおおおお!!」ドドド



兵隊達は子供達を盾に取られ成す術が無かった


そして城壁の上から狙撃を狙うゲスとミファも引き金を引けない


こうして捕らわれの囚人たちの多くを取り逃がしてしまった


その顛末…


囚人達の脱獄を幇助した疑いで2人は拘束され牢に入れられた


一連の騒ぎは港を襲撃に来たガレー船が去って収束して行く


暴徒化した一部の一般民は徐々に兵隊達によって鎮圧された





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