笑顔
「クロノスの件が公開されないのは何故でしょう?」
若菜は小さくぼやく。。
「こっちが訊きたいわよ」
黒川は感嘆してみる。
「石川さんはなんて言ってるんですか?」
「引き続き才田とクロノスを追いかけろって事らしいわ。アンタはどっちにする?今回は別れて捜査が無難だし、希望を聞いてあげる」
「僕は才田の方にします。クロノスは黒川さんに任せます」
「私が任せる側なんだけどね。まぁ良いわ。私がクロノスの方が良いと自分では思う。本来は石川さんに決めてもらいたいけれど、入院中だし仕方ないわ」
「才田の何処に着目すべきでしょうか?」
「女性だし先ずは異性間の怨恨があたりやすいけれど、クロノスが狙っていたとすれば異性間に括るのは視野を狭くするわね」
「なるほど。じゃあ結局クロノスですか?」
「アンタは才田の行動から整理していけば良いわ。主観的にならず情報を集めるのに尽力しなさい」
「了解です」
若菜は余りみせない笑顔を見せる。
「アンタが笑うの気持ち悪いわね」
「黒川さんの顔が面白くて」
「ふざけるな」
「すいません」
「すみませんだ!全く。。」
「じゃあ別行動と行きますか?」
「今日はクロノスの教会閉館だ!」
「そうでしたね。じゃあ今日はもうアガリですか?」
「付き合い切れないわ。。私は今日は結城を追うわ。彼も才田が狙われるなら可能性があるもの」
「了解です。ストーカー楽しんできてください」
「アンタもストーカーだけどねー。石川さんに良い報告ができる様に頑張って。水曜日だけはアンタの方が重要よ」
「僕にとってはいつも重要です」
「そうねー。若手にネタがこぼれ落ちるのを願っとくわ」




