表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/117

休息

授業を終えて結衣は足早に警視庁本部へと向かう。

私も九瑠璃の事言えないかも。

九瑠璃の事になると何もおぼつかない。。

気づけば昨日来た警視庁本部の前まで来ていた。

入り口に女性、、いや才田さんが立っているようだ。

歩いて入り口の方に向かう。少し緊張感が出てきた

「坂木結衣さんかな?」

「そうです。才田さんですよね」

「貴方も私と同じ学校の子なのかな?」

「そうです」

「待ってたわよ。九瑠璃ちゃんPTSDの可能性が高いと思う。私の見立てなんて言っても仕方ないんだけど!ってのは前置きとして、あなた達私の事知ってるのね。」

「PTSDですか、、あの子真正面から向き合いすぎるから心配です。私も才田さんと同じ大学なんです。私は学部は違うのですが、、もう九瑠璃から聞いているかと。。」

「彼女は結衣ちゃんと会った後、また心身を損失気味らしくてね。彼女にちゃんとした形でお礼言いたくて、とりあえず貴方に連絡先教えて置こうかと思ったの」

名刺を差し出す才田さん

「わざわざありがとうございます。」

九瑠璃の事が気になり言葉がしっかり出てこない

「暫く大変だろうけれど付き合ってあげてね。私にできる事があればなんでも言って、少しは力になれると思う」

「それじゃ今日はこのあたりで」

「才田さんもしっかり休んでください」

「勿論。ありがとね。今週末はゆっくりするわ」

才田さんのヒールの音が遠ざかっていく。

私はそれをボヤッと眺めた後、ゆっくり建物に入り。

九瑠璃の元へと今度は思い出したように足早に事務処理を受ける。

一通りの説明を受けて九瑠璃のいる部屋に案内された。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ